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昨今、コンサルティングファームやSierのネクストキャリアとして注目されている「フリーランスコンサルタント(フリーコンサル)」ですが、正社員からフリーランスに独立後にどれくらいの年収になるのか?独立前に知っておきたいものです。
本記事では、フリーランスコンサルタント専門のプロ人材検索プラットーフォーム「コンサルフリー(Consulfree)」を運営する株式会社SowLabが行った「フリーランスコンサルタント年収実態調査(2024年最新版)」をご紹介します。
正社員とフリーランスの年収・月収比較、職位別の年収相場、稼働率別の年収の違い、年収アップのコツや注意点など業界最前線の実態をわかりやすく解説しておりますので是非最後までお読みください。
フリーランスギルド型トップコンサル集団
コンサルフリーは株式会社SowLabが運営する即戦力のフリーランスが集まるコンサルタント専門のプラットフォームです。TMT業界(電機/電子・インターネット・AI・通信・広告メディア・エンタメ・放送業界)を中心に、新規事業開発・組織人事・マーケティング・生成AI・SAP/ERP領域に強みを持つプロが多数在籍しています。
執筆者/運営会社
株式会社SowLab
コンサルフリーマガジン事務局
コンサルフリーマガジンは株式会社SowLab(ソウラボ)が運営する日本最大級のコンサル情報メディア。新規事業開発・組織人事・マーケティング・生成AI・SAP/ERPを専門としたコンサルティング事業、フリーランスエージェント事業(コンサルフリー)、デジタルメディア事業を展開。
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フリーランスコンサルタントとは、企業組織に属さず独立した個人でコンサルティングサービスを生業とするフリーランスの職種です。
コンサルタントとは、会社の多様な経営課題と向き合い解決のための打ち手の考案や施策を実行する専門家の仕事でありコンサル会社勤めをイメージする人が多いですが、中でもフリーランスコンサルタントは、年収アップが期待でき最近注目されている次世代の働き方となります。
近年では、厚生労働省による「働き方改革関連法」や、経済産業省の「ダイバーシティ経営の推進」をを皮切りに、人材の多様化やリモートワークの推進などにより従来の枠組みに捉われないキャリアパスが着目されています。
中でも、ビジネス上で立場が弱いとされていたフリーランス(個人事業主・副業・複業者・ひとり社長)を守る政策である「フリーランス保護新法(通称)」を2023年4月に政府が可決したことから、フリーランス人材の増加は更に加速しています。
フリーランスコンサルタント検索プラットーフォーム「コンサルフリー」を運営する株式会社SowLabのフリーランスコンサルタント年収実態調査の結果をご紹介します。
ここでは、調査結果から得た「会社員からフリーランスコンサルタントに独立後の年収実態や特徴」をポイントごとに解説します。
会社員からフリーランスコンサルタントに独立後の年収相場は1,210万円~1,705万円という結果になりました。(※フリーランスコンサルタントのボリュームゾーンはシニアコンサルタント~マネージャークラスとする)
下記は、フリーランスコンサルタントの年収・月収を週5日稼働×12カ月連続的に受注した場合の年収相場となります。
職位別のフリーランスコンサルタントの年収・月収相場
(週5日稼働×12カ月の場合)
年収 | 月収 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
中央値 | 最小 | 最大 | 中央値 | 最小 | 最大 | |
コンサルタント | 770万円 | 550万円 | 990万円 | 70万円 | 50万円 | 90万円 |
シニアコンサルタント | 1210万円 | 990万円 | 1430万円 | 110万円 | 90万円 | 130万円 |
マネージャー | 1705万円 | 1430万円 | 1980万円 | 155万円 | 130万円 | 180万円 |
シニアマネージャー | 2365万円 | 1980万円 | 2750万円 | 215万円 | 180万円 | 250万円 |
パートナー | 3575万円 | 2750万円 | 4400万円 | 325万円 | 250万円 | 400万円 |
フリーランスのコンサルタントの場合ポジションにより単価レンジは大きく変わるため、シニアコンサルタントクラスであれば月収90万円~130万円、マネージャークラスであれば月収130万円~180万円が市場の相場となります。
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、サラリーマン(正社員)の平均給与は月35万3,600円(所定内給与額)、賞与も含めた年収は579万8,400円となっているため、フリーランスコンサルタントの給与水準が高い傾向にあることがわかります。
正社員コンサルと比べるとフリーランスコンサルタントの年収は約1.1倍~1.6倍ほど上がるとされています。(※職位別の正社員コンサルとフリーコンサルの年収の中央値・最小値・最大値の幅をもとに試算)
職位別の正社員コンサルと
フリーコンサルの年収比較一覧表
(週5日稼働×12カ月の場合)
正社員コンサル | フリーランスコンサル | 増減率(倍) | |||||||
中央値 | 最小 | 最大 | 中央値 | 最小 | 最大 | 中央値 | 最小 | 最大 | |
コンサルタント | 600万円 | 500万円 | 700万円 | 770万円 | 550万円 | 990万円 | 1.3 | 1.1 | 1.4 |
シニアコンサルタント | 800万円 | 700万円 | 900万円 | 1210万円 | 990万円 | 1430万円 | 1.5 | 1.4 | 1.6 |
マネージャー | 1150万円 | 900万円 | 1400万円 | 1705万円 | 1430万円 | 1980万円 | 1.5 | 1.6 | 1.4 |
シニアマネージャー | 1700万円 | 1400万円 | 2000万円 | 2365万円 | 1980万円 | 2750万円 | 1.4 | 1.4 | 1.4 |
パートナー | 2500万円 | 2000万円 | 3000万円 | 3575万円 | 2750万円 | 4400万円 | 1.4 | 1.4 | 1.5 |
※正社員は総合コンサルティングファームの相場で記載
フリーランスコンサルタントの仕事は一定の専門性や経験を求められる高度な職種であるため、もともと正社員時代にも高給取りの方が多くいます。
そのため、変動率としては低く感じる方もいらっしゃいますが、自由度の高い仕事から従来の会社勤めのコンサルタントより魅力を感じる方は多数いらっしゃいます。
一方で、単純に年収が上がるかというと注意が必要です。
株式会社SowLabで多く寄せられるフリーランスのお悩みにも下記があります。
コメントにあるように、フリーランスの案件獲得は正社員と比べると“不安定である”ため、月額単価×12カ月=1年間の報酬と強気で考えすぎないことも重要です。
失注や営業活動期間を鑑みて、フリーランスコンサルタントの1年間の稼働平均月数は約11カ月程度(営業稼働日260日×11/12カ月=238日程度)で仮計算することが賢明です。
ご参考までに、下記は稼働月数別にフリーランスコンサルタントの年収相場を推計したものです。
職位別×稼働月数別の
フリーランスコンサルタントの年収相場
(1年間営業稼働日MAX260日と試算した場合)
週5日×12カ月 | 週5日×11カ月 | 週5日×10カ月 | 週5日×9カ月 | 週5日×8カ月 | |
---|---|---|---|---|---|
1年間の稼働日数 | 260日 | 238日 | 217日 | 195日 | 173日 |
コンサルタント | 770万円 | 706万円 | 588万円 | 441万円 | 294万円 |
シニアコンサルタント | 1210万円 | 1109万円 | 924万円 | 693万円 | 462万円 |
マネージャー | 1705万円 | 1563万円 | 1302万円 | 977万円 | 651万円 |
シニアマネージャー | 2365万円 | 2168万円 | 1807万円 | 1355万円 | 903万円 |
パートナー | 3575万円 | 3277万円 | 2731万円 | 2048万円 | 1365万円 |
ご覧のように、1年間の営業稼働日を260日と置いた場合、大幅に収入の増減があることがわかります。
フリーランスコンサルタントの職種により年収相場が変わる場合もあります。
フリーランスコンサルタントの単価は需要と供給のバランスにより変動するため、需要が高く供給人員が少ない場合に単価が高騰する仕組みになっています。
調査の結果、かつては、戦略案件の方が業務改革・IT改革・PMO職種よりも高い傾向にありましたが、昨今はDX時代とも呼ばれIT人材不足となっており、「ITコンサルタント」によるDX案件の方が単価を上回る傾向にあることがわかりました。
IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社の調査「国内ビジネスコンサルティング市場予測レポート」では、コンサルティング市場全体の売上規模の成長率(CAGR 2019~2024)は4.0%に成長しており、2025年には1兆2,551億円に到達すると推測されています。
\国内コンサルティング市場動向/
特筆すべきは、DX(デジタルトランスフォーメーション)やCloud/AI/ロボティクスなどを代表するように、デジタルを駆使した経営課題の解決をするデジタル分野のコンサルティングニーズが高まっていることがわかります。
更に、フリーランスはコンサルティングファームに依頼されない外堀の案件(=大きな組織ではなく個人に依頼する案件レベル)が多い傾向にあるため、定性的なスキルになってしまいがちな戦略案件よりもシステム導入経験や認証ライセンスなど実態の証明しやすい再現性のあるDX案件に期待が寄せられている傾向があると言えます。
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当メディアを運営する株式会社SowLabは、フリーランスコンサルタント専門のプロ人材検索プラットフォーム「コンサルフリー(Consulfree)」を運営しています。
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フリーランスコンサルタントの年収と報酬体系は非常に密接な関係性があります。
ここでは、フリーランスコンサルタントが案件獲得する際の3つの報酬体系の例を紹介します。
月間報酬体系とは、月の稼働率ベースで毎月末に業務完了報告を行い支払いサイトに基づき報酬が支払われる報酬体系です。
報酬の計算式:
「月単位の稼働率」×「月額単価」×「稼働期間」=報酬
時間単価と比べると、月の高額な単価を保証できるためフリーランスとしては最も働きやすく選定されることが多い体系になります。
一方で、時間報酬体系のようにすき間時間のスポットの形で仕事を探すことができない点がデメリットになります。
時間報酬体系とは、時間ごとにチャージする形で報酬が支払われる報酬体系です。
報酬の計算式:
「稼働した時間」×「時間単価」=報酬
月額報酬体系と比べると、スポットでの案件獲得がしやすく副業や複業者向けと言えるでしょう。
一方で、長期間での稼働などに適していないことから報酬の安定性がなく予測がしづらいデメリットがあります。
定額報酬体系とは、参画するプロジェクトや調査資料の作成など時間や期間に関係することなく、報酬が決まる報酬形態です。
報酬の計算式:
「納品する作成物に対する報酬額」=報酬
月間報酬体系や時間報酬体系と比べると、一見報酬はシンプルで予測しやすいメリットがあると見えますが、定性的な仕事の多いコンサルティング業務においては納品の是非の判断が付きづらいデメリットがあります。
フリーランスコンサルタントの案件獲得としても、定額報酬形態は稀なケースと言えます。
フリーランスコンサルタントが正社員より年収が高くなる理由は下記があります。
ひとつの目の理由として、フリーランスコンサルタントはその名の通り会社に属さないため、会社として受注していたコンサルフィーが直接的に個人の懐に入ってくることがあります。
多くのフリーランスは、フリーランスマッチングエージェントなどを利用し受注しますが、その場合でも会社員より得ていた報酬よりも手取りは増えます。
一方で、正社員の場合は、会社が得ているお金により人材教育・学習費用・労働環境などを整備されているため、それらはフリーランスの個人として補う必要があることは留意が必要です。
2つ目の理由に、高給取であるコンサルティングファームの正社員が悩む、税金による手取り激減の問題が解決されることにあります。
コンサル業界の年収は相場よりも高く、年収1,000万円を超える人は少なくありません。
しかし、日本には累進課税という稼げば稼ぐほど税率が上がる仕組みとなっていることから、課税所得金額が900万円を超えてくると33%が税金になってしまうデメリットがあります。
そのため、サラリーマンコンサルタントの多くは年収に対し手取り収入の低さを懸念に思う人も多く、フリーランスのように経費を活用し手取り最大化のコントロールができる点に魅力を感じる傾向にあります。
正社員からフリーランスコンサルタントになるメリットは下記になります。
フリーランスコンサルタントになるきっかけで最も多いのは「年収アップが期待できるから」です。
前述した「フリーランスコンサルタント実態調査結果」のように、実態として会社員年収の1.2倍~1.5倍は上昇すると感じた人が多いため、待遇が良くなる点はモチベーションアップにもつながります。
コンサルティングファームに所属していると属する組織が専門とするテーマやクライアントに依存してしまいます。
しかし、フリーランスの場合は自分がやりたい仕事を選択することができるため、自分の専門性やスキルを存分に活かせることのできる案件に特化できる点はメリットと言えるでしょう。
実際にフリーランスに独立後仕事のやりがいを感じる人も多く、より自由なコンサルティングワークの新しい働き方とも言えます。
フリーランスは案件ごとに案件獲得をするため、好きな時に好きなだけ時間を決めて働く事ができるのもメリットです。
昨今、リモートワークが推進され育児との両立をしながら仕事をする方も増えてきました。
そのため、会社の規定の縛りのないフリーランスの自由度は時間・場所・労働環境など自分で好みのカスタマイズができる仕事と言えるでしょう。
▼コンサルタントとして起業する方法
コンサルタント業の起業は開業費用がかからず始めやすく、元コンサルティングファーム出身者や中小企業診断士や特定領域の専門家は、正社員から独立開業をして起業に成功する方も多くいます。
一方でフリーランスコンサルタントになるデメリットや注意点も存在します。
特に理想ばかりを追いかけて、現実や注意点を見ないで独立してしまうと後悔してしまうこともあるため留意しましょう。
フリーランスは良くも悪くも自分自身で案件獲得を行う必要があります。
多くの人はフリーランスマッチングエージェントを使い営業活動をしますが、それでも失注が続いてしまう場合も多くあります。
そのため、毎月定期的かつ安定的に仕事が受注できると過信しすぎないように、ある程度の生活防衛資金(もしもの時の貯蓄)を備えておき独立することをおすすめします。
フリーランスコンサルタントはコンサル業界に属します。
そのため、コンサルティング業界そのものの景気に大きく左右されることは注意が必要です。
例えば、昨今は戦略だけでなく伴走型の実現力を重視したコンサルへ、ビジネスサイドだけでなくIT・システムサイドも。と世の中の課題やニーズは変わりつつあります。
コンサル業界全体も戦略ファームがデジタル組織を積極的に組成したり、ITコンサルファームが開発部隊を強化したりと時代の流れによりコンサルタントに求められるスキルセットは追随していかなければいけません。
▼正社員コンサルタントから独立後の成功・失敗
正社員コンサルタントからフリーランスへの独立をすることで「成功する人」「失敗する人」は当然います。憧れを抱き現実を見ず失敗や後悔しないように独立後の体験談を紹介しているので気になる方は御覧ください。
フリーランスコンサルタントとして成功をするために、高年収の狙いやすい職種を紹介します。
職種ごとに単価相場は異なることはありますが、コンサルタント業務の場合まずは自分のスキルと専門性が合致しパフォーマンスを発揮しやすい職種で案件獲得していくほうが賢明です。
経営戦略コンサルティングは、クライアントの最上位課題にと向き合い全社戦略・構造改革・中期経営計画策定・海外進出など会社全体の意思決定に関与する仕事です。
昨今では、戦略だけでなくデジタルを駆使したDX戦略も必須要件となってくるため、戦略的思考×テクノロジーへの理解、の両輪のスキルを身に着けておくことをおすすめします。
また、実現性の高い経営戦略を策定するために、業界への知見やクライアントの業務理解は必要不可欠であるため、出会う案件やクライアントの関係性を常に大切にしながらプロジェクトに参画するようにしましょう。
新規事業開発コンサルティングはBiz-DEV(ビズデブ)などとも呼ばれ、最近注文を浴びているコンサルタントの職種です。
戦略的思考のみならず、新規事業の組織の立上げや、事業計画の策定、複合的なステークホルダーの戦略的アライアンス構築、マーケットの市場調査などクリエイティブな思考とリサーチ力が求められます。
また、昨今では「戦略だけでなく実現まで」と、商品ローンチまでにKPIを置く企業も増えてきたことから、紙作りのコンサルから顧客への商品提供まで支援できる事業開発支援に重きが置かれていることは念頭に置きましょう。
業務改革コンサルティングは、ビジネスサイドのクライアントの業務課題を抽出・整理し、最適なBPR施策を提案する仕事です。
既存に存在する業務を変革することは決して簡単ではないため、クライアントのカルチャーや業務理解を正しくできる理解力や、変革へマインドチェンジをさせるコミュニケーション能力が求められます。
業務改革では、経営管理・組織人事・会計・税務・営業・マーケティング・調達/購買・需給・在庫・R&D・物流・アフターサービスなど一連のバリューチェーンを理解しつつ、いづれかの領域を深く理解した経験や知見が必要となります。
IT改革・DXコンサルティングは、昨今需要が高まっている領域となります。
デジタルトランスフォーメーション(DX)は企業にとって最重要戦略とも位置付けられるようになり、今やデジタルを避けて通る企業はありません。
DXコンサルタントは、IT・テクノロジーに関する知見やシステムのグランドデザイン・設計/開発における導入PMOなど経験がものをいう領域でもあります。
特に、ERP(SAP・Oracle)、Cloud(AWS、GCP、Azure)、CRM(Salesforce、Marketo)などパッケージシステムの選定から要件定義・基本設計・詳細設計/開発・運用保守の一連の流れができる方は重宝されるでしょう。
PMOコンサルティングは、業務改革コンサルティングとDXコンサルティングの両軸の機能を持った横断的な役割を果たします。
PMOは進捗管理・課題管理・リスク管理などのプロジェクト管理だけでなく、プロジェクト全体の推進が円滑に進むようマネジメント層への意思決定促進やそれを支えるための資料作成を行う必要があります。
また、業務×ITの知見なくしては、PMOとしての業務は成り立たないため、様々なプロジェクト経験を積みプロジェクトの全体責任を持てるようになります。
フリーランスコンサルタントは正社員と異なり自らが案件獲得をしなければいけません。
ここでは、年収アップに寄与する戦略的にフリーランスコンサルタントの案件獲得方法を紹介します。
フリーランスコンサルタントは正社員よりもより厳しい目線でクライアントから評価されます。
正社員の場合は、会社ブランドや会社の組織が盾代わりになっていましたが、フリーランスの場合は自分自身だけが全責任を負います。
そのため、正社員の時にスキルや経験をしっかりと身に着けてから独立することをおすすめします。
目安として、総合コンサルティングファームで言えばシニアコンサルタントクラス・戦略コンサルティングファームで言えばシニアアソシエイトクラスまで職位を上げておきましょう。
フリーランスの案件獲得の最初のスタートは「職務経歴書の書類審査」です。
フリーランスの方で職務経歴書を雑多に記載されている方がいますが、フリーランスにとって職務経歴書こそが一番大事であることを肝に銘じておきましょう。
正社員の方は大前提会社の肩書があり信頼を獲得しやすいですが、フリーランスの方はまずは怪しまれることが大前提のため、信頼を落とす行為はご法度になります。
フリーランスは孤独になりやしい職業でもあります。
また、コンサルティングファームとは違い、職位を対外的に証明する術がありません。
そのため、営業活動中や事業参画後で出会うビジネスパートナーは可能な限り大切にしておきましょう。
特にクライアントはもちろん、商流上で関係するビジネスオーナーやフリーランスエージェントなど、フリーランスが一人ではできない営業活動や諸手続きの整備をしている事業者はパートナーと認識し関わっていくことをおすすめします。
結論、未経験からフリーランスのコンサルタントになることは極めて難しいと言えるでしょう。
フリーランスコンサルタントはコンサルティングファームやSier・外資金融・事業会社などのコンサルタント部門などの企業組織で実務経験を積み「一定の専門性と信頼性を獲得した方」に向いている職業です。
また、コンサルタントという仕事とは、クライアントでも解決できない経営課題を、高額なフィーを受取り専門知識や経験をもとに解決する仕事であるため、それ相応な訓練や基礎スキルの習得は必要不可欠です。
別記事で「未経験からコンサルタントに転職する方法と対策」を紹介しているためご覧ください。
同時に、コンサル未経験の方は、どのコンサルティングファームに移籍したいかをの業界・企業研究をしておくと、仕事のイメージや志望動機をしっかりと対策することができます。
フリーランスの案件獲得は一人で行うことは非常に難しいです。
そのため、フリーランスエージェントと呼ばれる案件仲介事業者を利用することをおすすめします。
フリーランスエージェントは、多種多様なクライアントとのコネクションを持ち、難易度の高い対法人との取引関係を持っているためスムーズに案件受注をすることができます。
また、何かトラブルがあったときにもサポートをしてくれるため、孤独になり立場が弱くなりやすいフリーランスの方はエージェントに頼っておくといいでしょう。
当メディアを運営する、株式会社SowLabは、フリーランスコンサルタント向け案件紹介マッチングエージェントである「コンサルフリー(Consulfree)」を運営しています。
経営戦略・新規事業開発・CX・BX・DX・プロダクト開発など豊富なコンサル案件を保有しているため、フリーランスに独立検討中の方・フリーランスコンサルタントで案件獲得に悩んでいる方は是非ご相談ください。
フリーランスギルド型トップコンサル集団
コンサルフリーは株式会社SowLabが運営する即戦力のフリーランスが集まるコンサルタント専門のプラットフォームです。TMT業界(電機/電子・インターネット・AI・通信・広告メディア・エンタメ・放送業界)を中心に、新規事業開発・組織人事・マーケティング・生成AI・SAP/ERP領域に強みを持つプロが多数在籍しています。
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(コンサル依頼・プロ人材活用を目的の企業様のみ対応)
相馬秀幸(そうま ひでゆき)
株式会社SowLab 代表取締役社長
デロイトトーマツコンサルティング合同会社のマネージャーを経てフリーコンサルに独立後、コンサル×マーケティング×デジタルメディア開発スキルを活かし株式会社SowLabを創業。フリーランス検索プラットフォーム「コンサルフリー」を運営。これまでに、経営戦略、新規事業開発、M&A、マーケティング/営業戦略、次世代広告メディア戦略、WEB設計/開発、SEO戦略、生成AI推進など多数のコンサルタントプロジェクトを手掛ける。年間200名以上の企業の事業開発/DX/マーケティング責任者やフリーランスと公私ともに対話する。独自で立ち上げたメディアは過去に5つあり、企画・設計/開発・ライティング・SEO対策・広告宣伝営業・メディア監修などメディアにも精通する。
志村 陸(しむら りく)
株式会社SowLab 執行役員
株式会社博報堂でアカウントプロデュース職に従事した後、HR×Branding×SaaSのスタートアップにジョイン。その後、旧知の仲である相馬から声をかけられ2023年株式会社SowLabに参画。フリーランス検索プラットーフォーム「コンサルフリー」を運営。マーケティングコミュニケーションを軸に事業開発、商品企画、ブランディング、プロモーション、営業企画、セールス、採用、組織開発に関するプロジェクトを経験。マーケティングコミュニケーション領域においては、戦略~エグゼキューションまでの全てを網羅的にプロデュースする。