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早速ですが、コンサルタントに向いている人の特徴をコンサルティングファームで実務経験を持つ体験者がチェックリスト化した一覧は下記になります。
# | コンサルタントに向いている人の特徴一覧 |
---|---|
1 | 好奇心旺盛な人 |
2 | 難題を解く問題解決が好きな人 |
3 | 調査・分析をしたい人 |
4 | 学習意欲が高い人 |
5 | コミュニケーション能力が高い人 |
6 | プレゼンテーション能力がある人 |
7 | チームワーク能力がある人 |
8 | ストレス耐性が高い人 |
9 | 論理的な考え方が好きな人 |
10 | 向上心が高い人 |
IDCの「国内ビジネスコンサルティング市場予測(2023年~2027年)」によるとコンサルティング需要は今後も継続していくと予測され、経済産業省が取り組むDX推進施策などの後押しもありコンサル業界は市場全体が成長する注目業界です。
一方で、東洋経済が行った入社が難しい有名企業ランキングでも大手・外資コンサル会社は上位を占めるほど難関企業であり「コンサル業界に自分は向いているだろうか」と悩む方も多いのではないでしょうか。
順位 | 企業名 | 入社難易度 |
---|---|---|
1 | マッキンゼー・アンド・カンパニー | 68.1 |
2 | ボストンコンサルティンググループ | 66.2 |
9 | EYストラテジー&コンサルティング | 63.2 |
18 | デロイトトーマツコンサルティング | 62.4 |
20 | PwCコンサルティング | 62.4 |
26 | アビームコンサルティング | 62.0 |
52 | NTTデータ | 61.2 |
59 | アクセンチュア | 60.9 |
66 | 日本IBM | 60.7 |
本記事では、そのようなお悩みを持つ方向けに、コンサルの実務経験を持つ体験者や専門家が「コンサルタントに向いている人の特徴」を初心者向けにわかりやすく解説していきます。
▼コンサルに向いている人は転職対策をしよう!
コンサルに向いていてもコンサル業界は入社難易度が高いためしっかりとした準備が必要です。「コンサル業界に強い転職エージェント」で業界独特の面接対策や書類添削を入念に行い確実な内定を獲得しましょう!
▼コンサルは正社員だけでない!
現在コンサル会社にお勤めでキャリアアップをしたい方はフリーランスコンサルタントの道も一案です。一方で独立をすることはリスクも伴うため「フリーランスコンサルタント向け案件紹介マッチングエージェント」に相談してみましょう!
フリーランスギルド型トップコンサル集団
コンサルフリーは株式会社SowLabが運営する即戦力のフリーランスが集まるコンサルタント専門のプラットフォームです。TMT業界(電機/電子・インターネット・AI・通信・広告メディア・エンタメ・放送業界)を中心に、新規事業開発・組織人事・マーケティング・生成AI・SAP/ERP領域に強みを持つプロが多数在籍しています。
監修
相馬秀幸
株式会社SowLab 代表取締役
大手製造業・デロイトトーマツコンサルティングを経てフリーコンサルに独立後、コンサル×メディア開発スキルを活かし株式会社SowLabを創業。製造・電子・通信・放送・広告/メディア・エンタメ業界を中心に、経営戦略、新規事業開発、M&A、組織人事戦略、マーケティング・営業戦略、次世代マスメディア戦略、SAP/ERP導入、生成AI活用、WEB設計/開発、SEO戦略など多数のコンサルプロジェクトを経験。
執筆者/運営会社
株式会社SowLab
コンサルフリーマガジン事務局
コンサルフリーマガジンは株式会社SowLab(ソウラボ)が運営する日本最大級のコンサル情報メディア。新規事業開発・組織人事・マーケティング・生成AI・SAP/ERPを専門としたコンサルティング事業、フリーランスエージェント事業(コンサルフリー)、デジタルメディア事業を展開。
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コンサルタントとは、企業の経営課題を解決するために専門性や経験を駆使して解決策を提供する専門家の仕事です。
コンサルタントとは、簡単に言えば「課題解決の専門家」と言えます。
企業が継続的に成長するために直面する課題は下記があります。
<企業が抱える課題の例>
このように多様な課題を抱える企業にとって内部だけで解決を図るのは難しく、更にはVUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の時代と呼ばれる現代のように、変化が激しいビジネス界で生き残っていくためには、外部の高度な専門知識を持つ経営コンサルタントの支援がしばしば必要とされるのです。
経営コンサルタントの仕事内容について、「具体的に何をするのか分からない」と感じる人も多いかもしれませんが、その根本的な目的や存在意義は、クライアント企業の課題を解決することにあります。
そして、クライアント企業の状況の変化に応じて、コンサルタントの在り方も柔軟に変化していきくのです。
コンサルタントが向き合うクライアントの経営課題は多岐に渡るため、コンサルタントには「業界のプロ」「領域のプロ」が存在し、それらを集団化させた組織・企業をコンサルティングファームと言います。
例えば下記が専門分野別の代表的なコンサルティング職種の種類になります。
コンサルタントの職種の種類一覧
「コンサルティングファーム(コンサル会社)」は外資・日系、戦略系・総合系・IT系・FAS系・シンクタンク系など様々な種類に分かれ、それぞれのコンサル会社が強みとする分野や専門範囲が異なります。
つまり、「コンサルタント」と言っても様々な種類や働き方があるためそれぞれの違いや特徴を理解する必要があるのです。
ここからはこのような「コンサル業界やコンサルタント職種にあなたは向いているのか?」について紹介します。
それでは、コンサルタントに向いている人の特徴10個をそれぞれ見てみましょう。
それぞれどのようなプロジェクト支援の場面で必要になるかの理由や求められるスキルも見ながら「本当に自分はコンサルに向いているのか?」を検証してみてください。
好奇心旺盛な人は、常に新しい知識や技術に関心を持ちコンサルタントに向いていると言えます。
コンサルの仕事は世の中の変化やトレンドの潮流を常に追いかけ、クライアントの課題を最新の技術や手法で解決することを目指します。
例えば、昨今では生成AIやLLMを活用した社内業務効率化のプロジェクトが急成長しており、世界中で発展するテキスト・音声・画像のLLM技術や進化するIT/SaaSツールを調査し、どれがクライアントの業務効率化に役立つかを調査します。
このように、常にビジネスへの興味・関心を持ち積極的な学習姿勢はコンサルタントに求められる重要な特性と言えます。
【コンサル体験者の声】
コンサルに一番重要なのは好奇心ですね。プロジェクトにアサインされるとき、どうしても知らないことが多く書籍や調査など猛勉強して学習しなければいけません。その時に「今まで知らなかったことを楽しんで知りたいと思えること」はコンサルの素養であると思っています。
難問を解くことに喜びややりがいを感じることができる人はコンサルティングワークの複雑なビジネス課題に対しても冷静に分析し根本から解決策を見つけることができコンサルタントとして向いているでしょう。
コンサルタントの仕事はクライアントでも解決できない課題をテーマに扱うため答えを導出するまでは決して簡単な道のりではありません。
例えば売上が停滞している企業に対する営業戦略立案を支援するプロジェクトの場合、売上構成の分析や、KPIのロジック検証、競合他社や市場の成長や鈍化傾向の調査を実施し、顧客ニーズが変化していることを発見しクライアントが打つべき施策を提案します。
そのため、膨大な情報や先行き不透明な市況と向き合うため時に「難しすぎて諦めたくなる」というときも多くあり、このような問題解決の場面を楽しめることはコンサルタントに必要不可欠になるのです。
【コンサル体験者の声】
コンサルタントは問題解決をすることがそもそもの仕事であるため、難しいことを時間をかけ知恵を絞り考え続けるということを楽しめなければいけないですね。
コンサルタントの仕事は、ファクト(事実)やデータに基づき膨大な情報から有用な知見を引き出し、戦略的な意思決定をサポートします。
BtoCの消費財メーカーのマーケティング戦略立案の支援などでは、消費者のライフスタイルに関する膨大なデータを分析し、特定のターゲット層に合わせたマーケティング課題や戦略を策定しなければいけません。
正確なデータの取集、クレンジング、データ加工・整理、データから見える仮説立証、データのPDCAサイクル検証など調査や分析をすることができる人はコンサルティングワークで高いパフォーマンスを発揮できると言えます。
【コンサル体験者の声】
コンサルではよく「ファクト」という言葉が頻出します。つまり、正確な事実をもとに仮説立案・検証することが、本質的な課題解決に重要であるからです。その際に、調査や分析をする能力は必要不可欠だと思っています。
新しい知識やスキルを習得する意欲がある人は、絶えず変化するコンサル業界のビジネス環境に適応し続けることができます。
例えば、大手外資コンサルティングファームでは世界中のクライアントが向き合うビジネストレンドや解決手法となるベストプラクティスを常日頃から共有し、目の前のクライアント課題の解決に活用します。
大手外資コンサルティングファームなどでは下記のように「●●トレンド」のような調査レポートを発行しているのも象徴的な例であり、コンサルタントは常日頃から学習をする必要があります。
学習意欲が高い人は、コンサルタントとして専門性を高める上で欠かせません。
【コンサル体験者の声】
コンサル会社にいると●●勉強会、とか●●レポートの発行など、常に論文やレポートを読んだりして学習することが求められます。そのため、好奇心を持ちながらも学ぶことを楽しめる姿勢は大事ですね。
コンサルティングの仕事は「人」が商売であるため、コミュニケーション能力が必要不可欠です。
明確かつ効果的にコミュニケーションを取ることができる人は、クライアントやチームメンバーとの信頼関係を築きやすく、プロジェクトを円滑に進めることができます。
また、コンサルタントは複雑なビジネスやデータをクライアントにわかりやすく説明し、その結果を踏まえた戦略的な提案をする場面も多く、高いコミュニケーションスキルがあることで顧客の信頼を獲得することができます。
【コンサル体験者の声】
コンサルタントは問題解決をすることがそもそもの仕事であるため、難しいことを時間をかけ知恵を絞り考え続けるということを楽しめなければいけないですね。
プレゼンテーション能力が高い人は、自らのアイデアや提案を効果的に伝え、聴衆の関心や支持を集めることができるためコンサルタントに向いています。
コンサルの仕事の多くは、事業会社の役員クラスや部長などの決済権を持つ上層部にプレゼンすることも多くあります。
その際に、人前で堂々かつ分かりやすくプレゼンテーションできることは、クライアントの理解と賛同を得ることができコンサルタントの提案を成功に導く上で非常に重要な存在になります。
【コンサル体験者の声】
若いアナリストレベルでもプレゼン相手は事業会社でもお偉い人であることも多く、緊張してしまうことも多いです。そうした時に自身をもって一人のプロとしてプレゼンテーションができる人はクライアントからも信頼されると思います。
コンサルの仕事のほとんどはチームで協力して作業を進める必要があるため、チームワーク能力や協調性がある人は向いていると言えます。
課題解決のために多様な専門知識を持つチームメンバーと連携し、一つの解決策を作り上げる過程で、各メンバーの意見を尊重し、効率的なコミュニケーションを取ることが求められます。
そのため協調性やコミュニケーションの柔軟性は、多様な視点を統合しより良い結果を導くために重要なのです。
【コンサル体験者の声】
コンサルタントでクライアントも社内のチームメンバーも巻き込みながらプロジェクトを推進できる人はパフォーマンスが高い傾向にありますね。
コンサルタントは、締切りが迫るプロジェクトや難易度の高い課題に直面することが多く、過酷な状況でも最適なパフォーマンスを発揮するためには、高いストレス耐性が必要です。
時に、クライアントからの厳しいフィードバックをもらうことも多く、重いプレッシャーを感じながらも、自分を冷静に分析し改善策を考えることができる能力が求められます。
【コンサル体験者の声】
コンサルの仕事はプレッシャーと日々闘いストレス耐性がなくてはやっていけないですね。ワークライフバランスやストレス発散の捌け口を上手に構築できる人は継続して業界で生き残れると思います。
コンサル業界は「ロジカルシンキング」と呼ばれる論理的思考力が求められます。
そのため、論理的に物事を考え、理由と結果を明確に結びつけることができる人は、複雑な問題を効率的に解決することができるためコンサルタントに向いています。
例えば、企業のコスト削減案を考える支援をする際に、どの部門でどのような方法でコストを削減できるかを論理的に分析し、具体的な提案を行うことができます。
【コンサル体験者の声】
ロジカルシンキングはコンサルの新入社員の時代から徹底的に教育されます。複雑なビジネスを嚙み砕くためには、ロジカルな思考を常に持ち構造化された提案をしなければいけないですね。
常に自己改善を求め、新たなスキルや知識を身につけようとする向上心が高い人は、コンサルタントとしてのキャリアで成功するために欠かせない資質です。
デジタルトランスフォーメーションが進む中、AIやデータサイエンスなどの新しい領域の知識を積極的に学習し、それを自分の専門分野に統合することで、より高度なコンサルティングサービスを提供することが可能になります。
このような継続的な学習と自己発展の姿勢は、絶えず変化するビジネス環境において、コンサルタントが常に価値を提供し続けるために不可欠です。
【コンサル体験者の声】
向上心や成長意欲が高いコンサルタントの伸びしろはとても速いと思います。コンサル業界には優秀な人も多くタフネスな環境でもあることから、成長したい!と強く信念を持ち勇気をもって泥臭く挑戦できる人はコンサルタントに必要な素質であると思います。
コンサルタントには様々な仕事の種類があるため、自分の興味関心や専門分野を鑑みながら「どの職種が向いているか?」を見定めることはとても重要です。
ここでは代表的なコンサルティング職種の働き方や仕事内容を見てみましょう。
経営コンサルタントとは、企業経営に関わる幅広い課題に対して戦略立案から実行支援までを行う仕事です。
経営コンサルタントの特徴
職種 | 経営コンサルタント |
---|---|
案件内容の例 | 中期経営計画の策定、全社経営戦略、ロードマップ策定支援、経営効率化のための業務改革支援、海外展開支援、など |
必要なスキル・資格 | 基礎的な経営・簿記知識、クライアントの業界知見、コミュニケーション能力、論理的思考力、市場や業界トレンドを読み解く洞察力、、ドキュメンテーションスキル、など |
コンサル会社の例 | 総合型コンサルティングファーム(アクセンチュア、デロイト、PwC、KPMG、EY、アビームコンサルティング、日立コンサルティング、IBMコンサル部門など) |
メリット
デメリット
戦略コンサルタントは、全社的な経営戦略や事業戦略、海外展開戦略など、企業が直面する競争上の課題を解決するために、中長期的な視点から戦略の立案と実行計画の策定を行う仕事です。
戦略コンサルタントの特徴
職種 | 戦略コンサルタント |
---|---|
案件内容の例 | 全社経営戦略、新規事業戦略、事業戦略、事業ポートフォリオ策定、商品戦略、中期経営計画策定、海外展開戦略、AI・技術戦略、DX戦略など |
必要なスキル・資格 | 戦略的洞察能力、高い調査・分析能力、スピード感のある判断力、コミュニケーション能力、論理的思考力、市場や業界トレンドの深い知見、ドキュメンテーションスキル、など |
コンサル会社の例 | 戦略系コンサル会社(マッキンゼー、BCG、ベイン、ATカーニー、ローランドベルガー、ADL、ドリームインキュベータ、Big4系戦略部門など) |
メリット
デメリット
PMOコンサルタント(Project Management Office)は、大規模プロジェクトの計画立案から実行、管理までプロジェクトの進捗・課題・リスク管理や品質管理、スケジュール管理などを行う仕事です。
PMOコンサルタントの特徴
職種 | PMOコンサルタント |
---|---|
案件内容の例 | ゴール設計、PM支援、マネジメント報告、スコープ設定、マスタースケジュール管理、進捗・課題管理、リスク管理、変更管理、メンバー管理、会議設計など |
必要なスキル・資格 | プロジェクトマネジメント能力、リーダーシップ、コミュニケーション能力、マルチタスク能力、ドキュメンテーションスキル、など |
コンサル会社の例 | 総合型コンサルティングファーム(アクセンチュア、デロイト、PwC、KPMG、EY、アビームコンサルティング、日立コンサルティング、IBMコンサル部門など) |
メリット
デメリット
ITコンサルタントは、テクノロジー技術を活用して企業の業務効率化や既存システムの刷新を戦略から実行まで支援する仕事です。
ITコンサルタントの特徴
職種 | ITコンサルタント |
---|---|
案件内容の例 | IT戦略、DX戦略、システムアーキテクチャ設計、エンタープライズアーキテクチャ設計(EA)、ITロードマップ策定、Fit&Gap検証、システム要件定義、システム設計・開発、テスト管理、データ移行管理、マスターデータ設計、API連携、運用保守、UAT・トレーニング、など |
必要なスキル・資格 | IT・テクノロジーに関するトレンド理解と深い知見、スクラッチシステムまたはパッケージシステムに関する知見と操作経験、プログラミング開発、工程管理能力、など |
コンサル会社の例 | IT系コンサルティングファーム(アクセンチュア、アビームコンサルティング、日立コンサルティング、IBMコンサル部門など) |
メリット
デメリット
SAPコンサルタントは、SAP ERPを活用して企業の業務・システムを改革を支援する仕事です。SAPモジュールコンサルタントとも呼ばれ、SAP S/4 HANAをはじめFI, CI, SD, MM, PPなどモジュールごとのパラメーター設定やABAP開発などを仕事にしています。
SAPコンサルタントの特徴
職種 | SAPコンサルタント |
---|---|
案件内容の例 | ERPシステム選定、ERP評価/検証、要件定義、Fit&Gap、パラメーター設定、設計・開発、ABAP開発、マスターデータ管理、テスト管理(統合・単体)、データ移行、運用保守など |
必要なスキル・資格 | SAP認定ライセンス、SAPの各種モジュールのコンフィグ経験、会計/税務・販売・在庫・購買・調達・人事/労務に関する業務知見、ABAPの開発スキル、など |
コンサル会社の例 | IT系コンサルティングファーム(アクセンチュア、アビームコンサルティング、日立コンサルティング、IBMコンサル部門など) |
メリット
デメリット
コンサルタントがより自己実現の場を見つけるための3つのキャリアプランをご紹介します。
一つ目のキャリアプランとしては「コンサル会社から他コンサル会社への転職」です。
現在の会社で得た経験や知見を活かし、より大きなプロジェクトや責任のあるポジションを求めて、他のコンサルティング会社への転職を目指すことが一つの方法です。
コンサル業界ではコンサル会社から他コンサル会社に転籍することは一般化しているため、良いポストや待遇がある場合は是非チャレンジしてみることをおすすめします。
コンサル会社への転職は「コンサル業界に強い転職エージェント」が業界の最新情報を持っているため是非利用することをおすすめします。
二つ目のキャリアプランとしては「コンサル会社から事業会社のポストコンサルへの転職」です。
ポストコンサルタントとは、コンサルティングファームで実務を経験した後、事業会社の幹部やベンチャー企業のCxO、PEファンドに転籍するハイキャリア転職です。
「ポスト」という名の通り、“コンサルティング”というポジションで問題解決能力を最大限に生かし、企業の価値最大化に貢献することが求められる仕事です。
三つ目の選択肢は「コンサル会社からフリーランスへの独立・開業」です。
近年では、厚生労働省による「働き方改革関連法」や、経済産業省の「ダイバーシティ経営の推進」を皮切りに、人材の多様化やリモートワークの推進などにより従来の枠組みに捉われないキャリアパスが着目されています。
中でも、ビジネス上で立場が弱いとされていたフリーランス(個人事業主・副業・複業者・ひとり社長)を守る政策である「フリーランス保護新法(通称)」を2023年4月に政府が可決したことから、コンサルの独立や、コンサルからの起業を考える人は非常に増えてきました。
フリーランスコンサルタントとは、組織に属さない個人のコンサルタントであり高い年収アップも期待でき自由度の高い仕事ができることから人気のキャリアパスになっています。
下図は実際のフリーランスコンサルタントの年収になり正社員と比べても1.2倍~1.5倍の年収アップが期待できることがわかりますね。
一方でフリーランスコンサルタントは、下図のように正社員と比べると収入が不安定になるリスクなども多くあり独立には少々不安も抱えてしまうでしょう。
そんな悩みを持つ方はフリーランスコンサルタント向けのマッチングエージェントを使うことで、安定的な仕事獲得をすることができます。エージェントは案件を紹介してくれ、難しい契約交渉なども一任できるため安心です。