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未経験からコンサルティング業界への転職は年収増加や自己成長が期待できるため人気のキャリア転職となっています。
厚生労働省によると、経営コンサルタントの平均年収は780万となっており、サラリーマン(正社員)の平均給与が579万(令和4年賃金構造基本統計調査調べ)と比べると高額な年収アップができることがわかります。
一方で、コンサル転職は業界独特の高度な専門性やケース面接による問題解決スキルが求められるなど転職難易度が高い特徴を持ちます。その際に、おすすめなのがコンサル業界に強い転職エージェントの利用であり、一人では対策しきれない書類添削や模擬面接対策ができるメリットがあります。
本記事では、世の中に数百社あるコンサル業界に強い転職エージェント選びに悩む方向けに、外資コンサルでの実務経験を持ち実際の採用にも関与したことのあるコンサル業界のキャリアのプロが「本当におすすめしたいコンサル業界に強い転職エージェント」を選び方や比較ランキング一覧を踏まえ紹介していきます。
▼未経験からコンサル業界に転職する方法
コンサルタントへの転職は業界の中でも難易度が高く、特に“コンサル未経験”の方はそのハードルは更に高くなります。そのため、未経験者の方は転職しやすい人・しづらい人の特徴を抑え、自身のバックグラウンドを鑑みた上で書類/面接対策をする必要がありますので、具体的な転職方法や対策を解説している「未経験からコンサルタントに転職する方法と対策」も併せてご覧ください。
執筆者情報
株式会社SowLab
コンサルフリーマガジン事務局
事業開発・DX/デジタル・マーケティングを主戦場とするハイクラス人材のキャリア情報メディア「コンサルフリーマガジン」の運営事務局。外資コンサル・ITコンサル・Sier・広告代理店・FAS・事業会社出身者など多様なバックグラウンドを持つメンバーで“未来のコンサルティング(課題解決)”を考え記事寄稿をしています。
コンサルティング業界に強いおすすめ転職エージェント・転職サイトを比較一覧形式でまとめた結果は下記になります。
コンサル業界に強い転職エージェントはコンサルティングファームの分野により大きく3種類に分かれます。
理由として、コンサルティングファームには戦略系・BIG4・総合系・シンクタンク系・FAS系・組織人事系など様々なコンサル分野が異なるため、分野別に求人を多く持つ強み・弱みが転職エージェントにより異なるのです。
総合系(総合型)転職エージェントとは、コンサルティング業界への転職求人だけでなく、幅広い業界・業種・職種を扱う特徴を持ちます。
コンサル業界への転職では、戦略系コンサルティングファーム(BCG、ベイン、ローランドベルガー、ATカーニー、ADLなど)、総合系コンサルティングファーム(アクセンチュア・デロイト・PwC・KPMGなど)、IT系コンサルティングファーム(NTTデータ、IBM、アビーム、クニエなど)、シンクタンク系コンサルティングファーム(NRI・大和総研・日本総研・富士通総研など)幅広い求人を扱う点に特徴があります。
総合型転職エージェントの特徴
メリット
デメリット
戦略系コンサル転職エージェントとは、コンサル業界転職で最も難易度が高いとされる「戦略系コンサルティングファーム」に強みを持つエージェントです。
戦略系コンサルティング会社は、経営課題の最上位である全社経営戦略・中期経営計画・事業ポートフォリオ設計・海外戦略・全社組織構造改革などを主なプロジェクトとしており、高学歴×高度な専門性×高い英語能力など難易度が最も高いとされています。
そのため、転職フローも独特であり、短時間での問題解決型のケース面接やフェルミ推定、英語面接による能力テスト、ゲーミングテストなどがあり潜在的な地頭能力や問題解決能力を徹底的に審査されます。
戦略系転職エージェントの特徴
メリット
デメリット
IT系コンサル転職エージェントとは、ITコンサルティングファームへの転職に強いエージェントです。
ITコンサルティングファームは、DX・SAP ERP・AWS・Azure・GCPなどの大規模システム導入を支援するプロジェクトが多く、SE/エンジニアバックグラウンドやパッケージベンダー出身者が転職しやすい特徴を持ちます。
IT系コンサル転職エージェントは、エンジニアリングやパッケージに詳しい担当者が担当することも多くシステムやSAP ERPに詳しい人などがカウンセリングを行ってくれます。
IT系転職エージェントの特徴
メリット
デメリット
業界・業種に捉われずコンサル業界以外も取り扱う総合系転職エージェントのおすすめを紹介します。
上記のエージェントは多種多様な業界を取り扱っており、コンサル業界では総合型・IT型・シンクタンク・ブティックファームへの転職の際に利用できます。下記は代表的な総合型で狙えるコンサル企業の例になります。
▼総合型エージェントで狙える転職企業先一覧
リクルートエージェントは株式会社リクルートが運営する総合型転職エージェントサービスです。
国内最大規模の求人数を誇り公開求人で44万件件以上となっており、コンサル業界だけでなくIT・商社・広告・不動産・人材・医療など幅広い業界・業種の求人の転職求人があります。
業界の採用事情に詳しいキャリアアドバイザーが応募書類の書き方や面接対策などのアドバイスを行い、エージェント型としての丁寧かつ効果的なサポートが期待できます。
類似するサービスにリクナビNEXTがありますが、リクナビNETはWeb上に経歴を登録することで企業からスカウトオファーが届くスカウト型プラットフォームである点に違いがあります。
サービス名 | リクルートエージェント |
運営会社 | 株式会社リクルート |
エージェント種類 | 総合型転職エージェント |
対象年齢 | 20代、30代、40代 |
求人特徴 | 営業・販売・カスタマーサービス 企画・マーケティング・経営 事務・管理 物流・購買・貿易・店舗開発 コンサルタント 金融専門職 不動産専門職 クリエイティブ SE・ITエンジニア エンジニア(設計・生産技術・品質管理) 建築・土木・設備 医療・医薬・化粧品 |
求人地域 | 北海道 東北 宮城県 関東 東京都 中部・東海 愛知県 関西 大阪府 中国・四国 広島 九州・沖縄 |
年収相場 | ー |
転職求人数 | 公開求人 440,000件以上 / 非公開求人 320,000件以上 |
使いやすさ |
パソナキャリアはパソナグループが運営するハイクラス転職エージェントサービスです。
人材ビジネス業界のパイオニアであり長年にわたり積み重ねてきた実績と信頼から、取引先企業は30,000社以上・求人の約半数が「年収800万円以上」のハイクラス求人となっている点が特徴です。
サービス名 | パソナキャリア |
運営会社 | 株式会社パソナ |
エージェント種類 | 総合型転職エージェント |
対象年齢 | 20代、30代、40代 |
求人特徴 | 営業 管理・事務 IT・Webエンジニア 技術職(電気・電子・機械・化学) クリエイティブ マーケティング・企画 コンサルタント・士業 販売員・サービススタッフ 研究・開発(メディカル) 専門職(Web・IT・ゲーム) 専門職(金融) 専門職(不動産・建設) |
求人地域 | 北海道・東北 関東 甲信越・北陸 東海 関西 中国・四国 九州・沖縄 海外 |
年収相場 | ー |
転職求人数 | 公開求人情報総数35,061件 |
使いやすさ |
ビズリーチは株式会社ビズリーチが運営する国内最大級のハイクラス転職サイトです。
エージェント型のサービスサイトとは異なり、優良企業や一流のヘッドハンターからのスカウトをきっかけに非公開案件を受け取ることができます。
企業への直接紹介・面談を斡旋するサービスではないため、様々なヘッドハンターや企業からのスカウトを皮切りに自身の市場価値検証ができる点がおすすめです。
サービス名 | ビズリーチ |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
エージェント種類 | ヘッドハンティング型転職サイト |
対象年齢 | 20代、30代、40代 |
求人特徴 | 経営・管理・人事 営業・サービス マーケティング・広告 IT・ゲーム・デザイン コンサルタント・専門職 金融 マスコミ・メディア・出版 建設・不動産 メディカル 食品・化粧品・日用品 化学・素材 機械・電気・電子・半導体 |
求人地域 | 北海道・東北 関東 甲信越・北陸 東海 関西 中国・四国 九州・沖縄 海外 |
年収相場 | 年収1000万円以上の求人多数 |
転職求人数 | 90,000件以上 |
使いやすさ |
エンワールドはエンワールド・ジャパン株式会社が運営する外資系・日系グローバル転職に強いエージェントサービスです。
外資系・日系グローバル企業とグローバル人材をつなぐ日本トップクラスの人材紹介サービスであり、経営幹部・管理力・スペシャリストなどのハイクラスな求人を多く保有している点に特徴があります。
サービス名 | ビズリーチ |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
エージェント種類 | ヘッドハンティング型転職サイト |
対象年齢 | 20代、30代、40代 |
求人特徴 | 農業・畜産・水産 銀行・金融・保険 建設・インフラ コンサルティング 消費財・日用品・サービス・小売・広告 教育 エネルギー・資源 経営・経営管理 ・(役員クラス以上)・エグゼクティブ 政府系・官公庁・公務員 ホスピタリティ&旅行 人事・総務・エグゼクティブアシスタント 法務・知財・コンプライアンス ライフサイエンス・ヘルスケア・医療機器・製薬 製造業(電気・電子・機械・自動車・化学・その他) 不動産 サプライチェーン、購買、物流 テクノロジー・デジタル・通信 経理・財務 ジョブレベル |
求人地域 | 北海道・東北 関東 甲信越・北陸 東海 関西 中国・四国 九州・沖縄 海外 |
年収相場 | 年収1000万円以上の求人多数 |
転職求人数 | 90,000件以上 |
使いやすさ |
戦略コンサル業界に強い転職エージェントのおすすめを紹介します。
戦略系コンサルティングファームとは、経営戦略・全社戦略・組織構造改革・海外戦略など最高難度の経営課題を解決するトッププロフェッショナルファームであり、コンサル業界でも難易度が高くなるため、コンサル特化型のエージェント活用がおすすめです。下記が代表的な戦略ファームの例です。
▼戦略コンサル型エージェントで狙える転職企業先一覧
ムービンストラテジックキャリアはコンサル業界への転職支援実績No1の圧倒的な専門性を持つコンサル特化型の転職エージェントです。
日本発のコンサル業界特化型エージェントとして25年以上の歴史があり、戦略・経営、IT・デジタル、財務・FAS、組織人事などコンサル特有の領域ごとに外資・内資、大手・中小企業まで幅広いコンサル求人を保有しています。
コンサル業界特有のケース面接対策や書類添削を徹底的にサポートしてくれるため、未経験の方でもコンサル業界への挑戦をスムーズに行うことができます。
サービス名 | ムービンストラテジックキャリア |
運営会社 | 株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア |
エージェント種類 | コンサル業界特化型転職エージェントサービス |
対象年齢 | 20代、30代、40代 |
求人特徴 | 戦略・経営コンサルタント ITコンサルタント 金融・財務系コンサルタント 組織人事コンサルタント 大阪コンサルタント |
求人地域 | ー |
年収相場 | 年収1000万円以上の求人多数 |
転職求人数 | ー |
使いやすさ |
コンコードキャリは、株式会社コンコードエグゼクティブグループが運営するコンサル・ポストコンサル転職エージェントサービスです。
日本ヘッドハンター大賞MVP受賞の実績を持ち、マッキンゼー・BCGなどのコンサルタント転職や、コンサル出身の経営幹部キャリアを支援するポストコンサル転職に強みを持ちます。
サービス名 | コンコードキャリア |
運営会社 | 株式会社コンコードエグゼクティブグループ |
エージェント種類 | コンサル業界特化型転職エージェントサービス |
対象年齢 | 20代、30代、40代 |
求人特徴 | ▼コンサル系 戦略・経営 総合・業務IT系 シンクタンク 財務系・監査法人 人事・チェンマネ系 ▼金融機関 投資銀行・証券会社 PEファンド・VC プライベートバンク 商業銀行・保険会社 ▼事業会社 COO・経営企画・マーケ CFO・経理財務・M&A CIO・IT企画・社内SE CHO・人事・法務・総務 クライアント支援 営業・広報・その他 |
求人地域 | ー |
年収相場 | 年収1000万円以上の求人多数 |
転職求人数 | ー |
使いやすさ |
IT系コンサル業界に強い転職エージェントを紹介します。
アクシスコンサルティング
はアクシスコンサルティング株式会社が運営するコンサルタント転職・ポストコンサル転職に強い転職エージェントです。
大手ファームの4人に1人が登録する国内最大級クラスのコンサル採用・転職サービスであり、創業20年で約7万5,000人の転職志望者を支援している特徴があります。
アクシスで公開される求人のうち、77%は非公開求人であるため独自情報が多く内定率を高めることができます。
サービス名 | アクシスコンサルティング |
運営会社 | アクシスコンサルティング株式会社 |
エージェント種類 | コンサル業界特化型転職エージェントサービス |
対象年齢 | 20代、30代、40代 |
求人特徴 | 戦略系コンサルティング 総合系コンサルティング ITコンサルティング 人事コンサルティング ビジネスコンサルティング M&Aアドバイザリー シンクタンク 事業再生コンサルティング 中小企業コンサルティング 監査法人アドバイザリー WEBコンサルティング リスクマネジメントコンサルティング 製造業コンサルティング |
求人地域 | ー |
年収相場 | 年収1000万円以上の求人多数 |
転職求人数 | ー |
使いやすさ |
リーベルは株式会社リーベルが運営するITプロフェッショナルのための転職支援サービスです。
リクナビNext「GOOD AGENT RANKKING」受賞や内定率3年連続1位の実績を持ち、カウンセラーがすべてエンジニア出身のためITプロフェッショナルへの転職に定評があります。
サービス名 | リーベル |
運営会社 | 株式会社リーベル |
エージェント種類 | IT業界特化型転職エージェントサービス |
対象年齢 | 20代、30代、40代 |
求人特徴 | コンサルティングファーム SIer ハード/ソフトウェアベンダー Web系 |
求人地域 | ー |
年収相場 | 年収1000万円以上の求人多数 |
転職求人数 | ー |
使いやすさ |
コンサルタント業界への転職エージェント・サイトは数多くあるため、失敗しない上手な選び方のポイントを紹介します。
最も重要な選び方のポイントは、行きたいコンサルティング業界の分野の求人を保有し実績があるかの強みを把握することです。
コンサルティングファームには、戦略・BIG4・総合・シンクタンク・人事/組織・FASなど専門分野ごとに多種多様な会社が存在します。
転職エージェントを選び際は、コンサル業界への転職実績も確認しておきましょう。
コンサル業界は独特の書類選考・ケース面接などがあり転職対策も通常の転職エージェントと異なるため、実績を公開しているエージェントでないと信頼できません。
エージェントに「年間の〇〇コンサル業界への転職実績はどれくらいですか?」と聞くと答えてくれますので是非ヒアリングしてみましょう。
転職エージェントを選ぶ際は、求人数も一緒に見てみましょう。
転職市場でもコンサル需要は多いですが、取り扱い求人が少ないと案件獲得の確率も低くなってしまうため、数万、数千、数百なのかの規模間を知っておくことは重要です。
また、転職エージェントは1社だけに登録するのではなく複数登録しておくことで求人数を補えるため、お気に入りの3社程度に登録しまずはカウンセリングをしてみることをおすすめします。
コンサルタント業界への転職を成功させるポイントを紹介します。
ここでは未経験からコンサル業界に転職するために最低限抑えておきたい必須事項をメインに解説します。
コンサル転職を成功させる最も重要なことは「コンサルタント」という仕事を深く理解しておくことです。
コンサル転職で内定が獲得できない方の特徴として、事業会社独特の考え方から脱却できず「この人はコンサル業界ではパフォーマンスが発揮できなさすそう」と思われてしまうことです。
例えば、コンサル業界では、上司・部下のような上下関係が弱く、実力主義で自らが仕事やタスクを設計しとりに行くスタンスが求められます。年齢が高い・低いは全く関係なく、自らの専門性や主張を大切にするカルチャーであるため、根本的な仕事の姿勢をまずはコンサル寄りにしておくことが大切です。
コンサル業界への転職成功の登竜門は「ケース面接」に通過するための問題解決能力を鍛えておくことです。
コンサル業界は独自の「ケース面接」というものが存在し未経験者からすると最もハードルが高い対策になります。
ケース面接とは、架空の情報を用い、実際の業務で行うようなコンサルティングワーク(課題解決)を実践してもらうことで、問題解決能力や地頭の良さを測る面接手法です。
\コンサルのケース面接/
フェルミ推定ケース面接
フェルミ推定とは、与えられたテーマに対して、論理的思考力を駆使して概算し結論となる数値およびその根拠を説明するケース面接です。
問題解決型ケース面接
問題解決型面接とは、企業の経営状況が記載されるドキュメントが提供され面接時間内に読み解き、課題解決策を提案する面接です。分析能力に加え、瞬発力のある地頭などが求められます。
上記の例のようなケース面接は一朝一夕で身につくものではないため、日々の仕事の中でコンサルティング思考を念頭に置きながら練習をしておくことが大切です。
事業会社やコンサル未経験からコンサル業界への転職で切る確率を高めるものに「圧倒的な専門性」があります。
一例として、昨今ではDXあるいはデジタルスキルがあるとコンサル転職しやすい例をご紹介します。
IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社の調査「国内ビジネスコンサルティング市場予測レポート」では、コンサルティング市場全体の売上規模の成長率(CAGR 2019~2024)は4.0%に成長しており、2025年には1兆2,551億円に到達すると推測されています。
\国内コンサルティング市場動向/
特筆すべきは、DX(デジタルトランスフォーメーション)やCloud/AI/ロボティクスなどを代表するように、デジタルを駆使した経営課題の解決をするデジタル分野のコンサルティングニーズが高まっていることがわかります。
外資コンサルティングファームであるPwCが発表する「日本企業のDX推進実態調査2022」のレポートを見ると、経営戦略に基づき全社的または一部の部門でDXに取り組む企業は90%に到達している一方で、DXの成果を十分に享受されていると感じている企業はそこまで多くないと推測できます。
つまりは、DXをしたい企業に対し、高度な専門性を持つデジタル×コンサルティング人材の活用ニーズがコンサルティング市場の加速の後押しをしていることと言えます。
コンサル業界への転職をしていくうえで「どのコンサル会社に行きたいか?」と志望動機と徹底した企業研究をすることはとても重要です。
下図はコンサルティングファームのカオスマップになります。
ご覧のように多種多様なコンサル会社があることがわかります。下表で有名コンサル会社を一覧形式にしてみましたので、どの企業に転職したいかを見定めておき入念な対策をしていきましょう。
会社名 | 業界/業種 |
---|---|
マッキンゼー・アンド・カンパニー | 戦略系 |
ボストン・コンサルティング・グループ合同会社 | 戦略系 |
ベイン・アンド・カンパニー | 戦略系 |
A.T. カーニー株式会社 | 戦略系 |
株式会社ローランド ・ ベルガ | 戦略系 |
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 | 戦略系 |
株式会社ドリームインキュベータ | 戦略系 |
デロイトトーマツコンサルティング合同会社 | BIG4系/総合系 |
PwCコンサルティング合同会社 | BIG4系/総合系 |
KPMGコンサルティング株式会社 | BIG4系/総合系 |
EY Japan株式会社 | BIG4系/総合系 |
アクセンチュア株式会社 | 総合系 |
アビームコンサルティング株式会社 | 総合系 |
日本アイ・ビー・エム株式会社 | 総合系 |
株式会社日立コンサルティング | 総合系 |
株式会社ベイカレント・コンサルティング | 総合系 |
株式会社シグマクシス・ホールディングス | 総合系 |
株式会社野村総合研究所(NRI) | シンクタンク系 |
株式会社大和総研 | シンクタンク系 |
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所(NTTデータ) | シンクタンク系 |
株式会社三菱総合研究所(MRI) | シンクタンク系 |
株式会社日本総合研究所 | シンクタンク系 |
株式会社富士通総研 | シンクタンク系 |
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 | シンクタンク系 |
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 | シンクタンク系 |
デロイトトーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社(DTFA) | FAS系 |
PwCアドバイザリー合同会社 | FAS系 |
株式会社 KPMG FAS | FAS系 |
EY ストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 | FAS系 |
株式会社経営共創基盤(IGPI) | FAS系 |
フロンティア・マネジメント株式会社 | FAS系 |
マーサージャパン株式会社 | 組織人事系 |
コーン・フェリー・ジャパン(旧ヘイグループ) | 組織人事系 |
ウィリス・タワーズ・ワトソン | 組織人事系 |
エーオンホールディングスジャパン株式会社 | 組織人事系 |
コンサル業界特化型の転職エージェントを利用するメリットを実際の体験談をもとに紹介します。
コンサル業界特化型の転職エージェントを利用するメリットとして、効率的かつ効果的にコンサル会社の企業研究ができる点にあります。
コンサル未経験の方からすると「どのコンサル会社もやっていることが一緒で違いがよくわからない」という質問が多くあります。
一方でコンサル業界経験者からすると「コンサル会社は文化や強みとする領域、年収、社員のコンサルティングレベルが全然違う」と業界の口コミや業界横断で転職してきた人のパフォーマンスを見ることでおおよそ検討がつきます。
一方で、Web上でのHPなどの情報では会社ごとの微妙な差分は見えづらいことが多いため、それらのリアルな差別化要因や違いを知っているのがコンサル業界特化型転職エージェントになります。
特に、志望動機では当たり障りないものよりも、あなたのコンサルファームだからできること、で仕上げる方が情熱も伝わりやすく転職成功率があがるでしょう。
コンサル業界への転職で挫折しやすく難易度が高いとされている理由に「ケース面接」があります。
ケース面接は何度も模擬面接をやり慣れれば誰でもできるようになるのですが、そのためには「一人」ではなく模擬面接官と一緒に練習することが必要不可欠です。
友人や知人にお願いしたいところですが、ケース面接の面接官は一定の地頭やコンサル特有のなぜなぜ質問ができるスキルが必要になるため、転職エージェントのカウンセラーに一任できる点はメリットと言えるでしょう。
総合型の転職エージェントのカウンセラーにお願いすることもできますが、コンサル業界特化のエージェントの方が格段に面接官スキルが高い傾向にあります。
実体験もとに、コンサル業界特化型の転職エージェントを使った感想で言うと自分の市場価値をプロの目線でフィードバックしてもらえる点にあります。
コンサル業界への転職は正直難易度が高く理想だけで追いかけて内定を取れる甘い世界ではありません。
そのため、時に、冷静に「あなたはこの会社には行ける確率は少ない」と明確に市場価値を判断した客観的なアドバイスが重要になることがあります。もちろん、夢を抱き挑戦することは大切ですが、誰が見ても内定確率が低い企業対策に時間をかけることは効率的ではありません。
そのため、転職市場を熟知しているエージェントのプロに相談できる点はメリットと言えます。
コンサル転職エージェントを利用する流れを紹介します。
まずは転職エージェントに登録することから始まります。
気にいった転職エージェントを2~3社選定し、まずはWebサイトから無料登録を行いましょう。
転職エージェント・サイトに登録した後は、多くの企業ではエージェント会社のキャリアカウンセラーとの面談があります。
面談では、学歴・経歴・志望業界・転職時期・希望年収などエージェント側が案件を探すうえで必要となる情報をヒアリングされます。
ポイントとしては、カウンセラーが状況を的確に理解するために事前に職務経歴書を送り希望転職条件を明確に伝えることが大切です。曖昧にすればするほど、双方のコミュニケーションロスが発生しますのでしっかりと準備をしておきましょう。
キャリアカウンセリングが終わると転職求人を紹介してもらえるため、求人に応募してみましょう。
応募後の一般的な転職フローは下記になります。
面接回数は求職者や採用企業により異なりますが、一般的には2~3回のところが多くあります。コンサル業界の場合は、最初にケース面接やケーステストがあります。
コンサル特化型転職エージェントを利用する際のデメリットや注意点を紹介します。
40代・50代のベテラン層は未経験からコンサル転職のハードルは極めて高いとされています。
理由としては、既に長年のキャリアで企業文化や仕事の考え方が定着しており、コンサル特有の仕事の進め方やスピード感についていけず、入社できたとしても途中で挫折してしまう人が多いからです。
一方で、ベテラン層の強みは「専門性」や「クライアントリレーション(顧客信頼構築能力) 」でもあるため、若い層に持っていない独自の強みをアピールして転職の成功をつかみ取りましょう。
未経験からコンサル業界に転職しやすい人の特徴は下記になります。
未経験からコンサル転職しやすい「年齢」は20代~30代と言われています。
特に、20代前半、新卒3年以内の社歴の浅い方は「第二新卒(新卒で入社した会社を数年で退職・転職する人)」でポテンシャル採用が活況であり狙い目になります。
また、コンサルタントの仕事は他業界と比べても働き方や求められるスキルの要求が厳しく「タフネス(体力と忍耐力)」と「柔軟性(物事の吸収力)」がより求められることから、若い活力のある世代が売り手市場であるとされています。
未経験からコンサル転職しやすい「社歴」は、外資系金融・外資系IT・外資系消費財メーカー・総合商社・広告代理店となります。
理由としては、外資系の会社であれば外資系特有の「成果主義」の文化が根付いており、入社後のGAPが少ないことが挙げられます。
また、外資金融・IT・消費財・総合商社・広告代理店などは、コンサルに求められる「ロジカルシンキング」や「仮説立案力」を使った仕事を経験している人も多いため、仕事の再現性が高いと判断されること多いです。
事実、コンサルティングファームに転職する事業会社出身者はこれらのバックグラウンドの方が多く在籍しています。
未経験からコンサル転職しやすい「職種」は、コンサルティング業務に類似する、マネジメント業務や経営企画部門、コンサルティング部門、リサーチ部門などの仕事です。
コンサルタントの仕事は未経験者から見ると“何をしているのかよくわからない”と言われるように、作業の流れや日々の活動のイメージがつきにくいものです。
そのため、コンサルティングワークに近しい仕事経験のある人は入社後の業務GAPが少なく、仕事のパフォーマンスが高い傾向にあります。
また、昨今は、DX時代と呼ばれるようにSAP・OracleなどのERP、AWS・GCP・AzureなどのCloud、Salesforce・Marlketo(Adobe)などのCRMの経験や資格を持つ人も優遇されやすくなっています。
未経験からコンサル業界への転職に成功するためのおすすめの対策ステップを紹介します。
流れとしては、自己分析をしコンサル業界への転職まで定めたところで「仕事を知る」→「業界/企業を知る」→「志望動機を考える」→「面接対策をする」となります。
詳しくは別記事で解説しているので併せてご覧ください。
<景品表示法に基づく表記>本サイトのコンテンツには商品プロモーションが含まれている場合があります。