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コンサルタント業界への転職は業界の中でも難易度が高く、特に“コンサル未経験”の方はそのハードルは更に高くなります。
そのため、未経験者の方は転職しやすい人・しづらい人の特徴を抑え、自身のバックグラウンドを鑑みた上で書類/面接対策をする必要があります。
本記事では、外資コンサル出身である筆者がリアルな体験談を踏まえ、未経験でもコンサル業界に転職するための方法と対策をわかりやすく解説していきます。
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結論、未経験からコンサルタントに転職は可能です。
しかし、年齢・社歴・学歴・語学力などにより「転職しやすい人」「転職しづらい人」がいるのも事実であるため、自分のスキルセットやバックグラウンドを鑑みて適切な対策を打つことが転職成功のポイントになります。
転職しづらい=転職できない、ということではないため、書類・面接対策や業界・企業研究をしっかりと行えば未経験の方でも十分に可能性はあります。
一方で、転職しやすい特徴の方も対策が不十分であれば可能性を閉ざしてしまうのは言うまでもありません。
ここからは、コンサル実務が全く未経験の方向けに、転職のコツや対策方法を具体的な事例を交え紹介していきます。
未経験からコンサル業界に転職しやすい人の特徴は下記になります。
未経験からコンサル転職しやすい「年齢」は20代~30代と言われています。
特に、20代前半、新卒3年以内の社歴の浅い方は「第二新卒(新卒で入社した会社を数年で退職・転職する人)」でポテンシャル採用が活況であり狙い目になります。
また、コンサルタントの仕事は他業界と比べても働き方や求められるスキルの要求が厳しく「タフネス(体力と忍耐力)」と「柔軟性(物事の吸収力)」がより求められることから、若い活力のある世代が売り手市場であるとされています。
未経験からコンサル転職しやすい「社歴」は、外資系金融・外資系IT・外資系消費財メーカー・総合商社・広告代理店となります。
理由としては、外資系の会社であれば外資系特有の「成果主義」の文化が根付いており、入社後のGAPが少ないことが挙げられます。
また、外資金融・IT・消費財・総合商社・広告代理店などは、コンサルに求められる「ロジカルシンキング」や「仮説立案力」を使った仕事を経験している人も多いため、仕事の再現性が高いと判断されること多いです。
事実、コンサルティングファームに転職する事業会社出身者はこれらのバックグラウンドの方が多く在籍しています。
未経験からコンサル転職しやすい「職種」は、コンサルティング業務に類似する、マネジメント業務や経営企画部門、コンサルティング部門、リサーチ部門などの仕事です。
コンサルタントの仕事は未経験者から見ると“何をしているのかよくわからない”と言われるように、作業の流れや日々の活動のイメージがつきにくいものです。
そのため、コンサルティングワークに近しい仕事経験のある人は入社後の業務GAPが少なく、仕事のパフォーマンスが高い傾向にあります。
また、昨今は、DX時代と呼ばれるようにSAP・OracleなどのERP、AWS・GCP・AzureなどのCloud、Salesforce・Marlketo(Adobe)などのCRMの経験や資格を持つ人も優遇されやすくなっています。
未経験からコンサル業界に転職しづらい人の特徴は下記になります。
ただし、転職ができないということではないため、しっかりと対策をすれば可能性は広がるため諦めず転職準備をしましょう。
40代・50代のベテラン層は未経験からコンサル転職のハードルは極めて高いとされています。
理由としては、既に長年のキャリアで企業文化や仕事の考え方が定着しており、コンサル特有の仕事の進め方やスピード感についていけず、入社できたとしても途中で挫折してしまう人が多いからです。
一方で、ベテラン層の強みは「専門性」や「クライアントリレーション(顧客信頼構築能力) 」でもあるため、若い層に持っていない独自の強みをアピールして転職の成功をつかみ取りましょう。
コンサル業界とは「高給取り」「ハイクラスな仕事」「スマート」などのイメージを持つ人も多くいますが、憧れだけが強く、実際に入社してからGAPを感じ転職に後悔してしまう人もいます。
転職の目的は「転職すること」ではなく「転職先で成功をすること」です。
ここでは、体験談として転職に後悔したと感じた人の例をご紹介します。実際の例を見ながら、本当にコンサル転職が自分にとって適切なのか?を自問自答しておきましょう。
コンサル転職で後悔する人でも最も多いとされているのは「仕事のスピードについていけない」ことです。
コンサル業界は“Up or Out”(昇進するか去るか)とも呼ばれるように、仕事でパフォーマンスを十分に発揮できない人は会社に居づらくなる文化です。
また、業務量も膨大であり常に効率的・効果的な仕事の進め方をしていないと、体力もついてこれず体調を悪くしてしまう人も多くいます。
コンサル業界に転職しGAPを感じたとよく言われるのは「予想以上に泥臭い仕事が多い」ということです。
コンサルとは華やかなイメージを持つ人も多いと思いますが、事実、9割型泥臭い仕事です。
例えば、クライアントのミーティングの際は、入念な準備や調査を行い一言一句を丁寧に精査し何度も資料作成の推敲を重ね本番に臨みます。
そのため、蓋を開けると調査や資料作成・情報収集の時間が多くGAPを感じてしまう人も多いようです。
未経験からコンサル業界への転職に成功するためのおすすめの対策ステップを紹介します。
流れとしては、自己分析をしコンサル業界への転職まで定めたところで「仕事を知る」→「業界/企業を知る」→「志望動機を考える」→「面接対策をする」となります。
まず、コンサル業界に転職をするうえで「どのような仕事をするのか?」を理解しておきましょう。
コンサルの仕事のイメージをより具体的にしておくことで、面接官が求める人物像や、アピールすべきポイントがより明確になっていきます。
別記事の「コンサルタントとは?」で初心者向けにわかりやすく解説しているためご覧ください。
コンサルタントの仕事を理解したうえで、「どの企業に転職したいか?」「転職したい企業はどのような会社なのか?」と業界や企業研究をしましょう。
特に業界研究により他社との差別化を把握し、企業研究により志望動機をより明確化することができます。
コンサルティング会社には戦略・総合・BIG4・シンクタンク・FAS・組織人事など専門分野別に多種多様な会社があるため、「コンサルティングファーム企業一覧」でまずは概要を理解しておきましょう。
転職したい企業を選定した後は、コンサル業界で通過しやすい「書類の志望動機の書き方」を知り書類添削することです。
コンサル業界で見られる書類は、事業会社とは少々異なるため、業界特有で好まれる文章になるようコツをしっておきましょう。
\志望動機の例/
※あくまで簡略的な例です
書類を通過すると、面接に進みます。
コンサル業界は独自の「ケース面接」というものが存在し未経験者からすると最もハードルが高い対策になります。
ケース面接とは、架空の情報を用い、実際の業務で行うようなコンサルティングワーク(課題解決)を実践してもらうことで、問題解決能力や地頭の良さを測る面接手法です。
\コンサルのケース面接/
フェルミ推定ケース面接
フェルミ推定とは、与えられたテーマに対して、論理的思考力を駆使して概算し結論となる数値およびその根拠を説明するケース面接です。
問題解決型ケース面接
問題解決型面接とは、企業の経営状況が記載されるドキュメントが提供され面接時間内に読み解き、課題解決策を提案する面接です。分析能力に加え、瞬発力のある地頭などが求められます。
以上、未経験からコンサル転職をする際は、STEP1~4を順に対策していくことで成功率を高めることができるでしょう。
コンサルタントになるために必要とされるスキル・資格は下記になります。
論理的思考力(ロジカルシンキング)とは、複雑かつ膨大な情報を整理し網羅的かつ構造的に論点を設計していく思考力です。
コンサル業界ではよく「MECE(ミーシー)」という言葉が使われますが、Mutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの略称で“漏れなくダブりなく”を意味し、物事を整理する際に使われます。
本質的な課題解決をするためには、生じている問題の原因や因果関係を紐解き、どの課題を解決することが最も効果的かつ効率的か見定める必要があります。
また、専門性の高い分野ほど情報の解読は難しくそれらを第三者にわかりやすく伝える際にも、結論とそれを根拠づける説得材料を構造的に説明する必要があります。
論理的思考力とは定量的に測れないスキルではありますが、コンサル業界で活躍するためには最も重要な能力と言っても過言ではありません。
仮説立案力とは、限られた情報や事実から将来起こりえる見通しを推測する構想力です。
コンサルタントで求められる課題解決には“制限時間”があり、時間を気にせずゆっくりと課題の分析や提案内容を考えることはできません。
そのため、導き出したい結論に対し“このような問題が原因なのではないか?”、“将来おそらくこうなるのではないか?”と、情報や事実の根拠をもとに仮の答えを置く事で短時間で優れた回答を導き出します。
仮説立案力は地頭の考え方はもちろん、専門分野における長年の経験から得たナレッジからも推測されるため、優秀なコンサルタントほど少ない情報で現実に近しい仮説を導出することができます。
論理的思考力・仮説立案力を支えるスキルとして、調査能力/分析能力があります。
優れた課題解決の提案をするためには、裏付けとなる根拠や事実が必要です。
コンサル業界ではよく「ファクト(事実)をもとに説明する」という言葉が出てくるくらい、事実となる情報を重視します。理由としては固定概念を持たず、事実から仮説を立てることが本質的な課題につながるからです。
そのため、海外調査・レポートや書籍の読み込み・有識者へのインタビュー・膨大なデータの解析など優れた調査・分析能力を持つ人ほど網羅的で正確性のある事実を把握し優れた提案をすることができるのです。
コンサルタントの仕事は原則“チームワーク”出することが多いため、プロジェクトメンバーとのコミュニケーション能力が必要不可欠です。
更には課題発見の際のヒアリング力や、プロジェクトオーナーへのプレゼンテーションなど、様々な場面でコミュニケーションをする場面があります。
コンサルタントの仕事は課題解決であるため目に見えた成果を測ることが難しい職業でもあります。
一方で、プロジェクトデリバリーにおいてクライアントの課題や方針を決定するドキュメントとして、PowerPointやExcelを多用することが多く、納品の際に最後に形として残るのはこれらドキュメントになります。
そのため、コンサル業界は特に高度なドキュメント能力が求められ、1日で数十枚、ひと月に数百枚など資料を作成することも多々あります。
コンサルタントの新しい働き方として最近注目されているのが「フリーランスコンサルタント」です。
フリーランスコンサルタントとは、“フリーコンサル”、“独立コンサル”、“個人コンサル”などとも呼ばれ、企業組織に属さず独立した個人として企業にコンサルティングサービスを提供するフリーランスの職業です。
専業として働くフリーランスコンサルタントだけでなく、事業会社に勤めながら副業という形で副業コンサルをする方も多くいます。
最近は、人材の多様化や働き方変革(リモートワーク・副業推進)などが活性化されたことから、注目されている働き方になります。
フリーランスコンサルタントは、組織の専門領域に縛られず自分の専門性やスキルを自由に発揮することができ、正社員よりも年収が上がることが多いため、20代後半~40代と幅広い層がキャリアパスとして歩む人が多くいます。
一方でフリーランスへの独立をし仕事を獲得することは決して簡単ではないため、フリーランスコンサルタント向け案件紹介マッチングエージェントであるコンサルフリー(Consulfree)のような特化型のサービスを利用することおすすめします。
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コンサルフリーは即戦力のフリーランスが集まるトップコンサル集団です。メーカー・TMT業界(電機/電子・インターネット・AI・通信・広告メディア・エンタメ・放送業界)を中心に、新規事業開発・組織人事・マーケティング・生成AI・SAP/ERP領域に強みを持つプロが多数在籍しています。
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コンサル転職を成功させるために転職の基礎知識やジャンル別のおすすめエージェントも別記事で整理していますので是非ご覧ください!
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