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公認会計士向け転職エージェント・サイトおすすめ5選比較ランキング【2024年7月最新】

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公認会計士向け転職エージェント・サイトおすすめ5選比較ランキング【2024年】
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公認会計士向け転職エージェント・転職サイトとは、会計事務所や税理士法人・監査法人・事業会社の経理部門・ベンチャー企業のCFOなど公認会計士や経理、管理部門の転職に特化した転職サポートサービスです。

日本公認会計士協会によると、会員(公認会計士・外国公認会計士・監査法人)と準会員は総計で42,529人存在し、1990年代と比べて約3.7倍と急増傾向にある人気の職種であることがわかります。

公認会計士の登録者人数の推移(日本公認会計士協会)
公認会計士 会員・準会員数の推移(日本公認会計士協会より抜粋)

一方で、民営職業紹介事業所数は約3万社(厚生労働省)と多数存在することもあり、公認会計士向けの転職エージェントや転職サイトを選ぶ際に「求人数」「求人特徴」「対象年齢」「サポート」「エリア」など違いがわからず「Your Best Agent(あなたにとって一番のエージェント)」が見つからず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、そのようなお悩みを持つ方向けに、公認会計士ポジションへの転職経験を持つ体験者やエージェント業界の専門家が「本当におすすめしたい公認会計士向け転職エージェント・転職サイト」を比較ランキング形式でわかりやすく解説していきます。

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コンサルフリー
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コンサルフリーは即戦力のフリーランスが集まるトップコンサル集団です。メーカー・TMT業界(電機/電子・インターネット・AI・通信・広告メディア・エンタメ・放送業界)を中心に、新規事業開発・組織人事・マーケティング・生成AI・SAP/ERP領域に強みを持つプロが多数在籍しています。

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相馬秀幸(株式会社SowLab)

監修
相馬秀幸
株式会社SowLab 代表取締役


大手製造業・デロイトトーマツコンサルティングを経てフリーコンサルに独立後、コンサル×メディア開発スキルを活かし株式会社SowLabを創業。製造・電子・通信・放送・広告/メディア・エンタメ業界を中心に、経営戦略、新規事業開発、M&A、組織人事戦略、マーケティング・営業戦略、次世代マスメディア戦略、SAP/ERP導入、生成AI活用、WEB設計/開発、SEO戦略など多数のコンサルプロジェクトを経験。

株式会社ソウラボ

執筆者/運営会社
株式会社SowLab

コンサルフリーマガジン事務局


コンサルフリーマガジンは株式会社SowLab(ソウラボ)が運営する日本最大級のコンサル情報メディア。新規事業開発・組織人事・マーケティング・生成AI・SAP/ERPを専門としたコンサルティング事業、フリーランスエージェント事業(コンサルフリー)、デジタルメディア事業を展開。
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目次

公認会計士におすすめな転職エージェント・転職サイト5選比較ランキング

公認会計士におすすめな転職エージェント・転職サイト比較ランキング

早速ですが、公認会計士におすすめな転職エージェント・転職サイトを比較ランキング一覧形式でご紹介します。

2024年5月最新

公認会計士向け転職エージェント一覧

サービス名特徴
MS-Japan創業より30年間の老舗。26,000人以上の転職サポートを支援しており、弁護士、公認会計士、税理士、USCPAの有資格者については年間3,000名以上の人が登録。
ヒュープロ公開求人数全国10,000件以上。税理士・会計業界専門求人サイトで公開求人数No1で「士業・管理部門専門」に対応した優秀なエージェントも口コミや評判で定評。
ジャスネットキャリア公認会計士が1996年に創業し取引実績は国内上場企業、監査法人、大手会計事務所、税理士法人、コンサル会社、外資系企業など6200社を超える。
レックスアドバイザーズ監査法人、上場企業の経理財務責任者、ベンチャー偉業のCFO、FAS系コンサルティングファームなど公認会計士系の転職ポジション多数。
ビズリーチ優良企業や一流のヘッドハンターからのスカウトをきっかけに非公開案件を受け取ることが可能。

ご覧のように様々な公認会計士向けの求人サイトがありますが、特に「MS-Japan」は公認会計士・経理・管理部門に特化しており口コミや評判で高い人気を得ている人気のサービスなので是非登録することをおすすめします。

MS-Japan

MS-Japanのサービスイメージ

は株式会社MS-Japanが運営する、 経理・財務・人事・総務・法務・会計事務所・弁護士・公認会計士・税理士などに特化した人材紹介サービスです。

大手監査法人・会計事務所、ベンチャーキャピタルとの豊富なネットワークをもち、大手上場企業、外資企業 優良ベンチャー企業または会計事務所、監査法人、法律事務所、金融機関まで、幅広い求人を保有しています。

事実、創業より30年間の老舗であり、これまでに26,000人以上の転職サポートを支援していることや、弁護士、公認会計士、税理士、USCPAの有資格者については、年間3,000名以上の人が登録をしています。

サービス名
運営会社株式会社MS-Japan
エージェント種類総合型転職エージェント
サポート種類
対象年齢20代、30代、40代、50代以上のシニア層
管理部門職種(経理・財務/人事総務/法務/経営企画)、弁護士、公認会計士、税理士、弁理士、USCPA、社会保険労務士などの資格保有者
公開求人数業界最大級の求人15,000件以上
求人特徴経理・財務
経営企画・内部監査
人事・総務
広報IR・マーケ・購買
法務
秘書・オフィスワーク
会計事務所・監査法人
コンサルティング
法律・特許事務所
金融
社会保険労務士事務所
弁護士
司法試験合格
公認会計士
会計士試験合格
税理士
税理士科目合格
USCPA
社会保険労務士
エリア/地域東京、神奈川、愛知、大阪
利用料金無料
年収相場52%が年収500万円以上
関連サービス

ヒュープロ

ヒュープロのサービスイメージ

は株式会社ヒュープロが運営する、 税理士・会計業界専門の転職エージェントサービスです。

公開求人数は全国10,000件以上となっており、税理士・会計業界専門求人サイトで公開求人数No1となっています。「士業・管理部門専門」に対応した優秀なエージェントも口コミや評判で定評です。

サービス名
運営会社株式会社ヒュープロ
エージェント種類税理士・会計業界専門の転職エージェント
対象年齢20代、30代、40代
公開求人数公開求人数:10,000件以上
求人特徴<職種>
税理士・税務
公認会計士
社会保険労務士
弁護士
経理
財務
人事・労務
法務・知財
CFO
M&A・FAS
エリア/地域東京都、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、兵庫、福岡
利用料金無料
年収相場
関連サービス

ジャスネットキャリア

ジャスネットキャリアのサービスイメージ

ジャスネットキャリアはジャスネットコミュニケーションズ株式会社が運営する、 公認会計士・税理士・経理の転職求人情報サイト・転職エージェントです。

公認会計士が1996年に創業し、取引実績は国内上場企業、未上場優良企業、監査法人、大手会計事務所、税理士法人、コンサルティング会社、外資系企業、株式公開前のベンチャー企業、銀行・証券会社など6200社を超えています。

サービス名ジャスネットキャリア
運営会社ジャスネットコミュニケーションズ株式会社
エージェント種類公認会計士・税理士・経理の転職求人情報サイト・転職エージェント
対象年齢20代、30代、40代
公開求人数公開求人検索結果:2,400件以上
求人特徴<職種>
監査法人
コンサルティングファーム・シンクタンク
税理士法人
会計事務所
青色申告会
IT・情報通信
メーカー
商社
物流・運輸・インフラ
サービス
アウトソーシング・シェアード
金融
不動産・建設
<資格>
公認会計士
会計士補・試験合格
税理士
税理士試験科目合格
USCPA
USCPA試験科目合格
簿記検定
BATIC
エリア/地域
利用料金無料
年収相場
関連サービス

レックスアドバイザーズ

レックスアドバイザーズのサービスイメージ

レックスアドバイザーズは株式会社レックスアドバイザーズが運営する、 公認会計士・税理士・経理・財務に特化した転職エージェントサービスです。

Big4監査法人、上場企業の経理財務責任者、ベンチャー偉業のCFO、FAS系コンサルティングファームなど公認会計士系の転職ポジションや、税理士法人、大手から中堅規模の税理士法人、会計事務所、税理士法人など税理士のポジションも多数そろえています。

サービス名レックスアドバイザーズ
運営会社株式会社レックスアドバイザーズ
エージェント種類 公認会計士・税理士・経理・財務専門の転職エージェント
対象年齢20代、30代、40代
公開求人数公開求人の検索結果:3,300件以上
求人特徴<職種>
税務・会計・監査 資産税・相続税業務 国際税務・海外進出支援 経理・財務 経営企画・内部監査 コンサルティング FAS・財務コンサルティング(M&A・事業再生) 経営・戦略コンサルティング 法務・知財
<資格>
公認会計士 会計士試験合格 税理士 税理士科目合格 USCPA 簿記1級 簿記2級
エリア/地域
利用料金無料
年収相場
関連サービス

ビズリーチ

ビズリーチのサービスイメージ

ビズリーチは株式会社ビズリーチが運営する国内最大級のハイクラス転職サイトです。

エージェント型のサービスサイトとは異なり、優良企業や一流のヘッドハンターからのスカウトをきっかけに非公開案件を受け取ることができます。

企業への直接紹介・面談を斡旋するサービスではないため、様々なヘッドハンターや企業からのスカウトを皮切りに自身の市場価値検証ができる点がおすすめです。

サービス名ビズリーチ
運営会社株式会社ビズリーチ
エージェント種類ヘッドハンティング型転職サイト
サポート種類
対象年齢20代、30代、40代
公開求人数90,000件以上
求人特徴経営・管理・人事
営業・サービス
マーケティング・広告
IT・ゲーム・デザイン
コンサルタント・専門職
金融
マスコミ・メディア・出版
建設・不動産
メディカル
食品・化粧品・日用品
化学・素材
機械・電気・電子・半導体
エリア/地域全国(北海道、東北、宮城県、関東、東京都、中部・東海、愛知県、関西、大阪府、中国・四国、広島、九州・沖縄)
利用料金無料
年収相場年収1000万円以上の求人多数
関連サービス
コンサル業界種類別の強み
戦略総合IT財務/会計組織人事

公認会計士におすすめな転職先

公認会計士におすすめな主要な転職先として、会計事務所・税理士法人・監査法人・会計/財務系コンサルティングファーム(FAS)・事業会社の経理部門、CFOのポジションがありますが、ここではそれぞれの特徴を紹介します。

公認会計士に
おすすめな転職先
  • 会計事務所・税理士法人
  • 監査法人
  • 会計・財務系コンサルティングファーム(FAS)
  • 事業会社の経理部門
  • ベンチャー企業のCFO

会計事務所・税理士法人

公認会計士のキャリアパスで最も多いのが会計事務所や税理士法人の転職です。

会計事務所や税理法人では、幅広い業界のクライアントから依頼される財務諸表の監査や税務申告支援を行うことができ、年間売上が100億円を超える企業の監査を担当できるなど、規模の大きい仕事が魅力になります。

企業や独立を視野に入れる中でも、このような経験は、会計士としての専門性を深めキャリアアップに直結します。

監査法人

監査法人への転職は、大企業や上場企業の財務監査に関わることができ、国際的な業務知識も身につけることが可能です。

大手監査法人は下記が有名であり世界4大会計事務所(Big4)と称されることがあります。

グローバルに活躍するケースも多く、国際会計基準(IFRS)への対応など専門性と国際性を兼ね備えたキャリアを築くのに理想的な職場です。

会計・財務系コンサルティングファーム(FAS)

会計・財務系コンサルティングファームへの転職は、企業のM&A案件や財務改善、リスク管理など、高度な財務分析とアドバイザリー業務に関与することができます。

企業買収案件で財務デューデリジェンスや、クライアント企業の買収成功に関与できるなど、会計士としての知識を活用し、戦略的な思考を磨くことができます。

事業会社の経理部門

事業会社の経理部門への転職は、日常的な会計業務から財務戦略の立案まで、企業の財務健全性を支える核心的な役割を担当することができます。

日本公認会計士協会が発表する組織内会計士ネットワーク会員数によると、全体で2860人ほどの会計士が存在することがわかります。

ベンチャー企業のCFO

ベンチャー企業のCFOへの転職は、財務戦略の策定から資金調達、投資判断まで、企業成長の全般を見据えた重要な役割を担うことができます。

例えば、ベンチャー企業のCFOの経験としては、シリーズAでの資金調達を支援し総額で数億円の資金を確保に貢献するなど、ベンチャーならではのスピード感や戦略的な思考とリーダーシップを発揮する機会が多くあり、ダイナミックなキャリアを求める会計士に最適です。

公認会計士への転職を成功させるために知っておきたい基礎知識

公認会計士への転職を成功させるために知っておきたい基礎知識

公認会計士への転職を成功させるために、事前に知っておくべき基礎知識について説明します。

公認会計士の仕事内容とは

そもそも公認会計士とは、企業の財務状況を把握し、外部に報告する重要な役割を担います。

公認会計士の主な仕事内容

  • 監査業務:
    企業の財務諸表が会計基準に準拠しているかをチェックし、その正確性と信頼性を確保。公認会計士は、独立した第三者として監査を行い、監査意見書を提出。
  • 税務会計:
    企業や個人の税務申告、税務計画、税務相談。税法に基づいた適切な申告を支援し、税務リスクを最小化するアドバイスを提供。
  • 経営コンサルティング/会計コンサルティング:
    企業の経営改善や戦略策定の支援。財務分析、リスク管理、業務プロセスの改善、ITシステムの導入支援なども行う。
  • 会計アドバイザリー:
    会計基準の変更や新しい会計システムの導入時に、企業へのアドバイスを提供。また、M&A(合併・買収)の際の財務デューデリジェンス(事前調査)や評価も行う。
  • 内部監査:
    企業の内部統制の評価や改善提案を行い、組織のガバナンスとリスク管理を支援。
  • 破産・再生支援:
    経営破綻した企業の破産手続きの支援や、経営再生のためのアドバイザリー業務を行う。

公認会計士の仕事には、監査、税務、会計コンサルティングといった幅広い業務が存在し、企業の透明性を保ち、投資者やクレジット市場の信頼を支えることが求められます。

公認会計士になるために必要なスキル

公認会計士になるためには下記のようなスキルを身につけることが大切です。

公認会計士になるために必要なスキル

  • 会計知識:
    企業の財務諸表を理解し作成できる能力。会計基準に関する深い知識と、日々変化する規制や法律に対応する能力が求められる。
  • 監査スキル:
    財務諸表が会計基準に準拠しているかを確認するための監査技術。リスク評価、内部統制の評価、財務データの検証方法など、広範囲なスキルが含まれる。
  • 分析能力:
    数字を精査しデータから意味ある洞察を導き出す能力。また、異常な数値やトレンドを特定し、その原因を突き止める能力も重要となる。
  • コミュニケーション能力:
    クライアントやチームメンバーと効果的にコミュニケーションを取る能力。報告書の作成やプレゼンテーションのスキルも求められる。
  • プロジェクト管理:
    複数の監査や会計プロジェクトを効率的に管理する能力。タスクの優先順位付け、リソースの配分、デッドラインの管理なども求められる。

同時に会計コンサルティングへの転職を検討している方は、コンサルタントに必要なスキルも一緒に習得しておきましょう。

公認会計士になるために必要な資格

公認会計士になるためには、国家資格である公認会計士試験に合格する必要があります。

公認会計士資格は、企業の財務報告や監査に関する高度な専門知識を有する資格であり、日本では日本公認会計士協会(JICPA)が運営しています。

対して、USCPA(米国公認会計士)は、米国の財務報告や監査基準に精通したプロフェッショナルを認定する資格で、American Institute of CPAs(AICPA)が運営しています。

資格名称公認会計士・USCPA
運営会社、組織各国の公認会計士協会、AICPA
取得方法専門試験の合格及び実務経験
有効性無期限、ただし継続的な教育が必要
勉強時間2,500~3,000時間
試験回数年数回
コンサルタントでのメリット財務報告、監査、税務の専門知識が強化

会計コンサルを目指す方はコンサルタントにおすすめな資格を下記記事で整理しているため是非ご覧ください。

年代別の公認会計士の平均年収

厚生労働省が運営するjobtag(職業情報サイト)によると、公認会計士の平均年収(賃金)は746.6万円となっています。

公認会計士の年収は経験や勤務形態、所属する企業により大きく異なりますが、下記に年代別の年収の目安や特徴をご紹介します。

20代(新人~若手)入社直後の公認会計士は、一般的には年収500万円から700万円程度が相場。基本的な監査業務を経験しながら、実務能力を高めていく期間です。
30代(中堅)経験を積みより高度なプロジェクトや責任あるポジションを任されるようになり年収は700万円から1200万円程度に増加する。特に大手監査法人や大企業に勤務している場合、より高い年収を得ることが可能。
40代~50代(ベテラン)シニアレベルに達すると年収は1000万円を超えることが多く、特に管理職やパートナークラスになると1500万円以上になることも珍しくありません。独立して税務会計事務所やコンサルティングファームを経営する場合、業績によってはそれ以上の収入を得ることも可能。

公認会計士の市場規模・人口規模

日本公認会計士協会によると、公認会計士の会員(公認会計士・外国公認会計士・監査法人)と準会員は総計で42,529人いると言われています。

公認会計士の登録者人数の推移(日本公認会計士協会)
公認会計士 会員・準会員数の推移(日本公認会計士協会より抜粋)

1990年代と比べて約3.7倍と急増傾向にあり人気の職種であることがわかります。

失敗しない公認会計士向け転職エージェント・転職サイトの選び方

失敗しない公認会計士向け転職エージェント・転職サイトの選び方

公認会計士向け転職エージェント・転職サイトを選ぶ際に失敗しないポイントとしては、「求人数」「転職実績と専門性」「担当カウンセラーとの相性」「サポートの充実度」を見ることが大切です。

厚生労働省によると民営職業紹介事業所数(転職エージェントや転職サイト)は29,856社と発表しており、無数にあるサービスから自分に合う良質な転職サポートサービスを選ぶことは転職成功の近道になります。

1.公認会計士の求人数が多いか?

まず公認会計士に強い転職エージェントや転職サイトを選ぶ「公認会計士の求人数が多いか?」を確認することが大切です。

公認会計士に人気の転職先には、会計事務所・監査法人・財務/会計系コンサルティングファーム・事業会社の経理部門、ベンチャー企業のCFOなど様々な職種や企業のポジションが存在するため、エージェントが自分の目指す求人を取り扱っているか確認しておきましょう。

一方で、求人数や質は転職エージェントや転職サイトの運営会社によりどうしても強みとする専門性が偏ってしまうリスクもあるため、回避策としては「転職エージェントに複数登録する」ことがおすすめです。

転職エージェントに複数登録した場合と1つだけ登録した場合の違い

転職エージェントの平均登録数は3社~5社ほどであるため、時間がある限り多くのエージェントに会ってみることをおすすめします。転職エージェントのほとんどは無料利用できるため、登録しない方が損だと思っても過言ではありません。

2.公認会計士転職市場の実績や専門性はあるか?

公認会計士の転職を成功させるために、転職エージェント・転職サイトを選ぶ際には「公認会計士転職市場への実績や専門性があるか?」を見極めることも大切です。

転職エージェントには幅広い業界を扱う「業界総合型エージェント」と、特定の専門業界に特化した「業界特化型エージェント」の2種類に分かれます。

例として下記はコンサル特化型転職エージェントの特徴を図示したものです。

コンサル業界特化型専門転職エージェントと業界総合型転職エージェントの違い

例として、コンサルティング業界に転職を目指す際は、戦略コンサル・ITコンサル・経営コンサル・財務コンサルなど「狭いけど深い知見」を持つ転職エージェントの方が、企業研究や面接対策も業界特有の性質を踏まえながら対策できるためおすすめです。

そのため公認会計士転職を目指す場合は、業界特化型の転職エージェントには必ず登録しておき、並行して他業界への視野を広げるために総合型転職エージェントに登録する両輪型の使い分けがおすすめです。

3.担当カウンセラーとの相性は良いか?

公認会計士に強い転職エージェントを選ぶ際は、担当するキャリアカウンセラーの質や相性を確かめることも大切です。

公認会計士への転職は高額年収を狙えることからも人気の転職市場であり、求職者も優秀層が多く競争率(倍率)が高く転職難易度は非常に高い傾向があります。

そのため、徹底した業界研究・企業研究を行い精度の高い職務経歴書や面接対策を行うことが成功へのカギになります。そうした中で、転職エージェントに在籍するキャリアカウンセラーは業界の実務経験者も多く、徹底した志望動機・企業研究・面接対策をすることができるのです。

4.職務経歴書や面接対策のサポートは充実しているか?

公認会計士向け転職エージェントのサービス内容に「職務経歴書や面接対策のサポートが充実しているか?」も確認しておきましょう。

下図は一般的な公認会計士の転職の採用・審査プロセスになります。

コンサル業界への転職準備のプロセスと流れ

ご覧のように内定を獲得するためには、「自己分析」「求人検索」「レジュメ(職務経歴書)作成」「書類審査」「筆記試験」「面接」「条件交渉」と長い道のりが待っています。

これらをたった一人で対策することは極めて難しく、業界に精通し何十名も対策を支援した経験を持つ転職エージェントのサポートに頼ることで精度を高めることができます。

【体験談】公認会計士向け転職エージェント・サイトを使うメリット

【体験談】公認会計士に強い転職エージェント・転職サイトを使うメリット

公認会計士に強い転職エージェント・転職サイトを利用するメリットを実際の体験談をもとに紹介します。

公認会計士に強い転職エージェント
を使うメリット
  • 業界研究・企業研究が効率的にできる
  • 面接・職務経歴書対策ができる
  • 自分の市場価値を検証できる

1. 業界研究・企業研究が効率的にできる

公認会計士に強い転職エージェントを利用するメリットとして、効率的かつ効果的に企業や業界研究ができる点にあります。

体験者コメント

【公認会計士転職エージェント利用者の声】
公認会計士の転職先には会計事務所や税理士事務所などがありますが、いずれも業界初心者の場合、業界や企業研究をすることが簡単ではありません。
その際に、企業文化や採用したい求める人材像などリアルな特徴や違いを知っているのが公認会計転職に強い転職エージェントになります。

2. レジュメ添削・面接対策ができる

公認会計士に強い転職エージェントを使うメリットとして、公認会計士業界特有のレジュメの添削や面接対策ができる点にあります。

体験者コメント

【公認会計士転職エージェント利用者の声】
転職活動が初めてだったのですが最初に躓いたのが「レジュメ作成」と「面接対策」です。新卒の就職活動では学校のキャリアセンターなどで対策ができたのですが、社会人になると周りに頼れる人も少なく独りよがりになりがちですが、転職エージェントに登録したことで無料でカウンセラーのサポートを受けることができました。

3. 自分の市場価値を検証できる

公認会計士専門の転職エージェントを使うことで、自分の市場価値をプロの目線からフィードバックしてもらえる点はメリットと言えます。

体験者コメント

【公認会計士転職エージェント利用者の声】
転職エージェントを使うメリットとして、自分の市場価値を検証できる点にあります。ひとりで転職活動をすると自分の市場価値がわからず背伸びした転職先を選びがちです。そのため、時には冷静に「あなたはこの会社には行ける確率は少ない」と明確に市場価値を判断した客観的なアドバイスが重要になることがあります。そうした際に、専門性の高い転職エージェントの担当カウンセラーから客観的アドバイスを受けられる点は非常にいいと思います。

【体験談】公認会計士向け転職エージェント・サイトを使うデメリットや注意点

【体験談】外資系転職エージェントを使うデメリットや注意点

公認会計士に強い転職エージェントを利用する際のデメリットや注意点を紹介します。

公認会計士に強い転職エージェント
を使うデメリット
  • 未経験者は求人が紹介されない場合がある
  • 転職活動を急かされる場合がある

未経験者は求人が紹介されない場合がある

公認会計士ポジションの転職はハイクラスな仕事が求められる転職市場であるため、実務経験がないなどの未経験者は転職エージェントに登録しても求人を紹介してもらえない場合があります。

体験者コメント

【公認会計士向け転職エージェントの利用者の声】
公認会計士ポジションの転職は国家資格はもちろん実務経験が求められるため未経験者には求人が紹介されませんね。まずは最低限のスキルや経験を身につけたうえで転職活動することをおすすめします。

転職活動を急かされる場合がある

公認会計士に強い転職エージェントを利用すると担当カウンセラーが専属でつくのですが、担当者によっては転職活動を急かされてしまうリスクがあるため注意が必要です。

体験者コメント

【公認会計士向け転職エージェントの利用者の声】
転職活動中に現職から高待遇のポジション移動の話があり途中で転職活動の優先度を下げました。しかし、それまでサポート頂いていたカウンセラーが「まずは転職してみたらどうか」と執拗になるようになり、転職エージェントはあくまで採用の営業数字を上げることが本当の目的なのだとその時悲しくなりましたね。

公認会計士特化型の転職エージェント・サイトを利用する流れ

外資系企業に強い転職エージェントを利用する流れ

公認会計士に強い転職エージェントを利用する流れを紹介します。

STEP

転職エージェントに登録する

まずは転職エージェントに登録することから始まります。

気にいった転職エージェントを2~3社選定し、まずはWebサイトから無料登録を行いましょう。

下図のように、転職エージェントに1社登録するよりも、複数登録することで複数の幅広い分野から求人を選べるメリットがあるのでおすすめです。

転職エージェントに複数登録した場合と1つだけ登録した場合の違い
STEP

担当者とキャリア面談をする

転職エージェントに登録した後は、エージェント会社に所属するキャリアカウンセラーの担当者とキャリア面談をしましょう。

キャリア面談では主に下記のような話を行い、求職者の条件に見合う案件の紹介をしてくれます。

  • これまでの職務経歴・学歴
  • 保有するスキル・経験
  • 転職の条件(転職時期・希望年収・希望職種)
  • おすすめの求人の紹介

ポイントとしては、カウンセラーが状況を的確に理解するために事前に職務経歴書を送り希望転職条件を明確に伝えることが大切です。曖昧にすればするほど、双方のコミュニケーションロスが発生しますのでしっかりと準備をしておきましょう。

尚、「転職サイト」はエージェント型ではないため、サイト登録してもキャリア面談などがないことの方が多いため、対人での面談を希望の方は「転職エージェント」への登録がおすすめです。

STEP

求人を紹介してもらう

キャリアカウンセリングが終わると転職求人を紹介してもらえるため、気になる求人に応募してみましょう。

注意点としては、求人を幅広く見すぎて本来集中すべき第一志望軍(Tier1)への集中が出来なくなってしまう点があります。

求人応募の際のコツとしては、「選択と集中」にあり、下表のようにTier1/2/3と優先順位をつけながら段階的に対策していくことがポイントです。

優先度位置づけ目安
Tier1志望度が最も高い企業群
書類応募はTier2などで書類の通過精度が高まった状態で提出がベスト。
5社
Tier2志望度が2番目に高い企業群
Tier1に類似する企業や業界となる企業群。
10~15社
Tier3予備軍。本志望の業界ではなく少し傾向が異なる異業種。
視野を広げるために転職余地として候補にしておく。
数社
STEP

書類選考・面接実施

気になる案件に応募した後は書類選考・面接実施を行います。

一般的な転職の審査フローは下記となります。

  • 求人応募(書類応募)
  • 書類審査
  • (場合により)Webテスト
  • 面接審査
  • 最終面接審査

面接回数は求職者や採用企業により異なりますが、一般的には2~3回のところが多くあります。

書類選考で通過率が低い場合は職務経歴書の添削や面接対策を行っていくことが大切です。

STEP

内定・条件交渉

面接に合格すると正式に採用企業から内定(オファー)を受け取ります。

内定とは正式な手続き前に内々には決まっていることを伝達することを意味するため、その後、採用条件(入社時期・年収・報酬形態・勤務内容・職位・職種)などを鑑みて最終決断をします。

特に、年収交渉は求職者個人が採用企業に対し交渉することは難易度も高く気を使ってストレスもかかってしまうことから、転職エージェントが仲介に立ちトラブルがないように交渉を代理してくれます。

公認会計士に強い転職エージェントに関するよくある質問

おすすめの公認会計士向け転職エージェント・転職サイトTOP3は?

おすすめの公認会計士向け転職エージェント・転職サイトTOP3は下記になります。

\公認会計士向け転職エージェント3選/

MS-japan

創業より30年間の老舗。26,000人以上の転職サポートを支援しており、弁護士、公認会計士、税理士、USCPAの有資格者については年間3,000名以上の人が登録。
ヒュープロ

公開求人数全国10,000件以上。税理士・会計業界専門求人サイトで公開求人数No1で「士業・管理部門専門」に対応した優秀なエージェントも口コミや評判で定評。
ジャスネットキャリアジャスネットキャリア

公認会計士が1996年に創業し取引実績は国内上場企業、監査法人、大手会計事務所、税理士法人、コンサル会社、外資系企業など6200社を超える。

転職エージェントと転職サイトの違いは?

転職エージェントと転職サイトの違いは転職活動における接触点が「人」であるか「Web」であるかが異なります。

転職エージェントに登録することで専任のキャリアコンサルタントが付き、求人紹介、応募書類の添削、面接対策などのサポートを行います。

対して、転職サイトに登録するとWebサイト上の求人情報を検索でき、自分で求人を探して応募します。転職エージェントのような人によるサポートはほとんどありません。

未経験から公認会計士になれるのか?

未経験から公認会計士になることは決して容易ではありませんが適切なキャリアパスを踏むことで実現可能です。

特に公認会計士になるためには、国家資格である公認会計士試験に合格することが必要になります。また、資格合格後実務経験が必要となるため、監査法人や会計事務所での実務経験を積むことが求められます。

転職エージェントの費用は?無料で使えるはなぜか?

多くの転職エージェントや転職サイトの費用は無料で利用できます。

転職エージェントや転職サイトの収益発生点としては、企業が求職者を採用した際に人材紹介料を獲得します。そのため、転職支援に発生する費用は企業から転職エージェント企業への支払いのみであり、求職者である個人には費用は一切発生しません。

一方で、昨今では一部スカウト型の転職サイトでは有料になるケースがあります。

まとめ

最後にまとめです。

公認会計士に強い転職エージェント・転職サイトのおすすめランキングTOP3を一覧形式で振り返っていきましょう。

\公認会計士向け転職エージェント3選/

MS-japan

創業より30年間の老舗。26,000人以上の転職サポートを支援しており、弁護士、公認会計士、税理士、USCPAの有資格者については年間3,000名以上の人が登録。
ヒュープロ

公開求人数全国10,000件以上。税理士・会計業界専門求人サイトで公開求人数No1で「士業・管理部門専門」に対応した優秀なエージェントも口コミや評判で定評。
ジャスネットキャリアジャスネットキャリア

公認会計士が1996年に創業し取引実績は国内上場企業、監査法人、大手会計事務所、税理士法人、コンサル会社、外資系企業など6200社を超える。

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