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ベンチャー・スタートアップに強い転職エージェント・転職サイトおすすめ6選比較ランキング【2025年5月】

ベンチャー・スタートアップに強い転職エージェント・転職サイトおすすめ比較ランキング
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ベンチャー・スタートアップ企業への転職に強い転職エージェント・転職サイトとは、急成長中の企業や新興企業へのマッチングに特化し、経営層とのつながりや非公開求人を多数取り扱う転職支援サービスです。スタートアップ転職には、「経営に近いポジションで働ける」「成長スピードが早い」などの魅力があります。

経済産業省の「スタートアップ政策に関する調査」によると、大手企業からスタートアップへの転職者の割合は、2018年の11.3%から2023年には25.8%に増加しており、スタートアップが注目される業界であることが分かります。

一方で、ベンチャー・スタートアップ転職は一般企業への転職と比べて情報が限られ、意思決定に迷う場面も少なくありません。そこで本記事では、信頼できるおすすめ転職エージェントの選び方から、実際の体験談をもとにしたメリット・デメリット転職を成功させるためのポイントまで、網羅的に解説していきます。

▼転職エージェントは3万社以上ある!?

厚生労働省の統計によると、全国の民営職業紹介事業所は3万社以上にのぼり、「専門分野・職種」「求人数」「対象年齢層」「年収帯」「対応エリア」「キャリアアドバイザーの質」など、各社の特徴は実に多様です。そのため、どのサービスを選ぶべきか判断に迷う方も少なくありません。まずは、当サイトが厳選・調査した「おすすめの転職エージェント」を確認し、各エージェントの特徴を把握することから始めましょう。

転職エージェント・転職サイトカオスマップ(業界地図)
相馬秀幸(株式会社SowLab)

監修
相馬秀幸
株式会社SowLab 代表取締役


大手製造業・デロイトトーマツコンサルティングを経てフリーコンサルに独立後、コンサル×メディア開発スキルを活かし株式会社SowLabを創業。広告/メディア・エンタメ・放送・人材・製造・通信のTMT業界を中心に、経営戦略、新規事業、M&A、組織人事、マーケティング・営業戦略、SAP/ERP導入、生成AI活用、WEB設計/開発、SEO戦略など多数のコンサルプロジェクトを経験。

株式会社ソウラボ

執筆者/運営会社
株式会社SowLab

コンサルフリーマガジン事務局


コンサルフリーマガジンは株式会社SowLab(ソウラボ)が運営する日本最大級のコンサル情報メディア。新規事業開発・組織人事・マーケティング・生成AI・SAP/ERPを専門としたコンサルティング事業、フリーランスエージェント事業(コンサルフリー)、デジタルメディア事業を展開。

目次

ベンチャー・スタートアップに強い転職エージェント・転職サイトおすすめ比較ランキング

おすすめのベンチャー・スタートアップに強い転職エージェント・転職サイトの比較ランキング結果は下記の通りです。

口コミ・評判から徹底比較したおすすめランキング
ベンチャー・スタートアップに強い
転職エージェント/転職サイト

1.リクルートエージェント

リクルートエージェントのサービスサイトのイメージ

は株式会社インディードリクルートパートナーズ(本社:東京都千代田区)が運営する総合型転職エージェントサービスです。

リクルートエージェントは、国内最大規模の求人数と高い認知度が最大の特徴です。公開求人で44万件件以上となっており、コンサル業界だけでなくIT・商社・広告・不動産・人材・医療など幅広い業界・業種の求人の転職求人があります。

サービス名
運営会社株式会社インディードリクルートパートナーズ
エージェント種類【総合型】転職エージェント
年収相場年収816万円
(公式サイト経営・戦略・業務・ビジネスコンサルタントの想定年収より)
公開求人数公開求人数:440,000件以上
非公開求人数:320,000件以上
求人特徴営業・販売・カスタマーサービス
企画・マーケティング・経営
事務・管理
物流・購買・貿易・店舗開発
コンサルタント
金融専門職
不動産専門職
クリエイティブ
SE・ITエンジニア
エンジニア(設計・生産技術・品質管理)
建築・土木・設備
医療・医薬・化粧品
エリア/地域全国(北海道、東北、宮城県、関東、東京都、中部・東海、愛知県、関西、大阪府、中国・四国、広島、九州・沖縄)
利用料金無料
機能求人検索・求人紹介
書類添削(レジュメ・履歴書・職務経歴書)
面接対策
条件交渉
アフターサポート
関連サービス(スカウト型転職サイト)
(総合型転職サイト)
利用者の特徴と傾向
新卒未経験第二新卒中途採用ハイクラス
20代30代40代50代女性

リクルートエージェント
のおすすめポイント!

リクルートエージェント(RECRUIT AGENT)のロゴ
  • 国内最大規模の求人数!
  • 採用事情に詳しいキャリアアドバイザーが在籍!
  • アプリなどの便利なツールが充実している!

\国内最大級にまずはMUST登録/

2.ビズリーチ

ビズリーチのサービスイメージ

は、株式会社ビズリーチ(本社:東京都渋谷区)が運営する管理職・専門職・グローバル人材など ハイクラスなビジネスパーソンに特化した国内最大級の会員制転職サイトです。

ビズリーチは、エージェント型のサービスサイトとは異なり、優良企業や一流のヘッドハンターからのスカウトや非公開案件を受け取ることができる点が最大の特徴です。管理職、専門職、グローバル人材など、ハイクラス人材約36万人が利用しており国内外の有料企業・成長企業累計2,500社以上が導入しています。利用者の口コミでは「一流のヘッドハンターに出会える」「転職エージェントと違ってダイレクトにコミュニケーションが取れる」と高い評判を得ています。

サービス名
運営会社株式会社ビズリーチ
エージェント種類【総合型】ヘッドハンティング型会員制転職サイト
年収相場年収750万円以上
※年収1,000万以上の求人が3分の1以上
求人数公開求人数:130,000件以上
非公開求人数:非公開
※参考情報:導入企業数 30,000社以上
求人職種・業界経営・管理・人事
営業・サービス
マーケティング・広告
IT・ゲーム・デザイン
コンサルタント・専門職
金融
マスコミ・メディア・出版
建設・不動産
メディカル
食品・化粧品・日用品
化学・素材
機械・電気・電子・半導体
地域エリア全国(北海道、東北、宮城県、関東、東京都、中部・東海、愛知県、関西、大阪府、中国・四国、広島、九州・沖縄)
利用料金無料
機能求人検索
レジュメ作成
スカウト受取
チャットコミュニケーション
利用者の特徴と傾向
新卒未経験第二新卒中途採用ハイクラス
20代30代40代50代女性

ビズリーチ
のおすすめポイント!

ビズリーチのロゴ
  • 管理職、専門職、グローバル人材など、ハイクラス人材約36万人が利用!
  • 厳正審査をクリアした約1,000人の一流ヘッドハンターが利用!
  • 年収750万以上のハイクラスの30代・40代・50代向け!

\年収750万以上の方MUST登録/

3.アサインエージェント

assign(アサイン)のサービスサイトのイメージ

は、株式会社アサイン(本社:東京都千代田区)が運営する、20代・30代向け若手ハイエンド特化の転職エージェントサービスです。

アサインエージェント(ASSIGN AGENT)は、20代,30代前半を中心とした若手ハイエンド層向けハイクラス求人に特化している点が最大の特徴です。創業メンバー全員がコンサル出身者であり、コンサル業界専門の転職支援から始まり 現在ではハイエンド層の営業職・企画職など幅広い支援を行っています。

また転職サイトを利用したい方向けにもあり、使いやしアプリで若手ハイエンドに特化したスカウト通知を受け取ることができるため同時利用もおすすめです。

サービス名(転職エージェント)
運営会社株式会社アサイン
エージェント種類【特化型】若手ハイエンド向け転職エージェント
【特化型】若手ハイエンド向け転職サイト
年収相場年収1000万円以上の求人多数
求人数公開求人数:非公開
非公開求人数:非公開
求人職種・業界コンサル、ITエンジニア、営業、経理、その他
地域エリア全国(北海道、東北、関東、中部・東海、関西、中国・四国、九州・沖縄)
利用料金無料
機能<転職エージェント>
求人検索・求人紹介
書類添削(レジュメ・履歴書・職務経歴書)
面接対策
条件交渉
アフターサポート
<転職サイト>
求人検索
レジュメ作成
スカウト受取
チャットコミュニケーション
関連サービス若手ハイエンドの転職サイト ASSIGN
若手ハイエンドの転職エージェント ASSIGN AGENT
新卒学生向け就活サイト ASSIGN新卒
若手ハイエンド向けコーチング ASSIGN ACADEMY
採用管理システム PERSONA
若手ハイエンド向けキャリアメディア ASSIGN MEDIA
利用者の特徴と傾向
新卒未経験第二新卒中途採用ハイクラス
20代30代40代50代女性
コンサル業界種類別の強み
戦略総合IT財務/会計組織人事

アサインエージェント(ASSIGN AGENT)
のおすすめポイント!

アサインエージェント
  • 22歳〜35歳でSE/営業/経理/コンサル経験者向け!
  • CMで話題の若手向け転職エージェント!
  • 創業メンバー全員がコンサル出身者!

\20代・30代前半ならMUST登録/

4.マイナビエージェント

マイナビエージェントのサービスイメージ

は株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区)が運営する転職エージェントです。

マイナビエージェントの最大の特徴は、転職支援実績を豊富に持つマイナビが運営し、各業界に精通したキャリアアドバイザーが、求人の約80%を占める非公開求人を含めて、求職者に最適なキャリア提案を行っている点です。

さらに、応募書類の添削から面接対策、内定後の年収交渉・入社日調整まで、転職活動をトータルでサポートする体制を整えており、初めての転職でも安心して活用できる転職エージェントサービスとなっています。

サービス名
運営会社株式会社マイナビ
エージェント種類【総合型】転職エージェント
年収相場年収300万円以上の求人多数
求人数公開求人数:40,000件以上
非公開求人数:非公開求人約80%以上
求人職種・業界<職種>
営業、IT系技術、機械・電気系技術、建築・土木系技術、医薬・医療系、販売・サービス系、クリエイティブ、企画・管理系、金融、その他
地域エリア全国
利用料金無料
機能求人検索・求人紹介
書類添削(スキルシート・履歴書・職務経歴書)
面接対策
年収交渉
アフターサポート
関連サービス(会計士特化型転職エージェント)
利用者の特徴と傾向
新卒未経験第二新卒中途採用ハイクラス
20代30代40代50代女性

マイナビエージェント
のおすすめポイント!

マイナビエージェントのロゴ
  • 国内最大級の転職支援実績!
  • 約80%が非公開求人!
  • 全国の大手上場企業から人気ベンチャー企業、隠れた優良企業まで求人保有!

国内最大級の転職支援実績!/

5.リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトのサービスイメージ

は株式会社インディードリクルートパートナーズ(本社:東京都千代田区)が運営する会員性転職スカウトサービスです。

リクルートダイレクトスカウトの特徴は、リクルートIDを用いてレジュメ登録すると企業や転職エージェントから直接スカウトを受取りやチャットでのやり取りができる点にあります。口コミでは、「レジュメ登録が簡単」「年収800万円以上のハイクラス求人が豊富」と高い評判を得ています。

サービス名
運営会社株式会社インディードリクルートパートナーズ
エージェント種類【総合型】ヘッドハンディング型転職サイト
年収相場年収800万円~年収2,000万円の求人多数
求人数公開求人数:非公開
非公開求人数:非公開
※参考情報:年収800万円以上の求人約28,000件
求人職種・業界営業、企画/マーケティング/カスタマーサクセス/サポート、コーポレートスタッフ、SCM/生産管理/購買/物流、事務/受付/秘書/翻訳、小売販売/流通、サービス/接客、飲食、コンサル/士業/リサーチャー、IT、クリエイティブ/デザイン職、建築/土木/プラント専門職、不動産専門職、機械/電気/電子製品専門職、化学/素材専門職、化粧品/トイレタリー/日用品/アパレル専門職、医薬品専門職、医療機器/理化学機器専門職、医療/福祉専門職、金融専門職、食品/香料/飼料専門職、出版/メディア/芸能/エンタメ専門職、インフラ専門職、交通/運輸/物流専門職、人材サービス専門職、教育/保育専門職、エグゼクティブ、学術研究、公務員/団体職員/農林水産
地域エリア関東(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県)、北海道・東北(北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)、甲信越(新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県)、東海(愛知県、静岡県、岐阜県、三重県)、関西(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県)、中国・四国(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県)、九州・沖縄(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)
利用料金無料
機能求人検索
レジュメ作成
スカウト受取
チャットコミュニケーション
関連サービスリクルートエージェント (総合型の転職エージェントサービス)
リクナビ(新卒採用のインターシップ・就職準備サイトサービス)
リクナビNEXT (総合型の転職サイトサービス)
利用者の特徴と傾向
新卒未経験第二新卒中途採用ハイクラス
20代30代40代50代女性

リクルートダイレクトスカウト
のおすすめポイント!

リクルートダイレクトスカウトのロゴ
  • ヘッドハンター数600名以上!
  • 採用企業から直接スカウト受け取りができる!
  • 年収800万円以上のハイクラス求人多数!

\年収800万円以上の求人多数/

6.doda

dodaのサービスイメージ

はパーソルキャリア株式会社(本社:東京都港区)が運営する転職支援実績No.1の転職サイトです。

dodaの最大の特徴は、業界最大級となる10万件以上の求人情報を保有し、専任のキャリアアドバイザーがあなたの強みや志向性に合った求人を厳選して紹介できる点にあります。さらに、匿名性が確保されたスカウトサービスでは、面接確約オファーや年収800万円以上のハイクラス非公開求人も受け取ることができ、自分では気づけないキャリアの可能性を広げることが可能です。

サービス名
運営会社パーソルキャリア株式会社
エージェント種類【総合型】転職エージェント
年収相場年収300万円以上の求人多数
求人数公開求人数:247,000件以上
非公開求人数:あり
求人職種・業界<職種>
営業、企画・管理、事務・アシスタント、販売・サービス、コンサルタント、専門事務所、監査法人、金融、公務員・教員・農林水産関連、SE・インフラエンジニア・Webエンジニア、機械・電気、組み込みソフトウェア、建設・建築・不動産・プラント・工場、化学・素材・化粧品・トイレタリー、食品・香料・飼料、医療系、クリエイター・クリエイティブ、その他
地域エリア全国
利用料金無料
機能求人検索・求人紹介
書類添削(スキルシート・履歴書・職務経歴書)
面接対策
年収交渉
アフターサポート
利用者の特徴と傾向
新卒未経験第二新卒中途採用ハイクラス
20代30代40代50代女性

doda
のおすすめポイント!

dodaのロゴ
  • 国内最大級の求人数10万件以上!
  • 面接確約オファーや年収800万円以上の非公開求人紹介のスカウトサービスが魅力!
  • 診断・書類作成ツールが無料で利用可能!

ベンチャー・スタートアップに強い転職エージェント・転職サイトの選び方の基準

転職エージェント・転職サイトの選び方

国内には30,113社社の有料職業紹介事業者が存在するため、自分に本当に合う転職エージェント・転職サイトを選ぶことは簡単なことではありません。(参考:厚生労働省民営職業紹介事業所数」)

ベンチャー・スタートアップに強い転職エージェント・転職サイトを上手に選ぶコツを解説します。

1.ベンチャー・スタートアップ企業の求人数

転職エージェントの選び方は求人数がポイント

ベンチャー・スタートアップ企業への転職を目指す際は、求人数の多さが極めて重要です。なぜなら、選択肢が多いことで希望条件に合致する求人に出会える可能性が高まるからです。

例えば「フォースタートアップ」は、国内25,000社以上の日本最大級のスタートアップ企業データベースを保持しており、豊富な情報量と高い鮮度を保持しています。こうした実績を持つ媒体を選ぶことで、自身に合った職場と巡り合える可能性が飛躍的に高まります。

口コミ・評判

【転職エージェント選びの体験談】
転職エージェントによって求人数は全然違います。特に自分が希望する業界やポジションの求人が多いか少ないかで選択肢の幅が変わるため、まずは「求人が多い転職エージェント」を選定基準にした方がよいでしょう(男性:30代)

2.ベンチャー・スタートアップ業界に特化した専門性

ベンチャー・スタートアップ企業への転職では、業界特有のスピード感やカルチャーを理解した支援が不可欠です。そのため、ベンチャー・スタートアップ業界に特化した転職エージェントを選ぶことが重要です。

ベンチャー・スタートアップ業界特化型エージェントは、経営陣とのパイプや未公開求人、資金調達フェーズに応じた求人ニーズを把握しており、精度の高いマッチングを実現します。特にシリーズA〜Cなど成長段階に応じた情報提供が可能なエージェントは貴重な存在です。

転職エージェントには多種多様な業界求人を扱う「総合型エージェント」と、特定のジャンルに特化した「特化型エージェント」があるため両社を使いながら転職対策をしていくことがおすすめです。

転職エージェントは総合型と特化型の組合せがおすすめ
口コミ・評判

【転職エージェント選びの体験談】
登録した転職エージェントは業界に精通しており業界出身者が担当カウンセラーだったため、業界未経験でもしっかりとした業界・企業研究、面接対策ができました。転職したい先が明確であれば、希望業界の専門性に特化したエージェント利用がおすすめです(女性:20代)

3.キャリアアドバイザーの質

ベンチャー・スタートアップ転職では、企業ごとに異なるカルチャーや事業フェーズを的確に把握し、求職者の志向やスキルとマッチさせる高度な対応力が求められます。そのため、業界理解が深く、実績豊富なキャリアアドバイザーが在籍しているかは重要な判断基準です。

優れたアドバイザーは、単なる求人紹介ではなく、中長期的なキャリア形成の視点でアドバイスを行い、面接対策や交渉サポートも丁寧です。口コミや担当者の経歴・支援実績を事前に確認することで、質の高いサポートを受けられる可能性が高まります。

特に転職エージェントは「片面型(企業担当者とキャリアカウンセラー担当者が異なる)」「両面型(企業担当者とキャリアカウンセラーが同一)」の2種類のタイプに分かれており、それぞれメリット・デメリットがありますので相性を見ながらチェックしておきましょう。

転職エージェントの片面型と両面型の違い
体験談

【転職エージェント選びの体験談】
転職エージェントごとに担当するキャリアカウンセラーの質はピンキリだと思いました。業界未経験者や転職ノルマばかり考えている人が専属になるとストレスを感じます。一方で、カウンセラーが業界経験者でありキャリア形成を第一に考えてくれる方であれば安心です。転職エージェントはビジネスパートナーとして信頼できる「人」で見極めることも大切ですね(女性:40代)

4.口コミや評判

転職エージェントは口コミ・評判で選ぶ

実際に利用したユーザーの口コミや評判の評価は、エージェント選定において信頼性の高い指標です。

口コミ・評判を見た方が良い理由
  • 実際の利用者のリアルな意見を把握できる
  • エージェントの強み・弱みを知ることができる
  • 担当者の質や対応を事前に見極められる
  • ブラック企業のリスクを回避できる
  • サポートの手厚さや対応スピードをチェックできる
体験談

【転職エージェント選びの体験談】
転職エージェントは実際にサービスを体験した方の成功体験や失敗体験を参考にすることはとても重要ですね。一方で、人により良いか悪いかの価値観は異なるため、あくまで参考にしつつ、最終的には自分の相性次第で決めることがおすすめです。(男性:30代)

当メディアでは、業界に精通した専門家が様々な切り口でおすすめの転職エージェント・転職サイトを徹底比較・評価しています。気になるおすすめエージェントを是非探してみてください。

転職前に知っておきたいベンチャー・スタートアップ業界事情

ベンチャー・スタートアップ企業未経験の方は、「どのような業界なのか」「どのような転職先があるか」知っておきましょう。ここでは、基礎的な業界知識を中心に解説します。

ベンチャー・スタートアップ業界の意味と定義

「ベンチャー」と「スタートアップ」は、意味・文脈・成長フェーズに違いがあります。

項目ベンチャースタートアップ
定義新しい挑戦をする企業全般
(成長速度・業種を問わない)
革新的なビジネスモデルやテクノロジーで急成長を目指す創業初期の企業
成長スピード比較的緩やか短期間で急成長を目指す
技術革新必須ではない技術やビジネスモデルの革新が前提
資金調達方法銀行融資、中小企業支援、公的資金等VC・エンジェル投資などからの出資
目的収益化・事業継続スケーラブルな成長、IPOやM&Aによる出口
組織フェーズ初期〜中堅企業も含む初期段階が中心
企業例Sansan、ココナラ、クラウドワークスSmartHR、Spiber、Preferred Networks

ベンチャー・スタートアップ企業の転職先事例

下記に代表的なベンチャー・スタートアップ企業の転職先の企業例を紹介します。

企業名業界/領域特徴
SmartHRSaaS(労務管理)労務手続きをクラウドで自動化。HR Techのリーディングカンパニー。評価額1000億円超。
freeeSaaS(会計・労務)中小企業向けクラウド会計ソフトで急成長し、2019年に上場。
Spiberバイオテッククモの糸の人工合成など、素材革命のスタートアップ。世界的企業と提携。
Preferred NetworksAI / ディープラーニング医療やロボティクス分野で最先端の研究・実装を行う。TOYOTAと資本提携。
SmartNewsモバイルアプリAIによるニュース配信アプリで米国にも展開。ユニコーン企業。
TBM環境テック(素材)石灰石から紙やプラスチック代替素材「LIMEX」を開発。脱炭素領域で注目。

ベンチャー・スタートアップ業界の市場規模

ベンチャー・スタートアップ業界の市場規模として、資金調達総額と平均調達額を見ると増加傾向にあることがわかります。

ベンチャー・スタートアップ業界のトレンド
  • 資金調達総額
    2024年の国内スタートアップによる資金調達総額は約7,793億円(デットファイナンスを除く)で、前年から約3%増加(引用:スピーダ
  • 平均調達額
    1社あたりの平均調達額は3.1億円、中央値は7,760万円で、前年より増加しています。(引用:経団連

体験談からわかるベンチャー・スタートアップ企業への転職のメリットとやりがい

ベンチャー・スタートアップ企業に転職するメリットには下記があります。

ベンチャー・スタートアップ企業に
転職するメリット
  • 自己成長できる
  • 経営層と近い立場で仕事ができる
  • ストックオプションを手に入れられる

自己成長できる

ベンチャー・スタートアップでは自己成長の機会が豊富です。

ベンチャー・スタートアップ企業は少数精鋭で運営するため、担当する業務領域が広く多様なスキルを短期間で習得しなければいけないからです。また、大手企業ではできないような意思決定に関与でき、新規事業立ち上げや経営会議参加といった経験を積める環境が整っているため、自己成長を望む方には理想的です。

体験談

【ベンチャー転職の体験談】
大企業から10人規模のスタートアップに転職。最初は業務の幅が広すぎて戸惑いましたが、営業から企画、マーケまで任されるうちに、自分でも驚くほどスキルが伸びました。半年後には部門をまとめる立場に。急成長する環境だからこそ、成長スピードも段違いです。(20代、男性)

経営層と近い立場で仕事ができる

ベンチャー・スタートアップに転職する最大の魅力の一つは、経営層と近い距離で働けることです。組織がフラットで意思決定が迅速なため、戦略的な視点を持ちながら日々の業務にあたることができます。

体験談

【ベンチャー転職の体験談】
入社3日目に代表と1対1でミーティング。事業方針について意見を求められ、驚きました。以前の会社では経営層とは全く接点がなかったので、意思決定の近くで働ける環境が新鮮で刺激的です。自分の提案が実行されるスピード感も魅力でした。(20代、女性)

ストックオプションを手に入れられる

スタートアップ企業では、報酬としてストックオプションを得られる機会があります。

ストックオプション(Stock Option)とは、会社が役員や従業員に対してあらかじめ定められた価格で自社の株式を購入できる権利を与える制度です。特にベンチャー・スタートアップ企業では、給与水準が大企業に比べて低いことも多いため、将来の企業成長と株価上昇による資産形成のインセンティブとして付与されることがよくあります。

体験談

【ベンチャー転職の体験談】
シリーズAのスタートアップに初期メンバーとして入社。入社時にストックオプションを付与されました。上場はまだ先ですが、会社の成長と自分の将来が直結している実感があり、日々の仕事へのモチベーションも大きく変わりました。(男性、30代)


体験談からわかるベンチャー・スタートアップ企業への転職のデメリットと注意点

ベンチャー・スタートアップ企業への転職は不安になる方も多いはずです。ここでは、転職のデメリットや注意点を体験談を交えながら紹介します。

ベンチャー・スタートアップ企業に
転職するデメリット

会社の将来性が不安定になる

スタートアップ企業への転職の大きな課題は、将来性が不透明な点にあります。

設立から間もない企業では資金繰りや事業モデルが確立していない場合が多く、経営リスクが高く不安になる方も多いのが事実です。したがって、転職前の情報収集とリスク理解が不可欠になります。

体験談

【ベンチャー転職の体験談】
順調に見えたスタートアップに転職しましたが、半年後に主要取引先が離れ、資金繰りが急激に悪化。経営方針も二転三転し、不安を感じる日々が続きました。スピード感は魅力でしたが、会社の土台の脆さを実感し、安定性を重視するなら慎重な判断が必要だと思いました。(20代、女性)

給料が低くなる場合がある

スタートアップ企業では、大手企業と比較して給与水準が低い場合があります。

スタートアップ企業では成長段階にある企業は利益の再投資を優先するため、人件費に割ける予算が限られていることが多いことが理由です。一方でストックオプションにより将来的な収入が増える可能性がある点は魅力と言えます。

体験談

【ベンチャー転職の体験談】
転職当初は「やりがい重視」で年収が前職より100万円ほど下がりました。確かに裁量は増えましたが、生活への影響も大きく、毎月のやりくりに苦労しています。ストックオプションもまだ現金化の見通しは立っておらず、短期的な収入面は慎重に検討すべきだと感じました。(男性、30代)

繁忙期は激務になりやすい

スタートアップでは、少人数体制で多くの業務をこなす必要がありリソース不足が慢性的に発生しやすいため、繁忙期における業務負荷が非常に高くなる傾向があります。

体験談

【ベンチャー転職の体験談】
新規プロジェクトの立ち上げが続き、週末出勤や深夜残業が当たり前に。メンバーが少なく分担も難しく、体力的にも精神的にも追い込まれる日が続きました。自分の成長にはつながりましたが、プライベートとの両立は正直難しかったです。(20代、女性)

ベンチャー・スタートアップに強い転職エージント・転職サイトを利用する流れ

転職エージェント・転職サイトの利用の流れと期間の目安

ベンチャー・スタートアップ企業に強い転職エージェントの利用の流れを紹介します。

STEP

転職エージェントに登録する

まずは転職エージェントに登録することから始まります。

気にいった転職エージェントを3~5社選定し、まずはWebサイトから無料登録を行いましょう。下図のように、転職エージェントに1社登録するよりも、複数登録することで複数の幅広い分野から求人を選べるメリットがあるのでおすすめです。

転職エージェント・転職サイトに複数登録するメリット・デメリット
STEP

担当者とキャリア面談をする

転職エージェントに登録した後は、エージェント会社に所属するキャリアカウンセラー(キャリアアドバイザー)の担当者と面談をしましょう。

キャリア面談で確認すること
  • これまでの職務経歴・学歴
  • 保有スキル・経験
  • 転職条件(転職時期・希望年収・希望職種)
  • おすすめの求人紹介

転職エージェントにより「両面型(企業と求職者の担当が同一人物)」と「片面型(企業と求職者の担当は別人物)」で良し悪しが変わるため相性が良いと感じる方を使うようにしましょう。

転職エージェントの片面型と両面型の違い

尚、「転職サイト」はエージェント型ではないため、サイト登録してもキャリア面談などがないことの方が多いため、対人での面談を希望の方は「転職エージェント」への登録がおすすめです。

STEP

求人を紹介してもらう

キャリアカウンセリングが終わると転職求人を紹介してもらえるため、気になる求人に応募してみましょう。

書類応募数は何社提出するのが良いか?と悩む人は、下図のように業界の書類応募から内定の確率の仮説を置きながら、面接準備が可能なスケジュール感で提出すると良いでしょう。

転職の適切な書類応募数(書類応募から内定までの確率)

目安として、書類応募100%としたときに内定確率5%を基準とするとわかりやすいです。また、求人応募の際のコツとしては、「選択と集中」にあり、下表のようにTier1/2/3と優先順位をつけながら段階的に対策していくことがポイントです。

優先度位置づけ
Tier1志望度が最も高い企業群
書類応募はTier2などで書類の通過精度が高まった状態で提出がベスト。
Tier2志望度が2番目に高い企業群
Tier1に類似する企業や業界となる企業群。
Tier3予備軍。志望の業界以外の業種
視野を広げるために転職余地として候補にしておく。
STEP

書類選考・面接実施

気になる案件に応募した後は書類選考・面接実施を行います。

一般的な転職の審査フローは下記となります。

  • 求人応募(書類応募)
  • 書類審査
  • (場合により)Webテスト
  • 面接審査
  • 最終面接審査

面接回数は求職者や採用企業により異なりますが、一般的には2~3回のところが多くあります。

書類選考で通過率が低い場合は職務経歴書の添削や面接対策を行っていくことが大切です。

STEP

内定・条件交渉

面接に合格すると正式に採用企業から内定(オファー)を受け取ります。

内定とは正式な手続き前に内々には決まっていることを伝達することを意味するため、その後、採用条件(入社時期・年収・報酬形態・勤務内容・職位・職種)などを鑑みて最終決断をします。

特に、年収交渉は求職者個人が採用企業に対し交渉することは難易度も高く気を使ってストレスもかかってしまうことから、転職エージェントが仲介に立ちトラブルがないように交渉を代理してくれます。

転職に成功する転職エージェントの使い方のコツ

スタートアップ転職成功の鍵は、転職エージェントを上手に活用することです。

1.複数登録して視野を広げる

転職エージェント・転職サイトに複数登録するメリット・デメリット

転職を成功させるために、転職エージェントや転職サイトは1社だけに登録するのではなく、3~5社の複数のエージェントサービスに登録し併用利用することで視野を広く持ち転職活動を進めることをおすすめします。

具体的な複数登録の例として、多種多様な豊富な求人を持つ「業界総合型転職エージェント」と、特定の分野の専門性を持つ「業界特化型転職エージェント」を併用することで、それぞれのメリット・デメリットを補完することができます。

総合型転職エージェントと業界特化型転職エージェントの違いとメリット・デメリット
体験談

【転職エージェント利用の体験談】
求人の多い「総合型転職エージェント」で様々な求人を見ながらキャリアの方向性を見出し、希望業界が決まった段階で深い知見を持つ業界特化型エージェントで面接・書類の徹底した対策を取ることができます。

2.書類・面接対策サポートをフル活用する

転職エージェントを使う際は、職務経歴書(レジュメ)などの書類添削や模擬面接・ケース面接などの転職対策のサポートをフル活用することをおすすめします。

転職エージェントは求人紹介だけでなく、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、条件交渉などのサポートも行っています。これらのサービスを遠慮せず積極的に活用することで、書類通過率や内定率が大きく向上します。特に面接練習では、企業ごとの質問傾向や対策を教えてくれることも多く実戦力が身につきます。

コンサルタント業界向け職務経歴書・レジュメサンプルテンプレート
職務経歴書の例
体験談

【転職エージェント利用の体験談】
求人の多い「総合型転職エージェント」で様々な求人を見ながらキャリアの方向性を見出し、希望業界が決まった段階で深い知見を持つ業界特化型エージェントで面接・書類の徹底した対策を取ることができます。

3.経歴や希望条件を虚偽なく正確に伝える

転職エージェントを利用する際に、これまでの経歴や、転職で希望する条件(転職時期・転職理由・希望業界/職種・希望年収など)を嘘をつかず正確にキャリアアドバイザーに伝えるようにしましょう

求職者の中には、多くの求人を紹介してもらえると思い、虚偽の経歴やスキルや経験を盛った内容でキャリアアドバイザーに伝達する方がいます。更には、曖昧な希望条件を伝えてしまい、結果としてキャリアアドバイザー側はどのようなキャリア志向があるか混乱し求職者との双方のミスコミュニケーションにも繋がってしまうため注意が必要です。

体験談

【転職エージェント利用の体験談】
キャリアアドバイザーには正直に情報を伝えることがとても重要です。転職活動をすると、自分をよく見せようと事実と反した情報加工をしてしまう方もいますが、結果としてミスマッチな求人紹介や、入社後に大きなGapが生まれ転職を後悔するという失敗に繋がります。

ベンチャー・スタートアップ企業への転職に関するよくある質問

ベンチャー・スタートアップ企業に関するよくある質問を紹介します。

ベンチャーとスタートアップの違いは?

ベンチャーとスタートアップの違いは、目的と成長ステージにあります。一般的に、ベンチャー企業は革新性のある事業を行う中小企業全般を指し、スタートアップは短期間で急成長を目指す創業初期の企業を指します。たとえば、ベンチャーキャピタル協会の定義では、スタートアップは設立から5年以内かつ資金調達を受けている企業と明記されています。

ベンチャー・スタートアップ企業に向いている人は?

スタートアップに向いているのは、自走力があり変化を楽しめる人です。なぜなら、決まった業務だけでなく、新しい課題に柔軟に対応できる姿勢が求められるからです。常に新しい挑戦を求める方にとっては、成長機会の宝庫といえるでしょう。したがって、安定より成長を重視する人に向いています。

ベンチャー・スタートアップ企業の平均年収は?

スタートアップ企業の平均年収は430万~500万円程度とされています。理由は、創業間もない段階では売上や利益が安定しておらず、報酬よりも成長機会を重視しているためです。ただし、ポジションや業績次第では年収1,000万円を超える例もあります。したがって、年収だけでなく将来的な評価制度や報酬体系も確認することが重要です。

転職エージェントと転職サイトの違いは?

転職サイトはWeb上で求人情報を検索・閲覧し、自分で企業に直接応募するサービスです。一方で、転職エージェントは専任のキャリアアドバイザーがつき、求職者の希望やスキルに合った求人を紹介してくれます。さらに、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策、条件交渉、内定後のフォローまでをサポートしてくれる点が大きな違いです。

転職エージェントは無料で利用できるのか?

転職エージェントのサービスは基本的には無料で利用できます。求人を出している企業側が、採用が決定した際にエージェントへ成功報酬を支払う仕組みのため、求職者が費用を負担することは一切ありません。そのため、相談、求人紹介、書類添削、面接対策なども含めて無料なので求職者は気軽に利用できます。

転職エージェントの複数登録は何社くらいがおすすめ?

転職エージェントは3~5社の併用がおすすめです。転職エージェントによって扱う求人やサポート内容、担当者の質に違いがあるため、複数利用することで情報の幅が広がり比較検討もしやすくなります。あまり多すぎるとスケジュール管理が大変になるため、バランスを見て使い分けるのが効果的です。

転職エージェントの利用はやめとけと言われる理由は?

「やめとけ」と言われる理由には、担当者の質に差があることが挙げられます。悪い口コミでは、強引に応募を促されたり希望と異なる求人を紹介されたりすることもあります。また、連絡が遅い、不親切と感じるケースもあります。ただし、相性の良い担当者に出会えば非常に心強い存在になりますので、複数社を使い分けて見極めることが大切です。

内定を辞退する際の転職エージェントへの断り方は?

内定を辞退する際は、できるだけ早めに誠意をもってエージェント担当者に連絡することが重要です。「貴重な機会をご紹介いただきありがとうございました。熟慮の結果、今回は辞退させていただくことにいたしました」と丁寧に伝えましょう。エージェントは企業との関係維持も担っているため、今後のためにも誠実な対応が望まれます。

まとめ

最後にまとめです。

ベンチャー・スタートアップ企業への転職は「経営に近いポジションで働ける」「成長スピードが早い」などの魅力があり、特化型の転職エージェントを是非利用してみましょう。

当サイトでは、様々な転職エージェントを比較ランキング形式で紹介しているため気になるジャンルごとにぜひ検索してみてください。

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