コンサルとメディアの掛け算で革命を起こす「コンサルフリー」とは【企業インタビュー】

コンサルフリーとは、コンサルティングを専門とするフリーランス人材と、フリーランス人材を活用したい企業をマッチングさせるサービスです。

フリーランスの方はサービスに登録するとご自身のポートフォリオやスキルを入力でき自分の専門性やスキルをデータ上で見える化させることができます。ポートフォリオを作るとプラットフォーム上で案件検索やスカウト通知の受け取りができるため、一人ではやりづらい営業活動も効率的かつ効果的に行うことができます。

対して、プロ人材を探す企業側も「コンサルティング」という目に見えづらいスキルをWebサイト上でいつでも好きな時に検索することができるため、今欲しい人材に簡単にリーチすることができます。企業からすると、“フリーランスコンサルタントの情報が詰まったGoogle検索”みたいな仕様になっています。

私は外資コンサルファームでのコンサル経験や個人ブロガーとしてメディア開発/SEO/広告営業などの経験をしていたのですが、「コンサル」×「メディア」の2つを組みあせたら結構面白いんじゃないか？とふと思ったのがきっかけです！（最初は結構勢いで作りました笑）

コンサル業界では、クライアントが抱える問題を拾いそれを解決するためのプロジェクト提案を行い必要人材をアサインします。ただ、クライアントの課題解決において最も重要なことはプロジェクトデリバリーする「人」であるにも関わらず、必要人材を探す際に「稼働状況」「スキル」「口コミ」など結構アナログな形で探し、結局は実際一緒に仕事をしてみないとパフォーマンスはわからない、というのが正直な感想でした。コンサル人材は流動性が高く、かつ目に見えづらいスキルである点はコンサル業界全体の課題でありクライアントも同じく悩んでいることだと思いました。

その後、コンサル業界とは全く異なるメディア業界やブロガー業界に転じた際に「SEO」や世の中の「検索トレンド」みたいなものを常に追っていました。SEOは検索ワードに対し検索者が困っていることやニーズを捉え満足度の高い情報提供をすることで検索結果の上位を目指す活動です。インターネットさえ繋がっていれば世界中の人に課題解決の情報提供ができるメディアのすごさをその時に痛感しました。メディア業界はコンサル業界とは一見異なるように見えますが、共通点としては“課題解決”であり手段が異なっているだけだと思っています。

このような経験から、コンサル人材をデジタルメディア上で見えるようになって検索ができたら面白いし悩んでいる人も解決できて皆ハッピーになるのでは？と思いましたね。

自由なコンサルティングが由来ですね！

コンサルフリーのブランドメッセージは「もっと自由な課題解決を。」であり、コンサル業界が変革期にいる今、若い世代として何か自由な発想でコンサル業界を盛り上げたいと思っています。

その中で、当サービスがメインターゲットにしているのが「フリーランスコンサルタント」という最近流行り始めた新しい働き方です。フリーランスコンサルタントとは、組織に属さず個人の専門性やスキルを活かして自由に働くスタイルであり、私が作ってみたい世界と非常に親和性があると思いました。

コンサルフリーが他エージェントと大きく異なる特徴は大きく3つあると思っています。

1つ目は、人材紹介業界がアナログな業態である中で、コンサル×メディアに着目しており、最新のデジタル技術や生活者の動向に追随しながら新しい業態変革を目指している点です。人材業界はデジタル化が進んでいるようで進んでいなかったりするため、今後はAIなどをもっと活用して新たな取り組みに挑戦していきたいと思っています。

2つ目は、メーカー・TMT業界に強い点です。コンサルフリーの運営会社である株式会社SowLabはブティック型のコンサルファームでもあり、クライアントの多くはメーカー（製造・電機・電子・消費財など）、インターネット（ソフトウェア・通信・AI）、広告メディア・放送/エンタメ業界となっています。私はもともとは製造メーカー出身で、その後外資コンサルに転職してもTMT担当だったため、この業界がいつしか好きになり嬉しくも今も同業界のお客様からの引き合いが多くなりました。

3つ目は、フリーランスの方に歩み寄る姿勢です。当社はデジタルコミュニケーションを基盤にしているため、一見すると人とのコミュニケーションの距離が遠いように思われる方も多いですが、おそらくどのエージェント会社よりも深くフリーランスと付き合っているんじゃないかと思っています笑　というのも、会社のビジョンとして「鼓動が高鳴る世界をつくる」という指針をとても大切にしており、働くフリーランスもフリーランスを活用する企業も心が躍るような状態にできることを日々心掛けているからです。当社をご利用頂いているフリーランスの方とは懇親会をしたり業務以外の事で他愛もない話をしたりと孤独になりやすいフリーランスが我々を仲間と感じてもらえるような存在でありたいといつも思っています。

コンサルフリーの主な登録者を「専門性・スキル」「出身企業」「年齢」でいうと下記のようになっています。

今注目しているフリーランスコンサルタントのスキルとしては「製造コンサルティング」「DXコンサルティング」「生成AIコンサルティング」です。

コンサルフリーの案件のエンドクライアント様の多くはTMT業界であり、製造過程における様々な課題解決を行います。そのため、製造業界でのマーケティング・営業・商品企画・購買・SCM・設計/開発・物流・アフターサービスにおける一連の製造のバリューチェーン上のいずれかの分野の専門性の方は大歓迎です。

また、昨今はデジタル時代であるため、大規模システム導入やSAP/ERPをはじめパッケージ導入など活躍の場は多くあります。

同時に、昨今では生成AI/LLMを活用したPoCフェーズから実践へとシフトしているため、変化の早い生成AIの潮流を抑えながらクライアントの課題解決に結びつけることのできるコンサルタントと一緒に働けると世の中をより変革できると思っています。

コンサルフリーが世の中に存在することで、「企業」と「個人」の距離を縮めることのお役に立てればと思っています。そして、企業も個人も胸がドキドキワクワクと鼓動が高鳴るような社会に貢献できればと強く願っています。

コンサルフリーは商品・サービス群としては“フリーランスエージェントサービス”になるため、我々は、人材採用をしたい企業と、採用されたい個人の介在価値が存在意義となります。そのため、何のために我々がいるのか？を常日頃から試行錯誤を繰り返しています。そうした中で「コンサルフリーを使いたい。ソウラボ（SowLab）に傍にいてほしい」と思ってもらえる存在になりたいと思っています。

まだ若い企業ではありますが、そうした皆さんの傍に入れる存在になれるようこれからも頑張っていきます！是非コンサルフリーをご利用いただけると幸いです。