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ポストコンサルタントとは、コンサルティングファームで実務を経験した後、事業会社の幹部やベンチャー企業のCxO、PEファンドや他コンサルファームの幹部のハイキャリアの転職です。
ポストコンサルは幅広い転職先の選択肢があるためキャリアの方向性に悩む人も多く、難易度の高い転職であるため業界研究も必要になります。
本記事では、様々なコンサルファーム出身のキャリアを見てきた筆者が「ポストコンサルの転職の基礎知識やキャリアの選択肢」を徹底解説していきます。
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コンサルフリー(CONSULFREE)は即戦力のコンサルタント・DX/デジタル人材・マーケターが集まるプロ人材検索プラットーフォームです。事業開発・DX・SAP・CRM/MA/SFA・マーケティングなどコンサル案件に特化し、独自の商流により直請け・プライム案件を80%以上保有する特徴を持ちます。外資コンサル・ITコンサル・Sier・広告代理店出身者が多数在籍しています。
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執筆者情報
株式会社SowLab
コンサルフリーマガジン事務局
事業開発・DX/デジタル・マーケティングを主戦場とするハイクラス人材のキャリア情報メディア「コンサルフリーマガジン」の運営事務局。外資コンサル・ITコンサル・Sier・広告代理店・FAS・事業会社出身者など多様なバックグラウンドを持つメンバーで“未来のコンサルティング(課題解決)”を考え記事寄稿をしています。
ポストコンサルとは、コンサルティングファームで実務を経験した後、事業会社やベンチャー企業の経営幹部や、PEファンド/VCや他コンサルティングファームの幹部としてハイポジションを狙うハイキャリア転職です。
「ポスト」という名の通り、“コンサルティング”というポジションで問題解決能力を最大限に生かし、企業の価値最大化に貢献することが求められる仕事です。
コンサルタントの仕事は「コンサルティングファーム在籍型コンサルタント」「ポストコンサル」「フリーランスコンサルタント」がありますが、中でもポストコンサルは転職市場で高い評価を得ることが多く、高待遇や経営への影響力を求め注目される転職方法となります。
ポストコンサルと正社員コンサルの違いは、経営課題の解決を「内側」から変えるか「外側」から変えるかの立場が異なります。
正社員コンサルタントの場合は、コンサル会社の一員として、クライアントの課題やニーズに対しプロジェクトが発足した形でクライアントにサービスを提供します。
そのため、あくまで最終意思決定権はクライアントにあり、コンサル会社は支援をする伴奏者(ビジネスパートナー)の位置づけです。
一方で、ポストコンサルは事業会社やファンドなどの主体者側に席を置くため、最終的な意思決定を自社として関与することができ、事業主側の視点で経営変革ができます。
つまり、ポストコンサルにキャリアチェンジすることは、事業会社の加速的なドライバーとして経営を推進することができることになります。
転職市場においてポストコンサルは市場価値が高いと判断されることが多く、一度ポストコンサルの経験を積むとキャリアの方向性の幅が広がる特徴を持ちます。
ポストコンサルが転職市場で高い評価を受ける理由を3つ紹介します。
ポストコンサルが転職市場で評価が高くなる理由に「問題解決能力」があります。
コンサルタントとは「経営課題を解決するプロフェッショナル」であり、業界・業種を超え様々なアプローチ手法で課題解決の経験を積みます。
例えば、戦略系コンサルタントとDXコンサルタントの一例です。
▼戦略系コンサルタントの例
戦略系コンサルタントとは、経営課題の最上位戦略を担うコンサルタント職種です。
経営戦略・全社戦略・中期経営計画・事業計画・海外市場攻略・ポートフォリオ設計など、経営全体の方針を決定する問題解決能力が身につきます。
戦略コンサルで身に着けた問題解決能力は、事業会社でも有効に活用することができ、会社のCxO・経営幹部や経営戦略部門の重要人物として迎えられることも多いです。
▼DXコンサルタントの例
DXコンサルタントとはデジタルトランスフォーメーションに強みを持つ問題解決のプロフェッショナルです。
例えば、小売り×DXに強みを有するコンサルタントの場合、小売り業のDX戦略、ITグランドデザイン、デジタルを活用したCRM/SCM/ロジスティック改革など、幅広い知見を有するため小売り業界ベンチャーのCTOやCOOになることもあります。
このように、コンサルティングファームで得た問題解決能力は転職市場において高い価値があるのです。
ポストコンサルが転職市場で評価が高いと評される理由に、コンサルファーム特有のスピード感のあるキャッチアップ能力(物事の吸収力)があります。
コンサルタントの仕事は、プロジェクトのアサインメントが決まると「キャッチアップ」というプロジェクトの背景や目的・ゴールなどを早期に把握し、迅速にプロジェクトで価値を発揮できる準備をしなくてはいけません。
よく“バリューを発揮する”などとコンサル業界では言われますが、コンサルタントとは常に、「クライアントから仕事をもらっている以上価値を提供する」ことに徹した文化がある厳しい世界です。
そうした環境で仕事をすることで、他業界の人よりも物事を早く捉えどのように自分の価値を発揮すべきかのスピード感は転職市場で高い評価を得ています。
ポストコンサルは事業会社の経営課題を自社の一員のメンバーとして解決するプロフェッショナルの職業です。
経営課題の解決をすることは、決して簡単なことではなく、クライアントから厳しい指摘を受けるときもあれば、急速に変化する市況やトレンドを学ぶ直向きな努力や学習が必要です。
コンサル業界に長年働いている人は「まずはプロとして結果を出す」という姿勢が根強く、結果主義の世界での強いプロ根性があります。
そうしたプロフェッショナル精神は、他業界とは異なるコンサルの評価を上げている一つと言えるでしょう。
ポストコンサルと言っても様々な種類があります。
ここでは、ポストコンサルタントの代表的な転職キャリア先の例をご紹介します。
ポストコンサルタントとして多いのが、ベンチャー・スタートアップ企業の幹部ポジションです。
いわゆる、CxOとして会社の取締役となり、IPO(上場)やM&A/事業売却を狙う小さな会社を加速させる一員として参画します。
コンサルタント出身者の方は、経営戦略・経理管理・人事組織・IT/システム・営業/マーケティング・サプライチェーンなど幅広い知見を広範囲に持つ人も多いため、小さなベンチャーやスタートアップでは重宝される存在です。
特にCOO(最高執行責任者)などになるコンサル出身者の方は多く、組織全体の戦略かつ実行管理の統括をします。
外資系企業への幹部候補としてポストコンサルタント転職する人も多いです。
そもそもコンサルティングファームはアメリカ・イギリスなどの欧州を中心した外資系コンサルティングファームが有名会社となっているため、外資系独特の成果主義や多様性を尊重した文化など働きやすいことから人気があります。
また、外資系企業への転職活動は「ジョブ型雇用」「職種採用」が多いため、ポストコンサル枠としてキャリア転職の求人を探しやすい点も理由にあると考えられます。
大手日系企業の経営幹部としてポストコンサルタント転職する場合もあります。
例えば、製造業系日系企業の場合、営業・マーケティング・製造・購買・物流などOJT**(オンザジョブトレーニング)型で会社のすべての業務を経験し上層部に昇進することが多くあります。**
そうした中で、ポストコンサルは「外からの良い刺激」として、その会社の業界や専門性のある領域の横断的に培った知識や経験を会社にもたらし貢献する役割を果たします。
オーナー系企業とは、親族などの一族で継承され経営権を支配している企業です。
「ファミリー経営」「同族経営」「一族経営」などと呼ばれることもあります。
オーナー系企業のメリットは代々の家計に会社資産を残し続けることができる点にありますが、一族の後継者がいないや、子息が経営手腕を持たないなどで事業継承に苦労をすることもあります。
そうした中で、コンサルティング経験を持つポストコンサルタントは、即戦力としてオーナー系企業の経営を後押しできる点で評価されやすい傾向にあります。
昨今では若者のポストコンサルが高齢者になってしまった創業者や一族経営の会社を支援するケースも増えてきました。
PEファンドとは、プライベート・エクイティ・ファンドのことであり、投資家から集めた資金源を用い、非上場企業に資金提供(投資)と経営支援を行うことでのちに売却益を得る資金運営管理会社です。
ポストコンサルはPEファンドで活躍しやすいキャリアの一つであり、高い問題解決能力とキャッチアップ能力で即戦力として投資先会社の発展に貢献できます。
ベンチャーキャピタルとは、未上場企業やベンチャー企業にエクイティ投資を行うことで、その会社がIPO(上場)あるいは株式売却をした際に売却益を得る資金運営管理会社です。
PEファンドと間違えられやすいですが、違いは投資先の成長ステージが異なります。
VCは1つのファンドから多数の成長ポテンシャルの企業に投資し、PEファンドと比べて経営支援の関与が低いとされています。
他コンサルティングファームへの転職もポストコンサルとしての一つの選択肢です。
コンサル会社 to コンサル会社への転職はコンサル業界では当たり前であり、複数社またぎ職位アップや年収アップをする人も多くいます。
コンサルティングファームは外資・日系、大手・中小と様々あるため気になる方は会社比較記事をご覧ください。
ポストコンサルタントの一つ選択肢として会社の起業があります。
会社起業は決して簡単な道ではありませんが、大きな夢を持ち世の中に自分の力や発想で役に立てる非常にやりがいのあるキャリアです。
正社員のように安定した給与や労働環境は約束されませんが、それ以上にチャレンジな環境下で成功した喜びや体験は、起業家の特権ともいえるでしょう。
一方で、コンサルタントから独立すると成功する人もいれば失敗する人もいるのが実情です。
別記事でリアルな実体験を交え独立の失敗と経験を解説しているので気になる方は御覧ください。
フリーランスコンサルタントとは、企業組織に属さず独立した個人でコンサルティングサービスを生業とするフリーランスの職種です。
コンサルタントとは、会社の多様な経営課題と向き合い解決のための打ち手の考案や施策を実行する専門家の仕事でありコンサル会社勤めをイメージする人が多いですが、中でもフリーランスコンサルタントは、年収アップが期待でき最近注目されている次世代の働き方となります。
近年では、厚生労働省による「働き方改革関連法」や、経済産業省の「ダイバーシティ経営の推進」をを皮切りに、人材の多様化やリモートワークの推進などにより従来の枠組みに捉われないキャリアパスが着目されています。
中でも、ビジネス上で立場が弱いとされていたフリーランス(個人事業主・副業・複業者・ひとり社長)を守る政策である「フリーランス保護新法(通称)」を2023年4月に政府が可決したことから、フリーランス人材の増加は更に加速しています。
結論、コンサル未経験からポストコンサルタントへの転職は難しいと言えます。
ポストコンサルタントになりたい方は、いきなり目指すのではなく、まずは、未経験からコンサルタント業界に転職を目指し転職活動を行いましょう。
一方で、未経験からのコンサル業界転職は、年齢・社歴・学歴・語学力などにより「転職しやすい人」「転職しづらい人」がいるのも事実であるため、自分のスキルセットやバックグラウンドを鑑みて適切な対策を打つことが転職成功のポイントになります。
転職しづらい=転職できない、ということではないため、書類・面接対策や業界・企業研究をしっかりと行えば未経験の方でも十分に可能性はあります。逆に、転職しやすい特徴の方も対策が不十分であれば可能性を閉ざしてしまうのは言うまでもありません。
具体的な転職準備の方法は下記記事をご覧ください。
正社員コンサルからポストコンサルへの転職を検討している方は、フリーランスコンサルタントというキャリアも一つのなりえます。
とお悩みの方、フリーコンサル向け案件紹介マッチングエージェントを提供するトップコンサル集団であるコンサルフリー(CONSULFREE)にぜひ相談してください。
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コンサルフリー(CONSULFREE)は即戦力のコンサルタント・DX/デジタル人材・マーケターが集まるプロ人材検索プラットーフォームです。事業開発・DX・SAP・CRM/MA/SFA・マーケティングなどコンサル案件に特化し、独自の商流により直請け・プライム案件を80%以上保有する特徴を持ちます。外資コンサル・ITコンサル・Sier・広告代理店出身者が多数在籍しています。
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相馬秀幸
株式会社SowLab 代表取締役社長
デロイトトーマツコンサルティング合同会社のマネージャーを経てフリーコンサルに独立後、コンサル×マーケティング×デジタルメディア開発スキルを活かし株式会社SowLabを創業。フリーランス向け検索プラットーフォーム「コンサルフリー(CONSULFREE)」を運営。
これまでに、経営戦略、新規事業開発、M&A、マーケティング/営業戦略、次世代広告メディア戦略、WEB設計/開発、SEO戦略など多数のコンサルタントプロジェクトを経験する。
年間200名以上のフリーランス/副業者や、企業の事業開発/DX/マーケティング責任者と公私ともに対話し、多様な働き方を通じたコンサルティングを追求する。独自で立ち上げたメディアは過去に5つあり、企画・設計/開発・ライティング・SEO対策・広告宣伝営業・メディア監修などメディアに精通する。
コンサルフリーマガジン事務局
志村 陸
株式会社SowLab 執行役員
株式会社博報堂でアカウントプロデュース職に従事した後、HR×Branding×SaaSのスタートアップにジョイン。その後、旧知の仲である相馬から声を掛けられ2023年株式会社SowLabに参画。フリーランス向けプラットーフォーム「コンサルフリー(CONSULFREE)」を運営。
マーケティングコミュニケーションを軸に事業開発、商品企画、ブランディング、プロモーション、営業企画、セールス、採用、組織開発に関するプロジェクトを経験。
マーケティングコミュニケーション領域においては、戦略~エグゼキューションまでの全てを網羅的にプロデュースする。
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