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フリーランス・個人事業主・自営業の違いは?メリット・デメリットを徹底解説【2026年最新】

フリーランス・個人事業主・自営業の違いは?メリット・デメリットを徹底解説【2025年最新】
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フリーランス・個人事業主・自営業は、いずれも「個人で収入を得る働き方」という点では共通していますが、法律上の位置づけに明確な違いがあります。

フリーランスと個人事業主と自営業の違い

フリーランスは働き方を指す言葉で、個人事業主は開業届を税務署へ提出した人の区分、自営業は店舗運営や広い意味の事業全般を行う人を指します。どの働き方でも確定申告や税金、社会保険への加入が必要で、青色申告による節税や法人化による選択肢の拡大など理解すべき基礎知識が多くあります。

日本フリーランスの人口

総務省が発表した「令和4年就業構造基本調査」によると国内のフリーランス人口は257.4万人に達しています。昨今では厚生労働省の「働き方改革」「副業・兼業の促進」「テレワークの普及」「フリーランス新法」といった後押しもあり年々増えてきています。

一方で、フリーランス・個人事業主・自営業は法人のような制度的保護は少なく、すべてを個人で管理する負担が生じる点はデメリットです。自分に合った働き方を選ぶには、開業に必要な手続きや費用、将来的な利益の見通し、そして求める自由度や社会的信用とのバランスを考えることが重要です。

本記事では、これからフリーランス・個人事業主・自営業を目指す方向けにフリーランス独立・開業のプロが「フリーランス・個人事業主・自営業の違いやメリット・デメリット・開業の仕方」について初心者でもわかりやすく徹底解説していきます。

フリーランス・個人事業主・自営業の仕事探しはフリーランスエージェントを活用しよう!

フリーランス・個人事業主・自営業として活動するうえで、重要なのが安定した収入源の確保です。内閣官房フリーランス実態調査でも、59%が「収入が少ない・安定しない」と回答しており、多くのフリーランスが継続的な案件獲得に課題を感じています。

そこで役立つのがフリーランスエージェントの活用です。下記はフリーランスエージェント業界のカオスマップですが、「フリーランスコンサルエージェント」「SAPフリーランスエージェント」「PMOフリーランスエージェント」「マーケティングフリーランスエージェント」「デザイナーフリーランスエージェント」など、専門分野に特化したサービスが多数あります。自分のスキルやキャリアプランに合ったエージェントを選ぶことで効率的に仕事を獲得できます。

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コンサルフリーは株式会社SowLabが運営する即戦力のフリーランスが集まるコンサルタント専門のプラットフォームです。TMT業界(電機/電子・インターネット・AI・通信・広告メディア・エンタメ・放送業界)を中心に、新規事業開発・組織人事・マーケティング・生成AI・SAP/ERP領域に強みを持つプロが多数在籍しています。

相馬秀幸(株式会社SowLab)

監修
相馬秀幸
株式会社SowLab 代表取締役


大手製造業・デロイトトーマツコンサルティングを経てフリーコンサルに独立後、コンサル×メディア開発スキルを活かし株式会社SowLabを創業。広告/メディア・エンタメ・放送・人材・製造・通信のTMT業界を中心に、経営戦略、新規事業、M&A、組織人事、マーケティング・営業戦略、SAP/ERP導入、生成AI活用、WEB設計/開発、SEO戦略など多数のコンサルプロジェクトを経験。

目次

フリーランスと個人事業主・自営業との違い

フリーランスと個人事業主と自営業の違い

フリーランスの理解をより深める上で、用語が混在しやすい「フリーランス」「個人事業主」「自営業」「法人」「フリーター」の働き方の違いについて解説します。

フリーランスと個人事業主との違い

フリーランスと個人事業主の違い

フリーランスと個人事業主との違いは、フリーランスがスキルを活かして案件ごとに働く「働き方」を指すのに対し、個人事業主は税務署に開業届を提出し継続的に事業を営む「税法上の区分」を指す点です。

つまり、フリーランスが税務署に開業届を提出すると個人事業主として扱われます。また、届出をしていなくても、自らのスキルや専門知識を活かして働いている方がフリーランスと言われます。

フリーランスと自営業との違い

自営業とは

フリーランスと自営業との違いは、フリーランスが自身のスキルや専門知識を活かして案件ごとに仕事を請け負う働き方であるのに対し、自営業は店舗経営や法人設立を含め、自ら事業を運営して収入を得る人全般を指す点です。

つまり、フリーランスや個人事業主も広い意味では自営業に含まれます。

フリーランスや個人事業主に似た働き方

フリーランスや個人事業主に似た働き方として代表的なのが「業務委託」「ノマドワーカー」があります。

業務委託

業務委託は、企業が特定のプロジェクトや業務を外部の個人や会社に委託する方法です。

企業は必要なスキルや専門知識を持つ委託業者を選び、プロジェクトを効果的に実施します。

業務委託は、効率性と専門性を追求するための有力な手段です。

ノマドワーカー

ノマドワーカーは、場所に固定されずに仕事をする人々を指し、通常はインターネット接続がある場所から仕事を行い、自由なスケジュールを持ちます。

ノマドワーカーは、デジタルノマドとしても知られており、世界中を旅しながら仕事をすることができます。

したがって、「場所に縛られず働きたい」「自分のリズムで働きたい」などの考えを持つ方には、ノマドワーカーという働き方が最適かもしれません。さらに、これからの働き方のトレンドとしてこの働き方を取り入れておけば、より良い条件で働く可能性が広がるかもしれません。

フリーランスと法人との違い

フリーランスと法人の違い

フリーランスと法人の主な違いは、事業形態と責任範囲にあります。フリーランスは個人事業主として開業届を提出し、比較的手続きが簡易で税務処理もシンプルです。

一方、法人は会社設立登記が必要で、社会的信用力が高く、大規模案件の受注や資金調達に有利とされます。ただし法人は維持管理コストや法的義務が大きく、経理や税務の複雑さも増します。

フリーランスは柔軟な働き方や意思決定の速さが魅力で、法人は成長や事業拡大を志向する場合に適している点が大きな違いです。

フリーランスとは

フリーランスとは

フリーランスとは、組織に属さず個人で事業を営む働き方であり、ITエンジニア・コンサルタント・デザイナー・クリエイター・ライターなど幅広い職種があります。

下記ではフリーランスのメリット・デメリットを解説します。

フリーランスのメリット

フリーランスとして働くメリット

フリーランスとして働く最大のメリットは、働く時間・場所・仕事量を自分で自在にコントロールできる圧倒的な自由度にあります。会社員のような勤務時間の制約がなく、在宅・リモートワークを活用すれば、自宅・カフェ・旅先など、好きな環境で働くことが可能です。近年は地方創生支援の流れを背景に地方を拠点に活動する地方フリーランスも増えています。

また、案件ごとに契約する働き方のため、スキル次第で高単価案件を受注できる点も魅力です。実際、フリーランスの年収として1,000万円以上を達成する人もおり、スキルと実績がそのまま収入に直結しやすい働き方といえます。(経済産業省中小企業庁令和4年度フリーランス実態調査結果」)。

さらに、複数企業と取引することで人脈が広がり、継続案件や紹介につながるチャンスが増える点も、大きなメリットと言えるでしょう。

フリーランスとして働くメリット
  • ライフスタイルに合わせて自由な働き方ができる
  • 好きな仕事内容を選べる
  • スキルや成果によって高い収入が期待できる

フリーランスのデメリット・注意点

フリーランスとして働くデメリット

フリーランスのデメリットとして、収入の不安定さが挙げられます。内閣官房日本経済再生総合事務局の「フリーランス実態調査結果」によると、フリーランスの約59%が働く上での課題として「収入が少ない・安定しない」と回答しており、この点は多くの独立希望者にとって大きな不安材料です。そのため、世間では「フリーランスやめとけ」といった声が上がることもあります。

さらに、福利厚生がなく社会保険料を全額自己負担しなければならないほか、社会的信用が低くローン審査などで不利になるケースもあります。

加えて、営業・経理・スケジュール管理など事業運営のすべてを自分で担う必要があり、強い自己管理能力が求められる点もデメリットと言えます。

個人事業主のメリット・デメリット

個人事業主とは

個人事業主とは、個人で事業を営み、税法上「事業所得」を得る者として認められた事業者のことを指します。税務署へ「開業届」を提出することで正式に個人事業主として扱われ、売上から必要経費を差し引いた所得を基に税金が計算されます。

下記では個人事業主のメリット・デメリットを解説します。

個人事業主のメリット

個人事業主の最大のメリットは、節税効果の高い青色申告を利用できることです。要件を満たせば最大65万円の青色申告特別控除が受けられ、赤字を3年間繰り越せるため、事業初期の収支が不安定な時期でも税負担を抑えられます。

また、事業に必要な支出を経費として計上できる範囲が広いため、家賃・光熱費・通信費などを按分して節税につなげることも可能です。

さらに、開業コストが低く、事業内容や働き方を自由に決められる点も魅力です。自分の裁量で事業を進められるため、スピード感のある意思決定ができ、成果がそのまま収入アップに直結しやすい点も大きなメリットといえます。

個人事業主のメリット
  • 青色申告で最大65万円の控除など節税効果が大きい
  • 経費として認められる範囲が広く、家事按分が活用できる
  • 開業コストや維持費がほぼゼロで、すぐに事業を始められる

個人事業主のデメリット

個人事業主のデメリットとしてまず挙げられるのは、失業保険に加入できず失業手当を受給できない点です。事業がうまくいかず収入が途絶えても公的補償がないため、自身で備える必要があります。

また、確定申告が必須になることも大きな負担です。帳簿作成や経費管理を自分で行う必要があり、事務作業に時間を取られやすくなります。

さらに、事業収入が一定額を超えると配偶者の扶養から外れてしまうこともあり、国民健康保険や国民年金を自分で全額負担する必要が生じる場合があります。これらのポイントを理解し、事業計画やリスク対策を行うことが重要です。

個人事業主のデメリット
  • 失業保険に入れず失業手当を受給できなくなる
  • 確定申告が必須になる
  • 扶養から外れてしまう場合もある

自営業とは

自営業とは

自営業とは、会社に雇われず、自ら事業を営んで収益を得る働き方全般を指します。個人で商売をしている人だけでなく、自分で法人を設立して経営している小規模経営者も広い意味で自営業に含まれます。

スモールビジネスや店舗経営、サービス業、オンライン事業など業種は多岐にわたり、事業の規模や形態も自由度が高いのが特徴です。下記では自営業のメリット・デメリットを解説します。

自営業のメリット

自営業の最大のメリットは、自分のアイデアや得意分野をそのまま事業にできる自由度の高さです。会社の方針に縛られず、自分が本当にやりたいビジネスを構築できるため、働くこと自体が大きなやりがいにつながります。

また、自営業には収入の上限がない点も大きな魅力で、努力や工夫がそのまま売上に反映され、会社員以上の収入を得られる可能性があります。

さらに、定年がないため長く働き続けられることもメリットです。自身のペースで事業を続けられるため、ライフスタイルに合わせて柔軟に働き方を調整できます。自由度と創造性を活かせる点が、自営業ならではの大きな強みです。

自営業のメリット
  • 業種の自由度が広く、店舗・製造・サービスなど幅広く展開できる
  • 収入の上限がない
  • 定年がなく、自分のペースで生涯働ける

自営業のデメリット

自営業のデメリットをフリーランスと比べると、事業運営に伴う責任とリスクの大きさが際立ちます。自営業は店舗運営やスタッフ管理、在庫管理など、より幅広い業務を担う必要があり、そのぶん損失リスクも高まります。

また、設備投資や固定費が発生しやすく、売上が下がると赤字になりやすい点も大きな負担です。さらに、病気やケガで働けなくなると収入が途絶えるリスクが大きいことに加え、社会保険は国民健康保険・国民年金が中心で、保険料も全額自己負担です。

経営判断のすべてを自分で行う必要があり、資金繰りや集客の難しさなど、精神的負担が大きくなることも自営業ならではのデメリットといえます。

自営業のデメリット
  • ケガや病気で働けなくなると、収入が途絶える可能性がある
  • 事業トラブル(顧客対応・資金繰りなど)を全て自分で負う必要がある
  • 労災保険の加入対象ではない

フリーランス・個人事業主・自営業の税金と社会保険

フリーランス・個人事業主・自営業の社会保証

フリーランス・個人事業主・自営業の社会保障は、所得に応じて自ら税金を計算・納付し、社会保険にも個人で加入する必要があります。

負担額はいずれも事業所得を基準に決まるため、制度の仕組みを正しく理解し、計画的に備えることが欠かせません。下記では、それぞれの税負担や社会保険制度の違いについてわかりやすく整理して解説します。

税金

フリーランス・個人事業主が支払う税金

フリーランス・個人事業主・自営業が支払う税金には、「所得税」「住民税」「個人事業税(事業税)」「消費税」「固定資産税」といった主要項目があります。

国税庁の「令和6年度租税滞納状況の概要」によると、日本では税金の期限内納付率が99%、翌年末までの徴収率も99.8%と非常に高い水準で推移しています。

税金の種類内容計算方法どれくらい収入・所得があると税金がかかる?
所得税・復興特別所得税1年間の所得に応じて課される国税(収入−経費−所得控除)× 税率(5~45%)+復興税(2.1%)所得48万円から課税
住民税住んでいる自治体に納める税金所得割(課税所得×10%)+均等割所得約45万円から課税
個人事業税(事業税)特定業種の事業所得に課税される税金(事業所得−290万円)× 税率(3~5%)事業所得290万円で課税
消費税商品・サービスにかかる税金受け取った消費税−支払った消費税年商1,000万円の翌々年から
固定資産税事業用資産に課税される税金固定資産評価額×1.4%(標準)事業用の土地・建物・設備がある場合

フリーランス・個人事業主の税金は種類ごとに納付時期が異なるため、年間スケジュールを正しく把握しておくことが重要です。自治体・所得状況・申告方式により前後する場合はありますが、おおよその年間スケジュールは下記です。

フリーランスの税金納付スケジュール

社会保険料(年金・健康保険・介護保険)

フリーランス・個人事業主が支払う社会保険料

フリーランス・個人事業主が支払う社会保険料は「国民健康保険料」「国民年金保険料」「介護保険料」の3種類あります。

フリーランス・個人事業主と会社員と異なり、社会保険料が給与から自動で差し引かれることがないため、自分で国民年金や国民健康保険などに加入し、保険料を全額支払う必要があります。

社会保険の種類内容保険料どれくらい収入があると負担が発生する?
国民年金(基礎年金)全国民共通の基礎的な年金。老後・障害・遺族保障を提供定額:令和7年度月額17,510円((日本年金機構国民年金保険料」)収入に関係なく全員加入義務
国民健康保険医療費の自己負担を軽減するための制度国民健康保険料(税)の算定方法や徴収期限・方法は各市町村の条例で定められています(厚生労働省国民健康保険の保険料・保険税について」)前年所得があると負担額が増える
所得が少ないと軽減措置あり
介護保険料(40〜64歳)40歳以上が支払う介護サービスの財源(厚生労働省介護保険制度について」)月額平均6,036円(2021~2023年事業主負担分、公費分を含む平均)40〜64歳(第2号被保険者)で所得があると発生
介護保険料(65歳以上)65歳からは市区町村が保険料を算定月額平均6,014円
(2021~2023年 基準額の全国加重平均)
65歳以上で必ず加入・収入に応じて増減

【体験談】フリーランスが白色申告から青色申告の個人事業主に切り替えるタイミング

【体験談】フリーランスが個人事業主に切り替えるタイミング

フリーランスが白色申告から青色申告の個人事業主へ切り替える最適なタイミングは、一般的には「年間売上が300万円を超え始めた頃」や「継続的に案件が取れ始めた頃」が切り替えの目安とされ、早期に青色申告へ移行するほど節税メリットを最大化できます。

青色申告の個人事業主に切り替えるべきタイミング

  1. 売上が安定して増え始めたとき(目安:年間300万円以上)
  2. 経費が増えてきたとき(控除額が節税に直結するため)
  3. 事業を本格化させたいとき(赤字繰越など事業管理が有利に)
  4. 節税メリットを最大化したいとき(最大65万円の特別控除が受けられる)
  5. クラウド会計ソフトを使って記帳が負担にならなくなったとき
体験談

【フリーランスの体験談】
独立初年度は右も左もわからず白色申告にしましたが、売上が少ないのに税金が思った以上に高くて本気で焦りました。友人に相談したら「青色申告なら65万円控除があるよ」と言われ即切り替えしました。クラウド会計を使うと帳簿もほぼ自動で、翌年の税額が大きく下がって本当に助かりました。生活に余裕が生まれました。(30代、男性)

体験談

【フリーランスの体験談】
案件が増えて収入は伸びていたのですが、請求書や領収書の管理が追いつかず、昨年は仕方なく白色申告で提出しました。数字が把握できないまま資金繰りに追われ、「このままでは事業を継続できないかもしれない」と不安になりました。そこで思い切って青色申告に切り替えたところ、帳簿が整理されて利益の見通しも明確に。さらに65万円控除で節税効果も実感でき、安心して事業に集中できるようになりました。(20代、女性)

体験談

【フリーランスの体験談】
設備投資のために金融機関へ相談したところ、「白色申告だと審査が通りにくい」と言われ大ショック。信用の面でも不利だと痛感し、青色申告へ切り替えました。翌年は帳簿が整っていることで担当者の反応も良く、無事に小規模融資が通過。事業を拡大できたのは、青色申告にしたおかげだと今でも思っています。(40代、男性)

フリーランスが個人事業主になるための手続き

個人事業主開業の手続きの流れ

フリーランスが個人事業主になるためには、税務署へ開業届を提出することが最初のステップとなります。

個人事業主になるための手続きについて、順を追ってわかりやすく解説します。

開業に必要な情報

開業手続きをスムーズに進めるためには、開業届に記載をする必要情報を整理することが大切です。

以下のような項目を事前にまとめておくことで、提出書類の作成がスムーズになります。

▼開業前に整理すべき必要情報

  1. 事業開始日(いつから事業を始めるか)
  2. 事業の内容(職種・業務内容)
  3. 事業所の住所(自宅か、別のオフィスか)
  4. 屋号(任意)(ビジネス上の名称)
  5. 所得の区分(事業所得・雑所得など)
  6. 帳簿付けの方法(青色申告か白色申告か)
  7. 開業する理由・事業の方向性(事業計画の簡易版)
  8. 従業員の有無(家族に給与を出す場合は青色事業専従者の検討)
  9. 提出方法の選択(紙提出・e-Tax)
  10. 連絡先(電話番号・メールアドレス)

提出書類(開業届・事業開始等申告書・青色申告承認申請書)

個人事業主として開業する際は、開業から1か月以内に開業届を税務署へ提出します。併せて、自治体へ事業開始等申告書の提出も必要です。節税を狙う場合は、青色申告承認申請書も同時に提出しておくとスムーズです。

個人事業主の開業・廃業届書
国税庁 | A1-5 個人事業の開業届出・廃業届出等手続
所得税の青色申告承認申請書
国税庁 | A1-8 所得税の青色申告承認申請手続
東京都の事業開始等申告書
東京都 | 事業を始めたとき・廃止したとき

開業届の提出方法(税務署)

開業届の提出方法は、窓口持参・郵送・e-Tax(オンライン)の3つがあります。

最も簡単なのは窓口提出で、その場で控えを返却してもらえるため開業証明として利用できます。郵送の場合は返信用封筒を同封します。e-Taxを利用すれば自宅で手続きが完結し、書類の保管も不要です。(国税庁A1-5 個人事業の開業届出・廃業届出等手続」)

開業にかかる費用

フリーランスが個人事業主として開業する際、登録そのものにかかる費用は実質0円です。

開業届や青色申告承認申請書の提出は無料で、税務署への手続きもすべて費用なく行えます。ただし、事業を始めるための準備として、必要に応じてパソコン・ソフト・名刺・開業用サイト制作、会計ソフトの利用料などの初期費用が発生する場合があります。

また、屋号口座の開設は無料ですが、ビジネスカード作成や設備投資を行う場合は別途コストがかかります。つまり、手続き自体は無料でも、事業内容に応じた開業準備費用を見積もっておくことが重要です。

フリーランス・個人事業主の税金に関してよくある質問

フリーランス・個人事業主の税金に関してよくある質問をまとめました。

法人として会社設立するために必要なものは?

法人として会社設立するためには、下記が必要です。そのうえで、定款を作成し、公証役場で認証を受けます。さらに法務局へ設立登記を申請し、税務署や都道府県・市区町村への各種届出を行います。

法人設立に必要なもの

  1. 商号
  2. 事業目的
  3. 本店所在地
  4. 資本金
  5. 役員報酬の決定

個人事業主の開業や青色申告を手軽に行う方法は?

個人事業主としての開業や青色申告をスムーズに進めるには、freee開業届などのクラウド開業ソフトを活用する方法が非常に便利です。必要項目を入力するだけで、開業届や青色申告承認申請書といった書類を自動作成でき、手続きの手間を大幅に削減できます。提出方法の案内までワンストップで対応してくれるため、初めての開業でも安心して進められます。

副業の人は開業届を出した方がいい?

副業の人は開業届を出した方が、節税効果が大きい青色申告ができるようになります。収入が継続して発生する副業なら開業届の提出がおすすめです。

▼副業を行なっている人が開業届を出すメリット

  1. 青色申告ができる(最大65万円控除)
  2. 赤字繰越3年
  3. 小規模企業共済への加入が可能

社会的に信用があるのは、フリーランス・個人事業主・自営業・法人のどれ?

社会的信用度は一般的に「法人」>「個人事業主」>「フリーランス・自営業」とされます。法人は登記されており、金融機関の融資や契約でも信頼されやすいのが特徴です。個人事業主も事業実態があれば信用されますが、規模の面で法人に劣ります。フリーランスは実績次第で信用が変動します。

自由な働き方をしたい人は、フリーランス・個人事業主・自営業・法人のどれが向いている?

もっとも自由度が高いのは「フリーランス」です。働く場所・時間・案件を自分で選べるため、柔軟な働き方を重視する人に向いています。個人事業主も自由度は高いものの、手続きや税務管理が増え事務負担は大きくなります。法人は安定性がありますが、責任や管理業務が増える点を考慮が必要です。

個人事業主から法人化を検討するタイミングは?

個人事業主が法人化を検討するタイミングは、年間利益が800万円前後を超えてきた頃が一つの目安です。所得税は累進課税で税率が上がるため、法人化によって税負担を抑えられる可能性が高まります。

個人事業主から法人化を検討するタイミング

  1. 年間利益が800万円前後を超えてきた時
  2. 従業員や外注先を増やしたい時
  3. 事業が安定し、今後さらに拡大させたいと感じた時

まとめ

フリーランス・個人事業主・自営業は、いずれも「個人で収入を得る働き方」という点では共通していますが、法律上の位置づけに明確な違いがあります。

フリーランスは働き方を指す言葉で、個人事業主は開業届を税務署へ提出した人の区分、自営業は店舗運営や広い意味の事業全般を行う人を指します。どの働き方でも確定申告や税金、社会保険への加入が必要で、青色申告による節税や法人化による選択肢の拡大など理解すべき基礎知識が多くあります。

一方で、フリーランス・個人事業主・自営業は法人のような制度的保護は少なく、すべてを個人で管理する負担が生じる点はデメリットです。自分に合った働き方を選ぶには、開業に必要な手続きや費用、将来的な利益の見通し、そして求める自由度や社会的信用とのバランスを考えることが重要です。

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