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コンサルBig4(ビッグ4)とは世界4大監査法人のグループファームである「デロイト・PwC・KPMG・EY」の4社の呼称となり、各社は業界トップクラスの規模を誇り、世界のクライアントを対象に、会計・監査・税務・コンサルティングサービスを提供しています。
IDCの調査によると国内ビジネスコンサルティング市場の2021~2026年の年間平均成長率(CAGR)は8.8%であり、2026年には8,732億円に達すると予測しています。
中でも、コンサル業界の一角を占める巨大4大ファーム(Big4)の動きは市場を牽引する大きな存在になりますが、コンサル未経験でこれからコンサル業界に転職を考えている人や、コンサルティングファームに初めて依頼をする企業担当者にとって「Big4」とは聞き慣れない言葉であるのも事実です。
本記事ではそのようなBig4の基礎知識を知らない人初心者向けに、コンサル実務経験を持つ筆者が「Big4の特徴」を会社の違いや特徴を比較しながらわかりやすく解説していきます。
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Big4の転職難易度はコンサル業界でも高く筆記試験・書類審査・ケース面接など対策が必要となります。そのため、転職対策のプロである「コンサル業界に強い転職エージェント」に頼ることがおすすめです。
フリーランスギルド型トップコンサル集団
コンサルフリーは株式会社SowLabが運営する即戦力のフリーランスが集まるコンサルタント専門のプラットフォームです。TMT業界(電機/電子・インターネット・AI・通信・広告メディア・エンタメ・放送業界)を中心に、新規事業開発・組織人事・マーケティング・生成AI・SAP/ERP領域に強みを持つプロが多数在籍しています。
監修
相馬秀幸
株式会社SowLab 代表取締役
大手製造業・デロイトトーマツコンサルティングを経てフリーコンサルに独立後、コンサル×メディア開発スキルを活かし株式会社SowLabを創業。製造・電子・通信・放送・広告/メディア・エンタメ業界を中心に、経営戦略、新規事業開発、M&A、組織人事戦略、マーケティング・営業戦略、次世代マスメディア戦略、SAP/ERP導入、生成AI活用、WEB設計/開発、SEO戦略など多数のコンサルプロジェクトを経験。
執筆者/運営会社
株式会社SowLab
コンサルフリーマガジン事務局
コンサルフリーマガジンは株式会社SowLab(ソウラボ)が運営する日本最大級のコンサル情報メディア。新規事業開発・組織人事・マーケティング・生成AI・SAP/ERPを専門としたコンサルティング事業、フリーランスエージェント事業(コンサルフリー)、デジタルメディア事業を展開。
>>お問い合わせはこちら
コンサルBIG4とは、世界4大監査法人のグループファームである「デロイト・PwC・KPMG・EY」の4社の呼称であり長い歴史を持ちます。
世界4大監査法人とは下記4つの企業の呼称となります。
これらの企業は、監査だけでなく、税務、法務、コンサルティングサービスなど幅広いサービスを提供しています。
コンサル業界には戦略・BIG4・総合・シンクタンク・人事/組織・FASなど専門分野ごとに多種多様なコンサルティングファームが存在しますが、Big4は総合系コンサルティングファームに位置付けられ会計系の母体を持つ点に大きな特徴を持っています。
そのため、よく類似する企業として「アクセンチュア」「アビームコンサルティング」などがありますが、厳密にはBIG4には属しません。
Big4の歴史は、19世紀後半にまで遡り、複雑化するビジネス環境の中で、監査や税務の専門知識を提供することから始まりました。
市場の変化と共に、それぞれの企業はグローバルに拡大しサービスの範囲も広げてきました。例として、KPMGは1987年に複数の国際的な会計事務所が合併して設立されました。これらの企業の成長は、グローバル化する経済とビジネスの需要の拡大を背景にしています。
コンサルBIG4の「デロイト トウシュ トーマツ」「プライスウォーターハウスクーパース(PwC)」「KPMG」「アーンスト&ヤング(EY)」のそれぞれの違いを、事業内容・年収・選考フロー・転職難易度の観点で比較しながら見てみましょう。
デロイトトーマツは、BIG4の一角を占める世界最大の経営コンサルティングファームであり、BIG4でも一角となる世界の巨大ファームと言えます。
「Deloitte(デロイト)」とは、デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(DTTL)やグローバルネットワーク組織を構成するメンバーファームおよびそれらの関係法人(総称して“デロイトネットワーク”)のひとつまたは複数を指す際に呼ばれることがあります。
デロイトトーマツグループ全体では監査・税務・法務・コンサルティング・ファイナンシャルアドバイザリーの総合力と国際力が強みであり、戦略立案から実行まで一貫するコンサルティングサービスが特徴です。
上記をご覧のように、監査・アドバイザリー・コンサルティング・FAS・税務・法務と様々なグループ企業が一体となりプロフェッショナルサービスを提供していることがわかります。
コンサルティングを主戦場としている企業がデロイトトーマツコンサルティング合同会社(DTC)となります。
会社名 | デロイトトーマツコンサルティング合同会社 |
会社HP | https://www2.deloitte.com/jp/ja.html |
設立 | 1993年 |
業界/業種 | 総合コンサルティング |
本拠地 | コンサル:アメリカ合衆国 会計法人:イギリス |
所在地(東京オフィス) | 東京都千代田区丸の内3-2-3 丸の内二重橋ビルディング |
拠点数 | 世界150各国 |
人員規模 | 約345,000人以上 |
デロイトトーマツコンサルティングの年収は、BIG4の中でも高待遇として有名であり新卒で年間約600万円からスタートし、経験や役職に応じて1000万円以上になることも珍しくありません。
役職 | 年収目安 |
---|---|
ビジネスアナリスト | 580~650万円 |
コンサルタント | 650~800万円 |
シニアコンサルタント | 800~1100万円 |
マネージャー | 1100~1500万円 |
シニアマネージャー | 1300~2000万円 |
ディレクター/パートナー | 2000万円~数億円 |
デロイトトーマツコンサルティング合同会社の選考プロセスは下記となります。
▼選考プロセス(※求職者のキャリアにより異なります)
デロイトトーマツへの転職は高い競争率を誇り、転職難易度としては非常に高いと言えます。
年齢によって転職の難易度が変わり、特に20代、30代の前半の方はコンサル未経験であっても転職の可能性はあると言えます。
特に、昨今DXコンサル・SAPコンサル領域へ幅を広げているためシステム導入の経験者などは優遇される傾向にあります。
転職難易度 | |
---|---|
20代 | 第2新卒枠などで 未経験者でも転職余地あり |
30代 | 外資企業、大手企業、ITコンサル系 での専門性を有す方は有利 |
40代 | コンサル未経験者は 転職難易度高め |
50代 | コンサル未経験者は 転職難易度高め |
PwCは世界151カ国に約364,000人以上のスタッフを擁する世界大手のグローバルプロフェッショナルファームです。
日本拠点であるPwC Japanグループは、監査・アシュアランス、コンサルティング、ディールアドバイザリー、税務、法務のプロフェッショナルが在籍し、国内外におけるクライアントの課題解決を行っています。
▼PwCの主要企業一覧
PwCコンサルティングは、経営戦略の策定から実行支援、デジタルトランスフォーメーション、人材マネジメントまで、幅広いビジネスの課題に対応するサービスを提供しています。
会社名 | PwCコンサルティング合同会社 |
会社HP | https://www.strategyand.pwc.com/jp/ja.html |
設立 | 1914年(前身:ブーズ・アンド・カンパニー) |
業界/業種 | 総合コンサルティング |
本拠地 | PwC:ロンドン |
所在地(東京オフィス) | 東京都千代田区大手町1丁目2−1Otemachi Oneタワー |
拠点数 | 155ヵ国 |
人員規模 | 280,000人以上 |
PwCコンサルティングの年収は、BIG4の中でもDTCに次ぎ高待遇として有名であり新卒で年間約600万円からスタートし、経験や役職に応じて異なります。
役職 | 年収目安 |
---|---|
アソシエイト | 500~800万円 |
シニアアソシエイト | 700~1000万円 |
マネージャー | 1000~1500万円 |
シニアマネージャー | 1300~2000万円 |
ディレクター/パートナー | 1500万円~ |
PwCコンサルティングの選考プロセスは下記となります。
▼選考プロセス(※求職者のキャリアにより異なります)
PwCコンサルティングへの転職はBig4の中でも難易度としては非常に高いと言えます。
転職難易度 | |
---|---|
20代 | 第2新卒枠などで 未経験者でも転職余地あり |
30代 | 外資企業、大手企業、ITコンサル系 での専門性を有す方は有利 |
40代 | コンサル未経験者は 転職難易度高め |
50代 | コンサル未経験者は 転職難易度高め |
EYは全世界150以上の国・地域に700を超える拠点があり、グローバルネットワークを活用したサービスを提供しています。
EY JapanはEYの日本におけるメンバーファームの総称であり、公認会計士、税理士、弁護士、ビジネス・プロフェッショナル、エンジニアなど約10,000名が在籍しています。
▼EYの主要企業一覧
EYのコンサルティング部門はEYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社となり、日本では馴染みのない方も多いですが世界的には大きな規模を誇り、日本で昨今急成長を遂げている企業になります。
会社名 | EY Japan株式会社 |
会社HP | https://www.ey.com/ja_jp |
設立 | 1987年 |
業界/業種 | 総合コンサルティング |
本拠地 | イギリス |
所在地(東京オフィス) | 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー |
拠点数 | 150ヵ国 |
人員規模 | 360,000人以上 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティングの年収は、DTC・PwCに並び高待遇となります。
役職 | 年収目安 |
---|---|
コンサルタント | 550~800万円 |
シニアコンサルタント | 700~1000万円 |
マネージャー | 1000~1300万円 |
シニアマネージャー | 1200~1500万円 |
アソシエイトパートナー/パートナー | 1500万円~ |
EYストラテジー・アンド・コンサルティングの選考プロセスは下記となります。
▼選考プロセス(※求職者のキャリアにより異なります)
EYストラテジー・アンド・コンサルティングへの転職はDTCやPwCと比べるとやや難易度が低くなりますが、業界全体としては非常に優秀な方が転職されているため相対として難易度としては高いと言えます。
転職難易度 | |
---|---|
20代 | 第2新卒枠などで 未経験者でも転職余地あり |
30代 | 外資企業、大手企業、ITコンサル系 での専門性を有す方は有利 |
40代 | コンサル未経験者は 転職難易度高め |
50代 | コンサル未経験者は 転職難易度高め |
KPMGは全世界150以上の国・地域に700を超える拠点があり、グローバルネットワークを活用したサービスを提供しています。
KPMGジャパンは、KPMGインターナショナルの日本におけるメンバーファームの総称となり、「監査」「税務」「アドバイザリー」の3つの分野にわたり複数のプロフェッショナルファームによって構成されています。
▼KPMGの主要企業一覧
KPMGコンサルティングは、BIG4系の総合コンサルティングファームです。
1987年にPeat Marwick International、Klynveld Main Goerdeler 、およびそれらのメンバーファームの合併により設立されたグローバルネットワークです。
監査、税務、アドバイザリーサービスを提供する、独立したプロフェッショナルファームによるグローバルな組織体であるKPMGのコンサル会社となります。
会社名 | KPMGコンサルティング株式会社 |
会社HP | https://kpmg.com/jp/ja/home.html |
設立 | 1987年 |
業界/業種 | 総合コンサルティング |
本社(世界) | オランダ |
所在地(東京オフィス) | 東京都千代田区大手町1丁目2−1Otemachi Oneタワー |
拠点数 | 143ヵ国 |
人員規模 | 265,000人以上 |
KPMGコンサルティングの年収は、DTC・PwCに並び高待遇となります。
役職 | 年収目安 |
---|---|
ビジネスアナリスト | 600~750万円 |
コンサルタント | 700~800万円 |
シニアコンサルタント | 800~1100万円 |
マネージャー | 1000~1300万円 |
シニアマネージャー | 1200~1500万円 |
アソシエイトパートナー/パートナー | 1500万円~ |
KPMGコンサルティングの選考プロセスは下記となります。
▼選考プロセス(※求職者のキャリアにより異なります)
KPMGコンサルティングへの転職はDTCやPwCと比べるとやや難易度が低くなりますが、業界全体としてはBig4は転職難易度が高い傾向にあります。
転職難易度 | |
---|---|
20代 | 第2新卒枠などで 未経験者でも転職余地あり |
30代 | 外資企業、大手企業、ITコンサル系 での専門性を有す方は有利 |
40代 | コンサル未経験者は 転職難易度高め |
50代 | コンサル未経験者は 転職難易度高め |
コンサルBIG4で働くコンサルタントは、様々なコンサルティングファームがある中でも「総合力」をバランスよく身につけた方が多く在籍します。
コンサルタントとは、会社の多様な経営課題と向き合い解決のための打ち手の考案や施策を実行する専門家の仕事であり、コンサルティングファームの多くは「業界」×「領域」のマトリックス上で強みをそれぞれ持っています。
例えば、戦略コンサルティングファームで有名なマッキンゼー・BCG・ベインは戦略系の超上流領域を強みとしているのに対し、アビームコンサルティングなどはIT・システム導入系を強みとしています。
その中でも、BIG4は「総合コンサルティングファーム」であるため、幅広いインダストリーと領域のセグメントを持っているため、BIG4で働くことで幅広い知見を身につけることができると言えます。
「コンサルBIG4に転職してみたい!」と思っている方へ転職する方法をご紹介します。
結論、未経験からでもコンサルBIG4への転職は可能です。
一方で、事実、未経験からコンサルタント転職をすることは非常に難しいため、転職対策をしっかりとすることが大切です。
また、未経験の中でも40代、50代となってくると転職の難易度は更に増すでしょう。
理由としては、コンサルタントの仕事はハードワークとも評されるように、一定の馬力を持ち基礎スキルを身に着けるタフな仕事を求められるからです。
そのため、事業会社のワークライフに慣れすぎてしまいコンサルタント業界に転身すると、過激な労働やスピード感のある仕事から挫折してしまう人も多くいます。
未経験からコンサルタント業界に転職のしやすさで言うと、第二新卒である20代や30代前半が相場と言えます。
コンサルBIG4への転職は、高度な専門知識と実務経験が必要とされるため非常に難易度が高いです。
そのため、自分のキャリアを的確にアピールし、適切なポジションを見つけるためには、専門的な知識を持った「コンサル業界に強い転職エージェント」のサポートを受けることがおすすめです。
転職エージェントとは、応募者のスキルや経験を正確に評価し、適切な求人を紹介するだけでなく、履歴書の添削や面接対策など、転職活動全般にわたってサポートを提供します。
また、コンサルBIG4の転職は独特の審査プロセスもあり筆記試験・書類審査・ケース面接など対策が必要となるためプロに頼って効率的かつ効果的な転職準備をしましょう。
本記事を読まれている方はBIG4への転職を探しながらもその先にどのようなキャリアが歩めるか悩む方も多いと思います。
近年では、厚生労働省による働き方改革関連法や、経済産業省のダイバーシティ経営の推進を皮切りに、人材の多様化やリモートワークの推進などにより従来の枠組みに捉われないキャリアパスが着目されており、コンサルタントの2nd キャリアとして「フリーランスコンサルタント」が注目されています。
フリーランスコンサルタントとは、企業組織に属さず独立した個人でコンサルティングサービスを生業とするフリーランスの職種です。
コンサルタントとは、会社の多様な経営課題と向き合い解決のための打ち手の考案や施策を実行する専門家の仕事でありコンサル会社勤めをイメージする人が多いですが、中でもフリーランスコンサルタントは、年収アップが期待でき最近注目されている次世代の働き方となります。
一方で、フリーランスの案件獲得は一人で行うことは非常に難しく独立開業に向けて不安に思う方も多いと思います。
そのような悩みを解決するために「フリーランスコンサルタントエージェント」がおすすめです。フリーランスコンサルタントエージェントは多種多様なクライアントとのコネクションを持ち、難易度の高い対法人との取引関係を持っているためスムーズに案件受注をすることができます。
当メディアを運営する、株式会社SowLabは、フリーランスコンサルタント向け案件紹介マッチングエージェントである「コンサルフリー」を運営しています。
経営戦略・新規事業開発・組織人事・マーケティング・生成AI・SAP/ERPなど豊富なコンサル案件を保有しているため、フリーランスに独立検討中の方・フリーランスコンサルタントで案件獲得に悩んでいる方は是非ご相談ください。
フリーランスギルド型トップコンサル集団
コンサルフリーは株式会社SowLabが運営する即戦力のフリーランスが集まるコンサルタント専門のプラットフォームです。TMT業界(電機/電子・インターネット・AI・通信・広告メディア・エンタメ・放送業界)を中心に、新規事業開発・組織人事・マーケティング・生成AI・SAP/ERP領域に強みを持つプロが多数在籍しています。