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コンサルやめとけ!きつい!と言われる10個の理由【コンサル体験者が語る】

コンサルやめとけ!きつい!と言われる10個の理由【コンサル体験者が語る】
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コンサルタントは就活生や転職先として人気が高い業界ではありますが、いざ仕事を体験してみると「コンサルはやめとけ!」「想像以上にきつい!」「もう辛い限界。。。」と激務やプレッシャーが大きいなど、嘆きの声をSNS上でしばしば見ることがあります。

本記事では、そのようなお悩みを持つ方に、外資コンサル会社と事業会社の両業界での経験をした筆者が複数のコンサル実務体験者の声を交え「コンサルはやめとけ!きつい!と言われる10個の理由と辞める人の特徴」について解説します。

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相馬秀幸(株式会社SowLab)

監修
相馬秀幸
株式会社SowLab 代表取締役


大手製造業・デロイトトーマツコンサルティングを経てフリーコンサルに独立後、コンサル×メディア開発スキルを活かし株式会社SowLabを創業。広告/メディア・エンタメ・放送・人材・製造・通信のTMT業界を中心に、経営戦略、新規事業、M&A、組織人事、マーケティング・営業戦略、SAP/ERP導入、生成AI活用、WEB設計/開発、SEO戦略など多数のコンサルプロジェクトを経験。

株式会社ソウラボ

執筆者/運営会社
株式会社SowLab

コンサルフリーマガジン事務局


コンサルフリーマガジンは株式会社SowLab(ソウラボ)が運営する日本最大級のコンサル情報メディア。新規事業開発・組織人事・マーケティング・生成AI・SAP/ERPを専門としたコンサルティング事業、フリーランスエージェント事業(コンサルフリー)、デジタルメディア事業を展開。

目次

コンサルやめとけ!きつい!と言われる10個の理由【体験談】

コンサル業界はハードワーク・激務でつらい・辞めたいとなりやすい

早速ですが、「コンサルはやめとけ!」「コンサルはきつい!」と言われる理由を、外資/日系のコンサルティングファームでの実務経験者の声を交えご紹介します。

1.最終意思決定を自分でできないから

コンサルタントはクライアント企業の問題解決をサポートする役割を担いますが、最終的な意思決定権はクライアントにあるため、自らの提案が直接実行されるとは限りません。

体験者コメント

【コンサル業界体験者の声】
コンサルティングプロジェクトでクライアント企業に対し、売上向上のための施策を提案したのですが、経営層の決定により採用されなかったケースがあります。もちろん自分の力不足ではあったと思っていますが、最終的に自分では最終意思決定ができず実行までコミットできない点はコンサルの辛い部分でもありますね。。。

体験者の例のように、事業会社の場合は意思決定を自らが実行でき自分ごととして仕事を遂行できますが、コンサルの場合はあくまでクライアントファーストの業態であることから責任範囲の限界がある点はストレスの原因となることがあります。

2.ビジネス基礎スキルは身につくが専門性が伸びないから

コンサルタントは多岐にわたる業界やビジネスモデルに関わることで、ビジネスの基礎スキルが身につきますが、その一方で特定分野の専門性を深める機会が少ないと感じることもあります。

体験者コメント

【コンサル業界体験者の声】
コンサル業界に入社して3年間の中で、金融、製造、IT業界のプロジェクトに関わりましたが、どの分野においても浅い知識しか得られず、専門性の欠如を感じるようになりました。いろいろな分野で仕事できる点はとてもやりがいを持っていますが、専門性が深まらない課題はもやもやとする部分でもあります。

体験者の例のように、コンサルタントは幅広い経験を積む一方で、専門的な知識や技術が身につかないというジレンマに直面することがあります。

3.プレッシャーが大きく常に成長が必要だから

コンサルタントの仕事は、高いプレッシャーの下で常に成長し続ける必要があります。

クライアントからの期待は大きく、プロジェクトの成功が直接自身の評価に影響するため、常に高いパフォーマンスが求められます。

体験者コメント

【コンサル業界体験者の声】
新規プロジェクトでの成功を求められ、夜遅くまで資料作成に追われる毎日を送り、結果としてプロジェクトは成功しました。しかし、精神的・肉体的な疲労が蓄積してしまったせいか体調を崩してしまいました。今後のキャリアを考えるとプレッシャーが常に付きまとうコンサル業界に長く居続けられるか不安になるときは多々あります。

コンサル業界で成功を収めるためのプレッシャーは時に努力の躍進力になり大きな成長につながりますが、同時にメンタルや体力にダメージを与えるデメリットもあります。

4.仕事や納期のスピードが早く忙しいから

コンサルタントの業務は、短期間での納期が多く仕事のスピードも非常に早いです。

クライアントの要求に迅速に対応するため、常にタイトなスケジュールの中で作業を進める必要があります。

体験者コメント

【コンサル業界体験者の声】
戦略コンサルにいたのですが、一週間で市場調査を行い戦略案を作成し、プレゼンテーションを行うというケースは珍しくありませんでした。このように、高いスピードで仕事を進めることは、時間管理能力や効率的な作業方法を学ぶ機会になりますが、一方で常に高いストレスを感じてはいましたね。

5.肉体的耐久力と精神力が必要な仕事だから

コンサルタントの仕事は、長時間労働が常であり肉体的な耐久力と精神力が必要です。

クライアント先での作業が多く、出張も頻繁にあるため。体力を消耗しやすい業界でもあります。

体験者コメント

【コンサル業界体験者の声】
製造コンサルだったのですが業界の特性上クライアント先は海外や地方の工場や物流拠点が多く、1か月に20日以上出張が連続した時もありました。海外出張の頻度の多いときは時差ボケで不規則な食生活に悩まされたり、地方出張の時は最初は楽しかったのですがホテル暮らしが段々と疲れてきてしまいましたね。

このように、コンサルタントの仕事は高い専門性とともに、強い体力と精神力が求められるため、健康管理が非常に重要になります。

6.離職率が高く人材の流動性が早いから

コンサル業界は、高い離職率と人材の流動性の速さが特徴です。

厳しい労働条件やキャリアアップのため、多くのコンサルタントが転職を考えます。

体験者コメント

【コンサル業界体験者の声】
某コンサル会社にいましたが、感覚的には毎年辞めている人の離職率は20%は超えていたと思います。特に若手の流出が顕著でした。もともとは事業会社にいたのですが人材の流動性にとても驚きましたね。そのせいか、コンサル会社は人間関係がドライに感じるときもあり、事業会社の長い付き合いをする文化とは若干異なるだと実感しましたね。

コンサル業界ではコンサル会社toコンサル会社を渡り歩く人も多く一般化しています。

業界としての高い離職率がある商習慣のある仕事環境の中で、人間関係を構築する難しさもあります。

7.一般業界よりも激務で長時間労働だから

コンサルタントは一般的な業界と比較しても激務であり、長時間労働が常態化しています。

クライアントの期待に応えるため、夜遅くまで仕事をすることが多く、時には週末も作業をすることがあります。

体験者コメント

【コンサル業界体験者の声】
昔のコンサル業界はチーム全員が3週間連続で週末出勤し、平均残業時間が月100時間を超えるときもありましたね。深夜を超えることは頻繁にあり終電を逃してタクシー帰りは日常茶飯事でした。今の時代のコンサル業界は結構変わってきているのでそこまでの激務はないと思いますが、まだ一部の激務の文化は残っているのではないでしょうか。

最近ではコンサル業界でもワークライフバランスが整備され、育児との両立やリモートワークの推進なども活性化され大幅に労働環境は改善されつつあります。

8.常に新しいテーマのキャッチアップが必要だから

コンサルタントは、業界の最新トレンドや技術に常にアップデートする必要があります。

新しい知識を迅速に習得し、クライアントへの提案に活かすことが求められます。

体験者コメント

【コンサル業界体験者の声】
戦略コンサル会社にいたのですが、一つのプロジェクト期間が3カ月や半年などのタームが多く、自動車・製造・電機・消費財など全く異なる業界やテーマを最初のころは経験しました。常に新しいテーマを学べることは楽しい反面、プロジェクトが変わる度にキャッチアップしなくてはいけないことは体力と好奇心の継続がないとやってられないと思いました。

コンサル業界は常に新しいテーマを学び続ける必要があるため、自己啓発への意欲が非常に重要です。

9.向上心が高い人が多く心が休まらないから

コンサル業界には、高い向上心を持つ人が多く集まります。

このような環境は、刺激的で学びが多い一方で、競争が激しく心が休まる時間が少なくなります。

体験者コメント

【コンサル業界体験者の声】
新卒でコンサル会社に入社して、よし!頑張るぞ!と意気込んでいた時は同僚が資格取得や外部研修に積極的に参加する中で、自分も負けじと努力していました。ただ、それが数年たつと段々と向上心の維持ができなくなるときがあり、コンサル業界には向上心が強い人も多く精神的に疲れてしまった経験があります。

コンサル業界は、常に高いパフォーマンスを維持するプレッシャーとなり、精神的な負担が大きくなるものやめとけ!と言われる一つの理由になります。

10.実は転職しづらいから

コンサル業界での経験は価値があるとされますが、実際には転職市場でのニーズは限定的な場合があります。

特定の専門性がないため、他業界への転職時に自身のスキルをどのように活かせるかが課題となることがあります。

体験者コメント

【コンサル業界体験者の声】
コンサルタントから他の事業会社への転職を試みたときに、コンサルタントとしての経験をどのようにアピールすれば良いかとても悩みました。基礎的なビジネススキルは自信を持てたのですが、実際に蓋を開けると事業会社の同世代の人よりも深い知見や実績が少ないなと感じるときがありました。コンサル業界から他業界への転職は結構難しい面もあるのだな、とその時痛感しました。

このように、コンサルタントから他の職種への転職は、思った以上に難しい場合があることもしばしばです。

コンサルを辞める人の特徴

コンサルのやめとけ!の理由を体験者の声をもとに紹介しましたが、改めて「どのような人がコンサルを辞めるのか?」その特徴をまとめてみました。

  • コンサルスキルを身につけられない人
  • 精神力・体力がない人
  • 好奇心のない人
  • 好奇心のない人
  • 成長意欲・向上心のない人

コンサルスキルを身につけられない人

そもそもコンサルタントとして必要となるスキルが身につかない場合、プロジェクトでのパフォーマンスが低下し、結果的に業界を離れることになる人がいます。

コンサルタントに必要なスキルには例えば下記のようなものがあります。

コンサルタントに必要なスキル一覧

#コンサルタントに必要なスキル
1ロジカルシンキング(論理的思考力)
2問題解決能力
3コミュニケーション能力
4調査・分析能力
5プロジェクト管理能力
6ドキュメンテーションスキル
7プレゼンテーション能力
8時間管理能力
9業界または領域の知識と専門性
10肉体的耐久力・精神力

上記のようなスキルに課題がある、また興味がないなどの場合はコンサル業界には向いていない可能性があります。

精神力・体力がない人

コンサルタントの仕事は高い精神力と体力を要求されるため、精神力と体力のない人は向いていないといえるでしょう。

コンサル業界では、長時間労働や大きなプレッシャーの環境で仕事をすることは常態化しているため、それらを乗り越える精神的・肉体的な強みが必要になります。

そのため、高い耐久力を持っていない人は、コンサルタントとしての仕事を続けることが難しい場合があります。

好奇心のない人

コンサルタントには、常に新しい知識や技術、業界トレンドに対する好奇心が求められます。

この好奇心がないと、新しいテーマの習得や提案の創造性が低下し、クライアントからの評価が下がる原因になります。

例えば、アサインされるプロジェクトのテーマとして新しい業界やビジネスモデルに対する関心が薄い場合、クライアントのニーズに応える高品質な提案をすることができません。

コンサルタントにとって好奇心は仕事の原動力と言っても過言ではないため、好奇心が欠如している方は向いていないといえるでしょう。

成長意欲・向上心のない人

コンサルタントは常に自己成長を求められるため、成長意欲や向上心がないと、スキルの向上やキャリアアップが難しくなります。

自己啓発に対する意欲が低い場合、周囲の同僚に比べて成長速度が遅くなり、結果として、プロジェクトでの貢献度が低下し昇格が遅くモチベーションが低下することに繋がります。

コンサル業界はスピード感のある成長が期待できる魅力的な仕事である一方で、成長意欲や向上心のない人にとっては長期的な成功が難しい環境であるとも言えます。

▼コンサルに向いている人はどんな人?

コンサルがつらいと思っている理由と反対に、コンサルに向いている人の観点を知っておくことも大切です。コンサル業界はネガティブなことだけでなく様々な魅力のある人気の職業です。気になる方は体験者が感じる向いている人を紹介しているため是非ご覧ください。

コンサルティング業界に向いている人・向いていない人の比較表

コンサルやめとけ!と言われやすい職種と業界

コンサルティング会社(コンサルティングファーム)の業界マップ・カオスマップ
コンサルティング会社一覧

コンサル業界の仕事には多岐に渡る職業や専門性があるため、「コンサルはやめとけ!」と言われやすい業界もあります。

ここでは、やめとけ!と言われやすいコンサルの職種と業界について紹介します。

戦略コンサルタントはやめとけ!

戦略系コンサルティング会社の業界マップ・カオスマップ

戦略コンサルタントとは、企業の長期的な戦略立案やビジネスモデルの構築をサポートし、コンサルティングファームでもトップレベルの年収を誇り人気の業種でもありますが、同時に高いプレッシャーと競争の激しさが特徴でもあります。

戦略コンサルタントの仕事は、会社の重要な意思決定に関与するテーマが多く、いわゆるCxOや役員などの経営層と直接やり取りする機会が多くあります。

そのため、仕事のアウトプットが直接的にクライアントのビジネスの成果に影響するため、大きな責任を背負うことからプレッシャーも大きく求められる品質も高い点は過度なストレスを抱えてしまう方もいるでしょう。

戦略コンサルタントを目指す方は、高い専門性とともに強い精神力が求められる職種であることを念頭に置きましょう。

戦略コンサルタントの特徴

戦略コンサルタントの特徴(仕事内容・スキル・資格・企業例)
職種(正社員)戦略コンサルタント
職種(フリーランス)フリーランス戦略コンサルタント
プロジェクト(例)全社経営戦略、新規事業戦略、事業戦略、事業ポートフォリオ策定、商品戦略、中期経営計画策定、海外展開戦略、AI・技術戦略、DX戦略など
必要なスキル・資格戦略的洞察能力、高い調査・分析能力、スピード感のある判断力、コミュニケーション能力、論理的思考力、市場や業界トレンドの深い知見、ドキュメンテーションスキル、など
コンサル会社(例)戦略系コンサルティング会社
(マッキンゼー、BCG、ベイン、ATカーニー、ローランドベルガー、ADL、ドリームインキュベータ、Big4系戦略部門など)
年収(正社員)650万円~2050万円
年収(フリーランス)780万円~2460万円

メリット

  • 経営全般をテーマにするためビジネスの基礎的スキルを養うことができる
  • 汎用的かつ再現性が高い仕事

デメリット

  • クライアントの業界/業態の専門性が偏りやすい
  • IT/テクノロジー/AI分野に弱い傾向がある

総合コンサルタントはやめとけ!

総合系コンサルティング会社の業界マップ・カオスマップ

総合コンサルタントは、経営、IT、人事など多岐にわたる領域を専門範囲とする総合コンサルティングファームに属するコンサルタントの職種です。

総合コンサルティングファームでは、業界×領域で幅広い仕事に携われる専門性の広さが魅力ではありますが、その幅広さゆえに専門性の深化が難しいという問題があります。

また、多様なプロジェクトに関わることで、個々のテーマに対する深い理解を得る前に次のプロジェクトへと移ることが多く、専門性の欠如を感じてしまうことがあります。

総合系コンサルタントの特徴

総合系コンサルタントの特徴(仕事内容・スキル・資格・企業例)
職種(正社員)総合系コンサルタント
職種(フリーランス)フリーランスコンサルタント
案件内容の例経営に関する全般支援、経営戦略、組織人事設計、財務会計アドバイザリ、コスト削減、業務改善支援、PMO支援など
必要なスキル・資格基礎的な経営・簿記知識、クライアントの業界知見、コミュニケーション能力、論理的思考力、ドキュメンテーションスキル、など
コンサル会社(例)総合系コンサルティングファーム
(アクセンチュア、デロイト、PwC、KPMG、EY、アビームコンサルティング、日立コンサルティング、IBMコンサル部門など)
年収(正社員)650万円~2050万円
年収(フリーランス)780万円~2460万円

メリット

  • 総合的なコンサルティングスキルを養うことができる
  • 汎用的かつ再現性が高い仕事

デメリット

  • 深い専門性が身につかない場合がある
  • 所属する部門により提供するコンサルティング領域が大きく異なりキャリアプランを描きづらい

ITコンサルタントはやめとけ!

IT・デジタル系コンサルティング会社の業界マップ・カオスマップ

ITコンサルタントは、テクノロジーや最先端の情報技術を活用しビジネス改善やシステム導入を支援するコンサルタントの職種ですが、技術の急速な進化に常に追いつく難しさがあります。

テクノロジーを主とするビジネスであることから、常日頃から新しい技術やトレンドの学習に多大な時間を費やし、クライアントの要望に応えるための知識を更新し続ける必要があります。

例として、SaaS型のクラウドサービスの導入支援を行った場合、プロジェクト期間中に新たなサービスやバージョンアップデートが行われ、提案内容を頻繁に更新する必要があります。

このように、ITコンサルタントは、最先端の技術に関われる魅力的な仕事ではある一方で、高度な技術知識とともに、常に学習を続ける必要がある点は負担になることがあります。

ITコンサルタントの特徴

ITコンサルタントの特徴(仕事内容・スキル・資格・企業例)
職種(正社員)ITコンサルタント
職種(フリーランス)フリーランスITコンサルタント
案件内容の例IT戦略、システムアーキテクチャ設計、エンタープライズアーキテクチャ設計(EA)、ITロードマップ策定、Fit&Gap検証、システム要件定義、システム設計・開発、テスト管理、データ移行管理、マスターデータ設計、API連携、運用保守、UAT・トレーニング、など
必要なスキル・資格IT・テクノロジーに関するトレンド理解と深い知見、スクラッチシステムまたはパッケージシステムに関する知見と操作経験、プログラミング開発、工程管理能力、など
コンサル会社の例IT系コンサルティングファーム(アクセンチュア、アビームコンサルティング、日立コンサルティング、IBMコンサル部門など)
年収(正社員)600万円~1500万円
年収(フリーランス)720万円~1800万円

メリット

  • IT・テクノロジーに強くなる
  • 需要の高い市場で市場価値が高くなる

デメリット

  • 常にシステムのバージョンアップに追随しなければいけない
  • プロジェクトの関与期間が長い

ベンチャーコンサルタントはやめとけ!

ベンチャーコンサルタントとは、スタートアップやベンチャー企業の成長支援を行いますが、クライアント自体の人や予算のリソースが限られている中で、スピード感のある高い成果が求められやすい難しさがあります。

ベンチャーコンサルタントの仕事では、資金調達から事業戦略の立案、実行までを一貫してサポートする必要があり、組織や取り巻く市況の変化も著しく変化することから失敗のリスクも大きいです。

例として、ベンチャー企業の新規事業のプロジェクト推進を支援している中、コロナ禍の影響から資金繰りの問題でプロジェクトが中断した事例があります。

ベンチャーコンサルタントは、高いリスクとプレッシャーの中で成果を出すやりがいのある仕事ではありますが、変化することを大前提に許容しフレキブルに動ける方が向いているでしょう。

ベンチャー・スタートアップコンサルタントの特徴

ベンチャーコンサルタントの特徴(仕事内容・スキル・資格・企業例)
職種(正社員)ベンチャー・スタートアップコンサルタント
職種(フリーランス)フリーランスベンチャー・スタートアップコンサルタント
案件内容の例ビジネスモデルの設計と検証、MVP(Minimum Viable Product)の開発支援、資金調達戦略の提案と投資家対応サポート、組織設計や採用戦略の立案、マーケティングおよび顧客獲得戦略の構築、スケーリングプランの策定(成長フェーズの計画)、財務管理とキャッシュフロー改善のアドバイス、ピッチデック作成のサポート、デジタルツールやITシステム導入の支援、スタートアップ特有のリスク管理の提案
必要なスキル・資格起業やスタートアップ特有のビジネスモデルに関する知識、財務分析や資金調達のスキル、マーケティングおよび市場分析力、問題解決力とイノベーション思考、コミュニケーション能力とリーダーシップ
コンサル会社(例)デロイト トーマツ ベンチャーサポート、Startupbootcamp(スタートアップアクセラレーター)、Plug and Play Japan、Techstars(アクセラレーター兼コンサルティング)
年収(正社員)650万円~2050万円
年収(フリーランス)780万円~2460万円

メリット

  • 成長が期待される企業の初期段階に深く関わり、大きなインパクトを与えられる
  • 多様な業界や最新のビジネスモデルに触れ、刺激的な経験を得られる

デメリット

  • スタートアップ特有のスピード感や不確実性に対応するため柔軟性が求められる
  • 成果がすぐに現れない場合があり、長期的な視点が必要

webコンサルタントはやめとけ!

webコンサルタントとは、ウェブマーケティングやECサイトの運営支援などを行いますが、デジタルマーケティングのトレンドや最新の知識が求められる難しさがあります。

例えば、SEO対策やSNSマーケティングなど、幅広い分野の専門知識を持つ必要があり、常に変化する市場環境に対応するための努力が必要です。

当サイトに関与するメンバーもSEOメディアやX(Twitter)・Linkedin・TikTok・Facebook・InstagramなどのSNS運用に携わる際に、常にサービスのアップデートや方針を理解しながら対応しなければいけません。

例として、SEOに関してはGoogleのアルゴリズム更新により、戦略を頻繁に見直す必要があったり、動画コンテンツ制作では、YoutubeからTikTokへのユーザーシフトから長尺動画からショート動画にコンテンツ制作プロセスをシフトしなければいけない、などの変化が日々発生します。

Webコンサルタントは、常に変化するデジタルマーケティングの世界で競争力を維持するために、継続的な学習と努力が必要なのです。

コンサルを辞める前にやりがいを探してみるといい

コンサルはやめとけ!と言われる理由や背景を様々な観点から理解いただき「ネガティブなことだらけでコンサル業界はやっぱ辞めようかな」と落ち込んでいるあなた。

安心してください!コンサルはそれ以上に魅力的なやりがいのある仕事です!

次はポジティブな観点から、仕事のやりがいを再発見してみましょう。

下記はコンサル業界の体験者の声をもとに「コンサルのやりがい」の例になります。

コンサルタントのやりがい

  1. 高年収・高待遇で給与が高い
  2. 仕事の難易度が高く成長率が早い
  3. 若いうちから責任ある仕事ができる
  4. 基礎的なビジネススキルを養える
  5. グローバル規模で多様な働き方ができる
  6. 知的好奇心が満たされる

コンサル業界はつらい業界であることは事実ですが、一方でその対価として得られるやりがいやメリットは大きい、と思う観点も非常に重要ですので気になる方は是非下記記事もお読みください。

コンサル会社に入ってから転職した後のキャリアプラン事例

ハイクラス・高年収コンサルタントになるためのキャリアプラン(キャリアパス)

これからコンサルタントを目指す方、既に現役コンサルタントとして活躍中の方へ。

  • コンサル業界を辞めとけ!と言われても就職・転職したい!
  • コンサル業界を辞めたいと思っているけど転職先の選択肢がわからない!

1.事業会社からコンサル会社に転職・就職する

コンサルタントになるためには、まずはコンサル業界に転職しましょう。

一方で、事業会社などのコンサル未経験からの転職は難易度が高いため、コンサル業界に強い転職エージェントを頼りながら入念な書類添削や面接対策していくことがおすすめです。

転職エージェントとは、サービスに登録することで、キャリアアドバイザーと無料で面談を行い自分の希望転職先の条件を伝達することで最適な求人を紹介してくれることに加え、書類添削・面談対策・年収交渉などサポートしてくれるため一人では対策しづらい点を強化することができます。

コンサル業界の転職エージェントの仕組み

下記は当サイトで厳選比較した転職エージェントランキングになるため気になる専門性や分野のエージェントを選んでみてください。

コンサル業界の場合は一般企業就職・転職とは異なり独特の対策が必要であるため、未経験の方には「コンサル業界特化型」に絞って対策をすることをおすすめします。

2.コンサル会社から他コンサル会社に役職を上げて転職する

コンサル会社で経験を積んだ後のキャリアプランとしては「コンサル会社から他コンサル会社への転職」があります。

コンサル会社toコンサル会社は再現性が高いため転職の難易度は低く、管理職やマネージャー、パートナーなどへの責任のあるポジションアップやコンサルタントの年収を増やせるおすすめのキャリアパスです。

コンサル会社には下表のように、コンサルタントの役職(階級・ランク)により年収や業務内容が異なります。

役職名年齢目安経験年数年収相場
アナリスト20代前半入社1年目~3年目500~700万円
コンサルタント20代~30代前半2年目~7年目700~900万円
マネージャー20代後半~30代5年目~10年目900~1400万円
シニアマネージャー30代~40代~50代7年目~20年目1400~2000万円
パートナー30代、40代、50代15年目~2000万円~数億円
コンサル会社の役職別のクライアントとの関わり方と人脈形成

コンサル業界全体では、コンサル会社から他コンサル会社に転籍することは一般化しているため、良い職位・ポストや待遇がある場合は是非チャレンジしてみることをおすすめします。

3.コンサル会社から事業会社のポストコンサルに転職する

コンサル会社で経験を積んだ後のキャリアプランとしては「コンサル会社から事業会社のポストコンサルへの転職」があります。

ポストコンサルタントとは、コンサルティングファームで実務を経験した後、事業会社の幹部やベンチャー企業のCxO、PEファンドに転籍するハイキャリア転職です。

ポストコンサルと正社員コンサルの違い

コンサル会社に勤めていると一定のラインから「コンサルのやりがい」を感じられなくなることもしばしばあります。

その中で、ポストコンサルは「ポスト」という名の通り、“コンサルティング”というポジションで問題解決能力を最大限に生かし、企業の価値最大化に貢献することが求められる仕事になります。

4.コンサル会社からフリーランスへ独立・開業する

コンサルタントとして実力をつけた方は「コンサル会社からフリーランスへの独立・開業」がおすすめのキャリアプランです。

近年では、厚生労働省による「働き方改革関連法」や、経済産業省の「ダイバーシティ経営の推進」を皮切りに、人材の多様化やリモートワークの推進などにより従来の枠組みに捉われないキャリアパスが着目されています。

中でも、ビジネス上で立場が弱いとされていたフリーランス(個人事業主・副業・複業者・ひとり社長)を守る政策である「フリーランス保護新法(通称)」を2023年4月に政府が可決したことから、“組織から個への働き方へのシフト”は注目を浴び、コンサルの独立や、コンサルからの起業を考える人は年々増加傾向にあります。

フリーランスコンサルタントとは、組織に属さない個人のコンサルタントであり企業と業務委託契約を主体とした次世代の働き方でであり、正社員から年収アップも期待でき自由度の高い仕事ができることから人気のキャリアパスになっています。

正社員コンサルとフリーランスコンサルタントの違い

下図は実際のフリーランスコンサルタントの年収になり正社員と比べても1.2倍~1.5倍の年収アップが期待できることがわかります。

フリーランスコンサルタントの年収(職位別)

一方でフリーランスコンサルタントは、下図のように正社員と比べると収入が不安定になるリスクなども多くあり独立には少々不安も抱えてしまうでしょう。

フリーランスが抱える課題調査結果グラフ

そんな悩みを持つ方はフリーランスコンサルタントマッチングエージェントを使うことで、安定的な仕事獲得をすることができます。

当メディアを運営している株式会社SowLabも業界でもトップクラスの案件供給が可能なフリーランスエージェントサービス「」を提供しているため是非無料登録してみてください。

コンサルはやめなくてもいい!フリーランスへの独立も一つの手

コンサルタント業界がもう辛くてやめたい!と思っている方、フリーランスとして独立することも一つの選択肢です。

フリーランスコンサルタントとして活動することで、仕事の選択や働き方において柔軟性が増し、自分の専門性をさらに深める機会も得られます。

当メディアを運営する株式会社SowLabは、フリーランスコンサルタント特化型案件紹介サービス「」を運営しています。

是非気になる方はお気軽に相談ください!

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コンサルタントやめとけ!に関連するよくある質問

コンサルタントはやめとけ!に関連するよくある質問を紹介します。

コンサルタントとは?何をする仕事か?

コンサルタントとは、企業の経営課題に対し専門的な知識や経験を用いて診断や助言・伴走支援を行う専門家です。コンサルタントの仕事の種類は多岐に渡り、「経営」「戦略」「財務・会計」「組織人事」「営業」「マーケティング」「SCM」「IT・テクノロジー」「AI」「SAP」など様々な観点で戦略策定や業務改善の支援を行います。

コンサルティングファーム(コンサル会社)とは?

コンサルティングファームとは、コンサルティングサービスを提供する会社を意味し、戦略・BIG4・総合・シンクタンク・人事/組織・FASなど専門分野ごとに多種多様な会社が存在します。有名な会社では、マッキンゼー・BCG・アクセンチュア・デロイト・PwC・IBMなどがあります。

コンサルタントに必要なスキルや資格は?

コンサルタントに必要なスキルは、ロジカルシンキング・問題解決能力・コミュニケーション能力・調査分析能力などがあります。

コンサルタントに必要な資格には、MBA・公認会計士・税理士などの修士や国家資格など、ITストラテジスト・SAP認定資格などのIT系の資格、TOEFL・TOEICなどの語学系の資格など多岐に渡ります。

コンサルタントの年収はいくらか?

コンサルタントの年収は、20代で500万円、30代・40代でマネージャーに昇格すると1000万円、パートナーに到達すると3000万を超える超高給取りの業界になります。コンサルタントの役職・ポジション別に給与・賞与水準が異なるため、昇格することでハイクラスな高年収を獲得することができます。

コンサルタントのやりがいは?向いている人はどんな人?

コンサルタントのやりがいは、「高年収・高待遇で給与が高い」「仕事の難易度が高く成長率が早い」「若いうちから責任ある仕事ができる」などがあります。

そのため、コンサルタントに向いている人の特徴として、「好奇心旺盛な人」「難題を解く問題解決が好きな人」「調査・分析が好きな人」などがあります。

コンサル業界はやめとけと言われる理由は?

コンサルはやめとけ!コンサルはきつい!と言われる理由は、「最終意思決定を自分でできない」「ビジネス基礎スキルは身につくが専門性が伸びない」「プレッシャーが大きく常に成長が必要」などがあります。

コンサルタントになるためにおすすめな本は?

コンサルタントにおすすめな本・書籍は、業界初心者・若手・中堅・就職/転職・独立起業などのキャリアのフェーズや、戦略・組織人事・財務会計などの専門性などのジャンル別に異なります。代表作として、「コンサル一年目が学ぶこと」「イシューからはじめよ」「論点思考」「仮説思考」などがあります。

コンサルタントの費用相場や業務委託契約の種類は?

コンサルティング費用は「コンサルタントの報酬単価」×「コンサルタントの人数」×「プロジェクト期間」で算出され、コンサルの種類別に費用相場が異なります。

契約時には、コンサルタントの業務委託契約を主としており、業務委託契約には「委任」「準委任」「請負」など様々な契約種類があり、法律行為の有無や業務責任において違いを知っておかないと違反行為にもなってしまうため注意が必要です。

コンサルティング業界の市場規模は?

コンサルティング業界の市場規模は、世界市場で2024年に3,540億米ドル、日本のコンサルティング業界市場規模は約1兆円~2兆円規模・CAGR4.0%程度で成長しています。

未経験からコンサルティング業界に転職できるか?

未経験からコンサルタントに転職は可能です。未経験の人はコンサル業界に強いおすすめ転職エージェントを利用することで、業界特有のコンサルの職務経歴書(レジュメ)やケース面接・フェルミ推定面接などの対策を行うことができます。

フリーランスコンサルとは?

フリーランスコンサルタントとは、正社員コンサルタントからコンサル独立コンサル起業し個人事業主やひとり社長で働く個人コンサルの働き方です。フリーランスコンサルタント向けマッチングエージェントとは、フリーランスコンサルタント向けに業務委託案件の求人を紹介してくれるフリーランスエージェントです。

まとめ

最後にまとめです。

コンサルをやめたい!つらい!と言われる理由を改めて振り返りましょう。

コンサル業界を目指す方/コンサルキャリアアップを目指す方へ

コンサル業界への転職やキャリアチェンジは非常に難易度が高いのも事実であるため不安な方は「コンサル業界に強い転職エージェント」や「フリーコンサルマッチングエージェント」を活用することをおすすめします!

評判・口コミで人気急増中
コンサル業界に強い転職エージェント

マイビジョン

累計支援実績1000名以上のコンサル業界特化型転職エージェント。200名以上のコンサル会社との強固なコネクションがあり独自のサポートが定評。
アクシスコンサルティング

大手ファームの4人に1人が登録する国内最大級のコンサル転職エージェント。戦略・総合・IT・財務会計・組織人事と大手ならではの幅広い案件が特徴。
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マッキンゼー、BCG、ベインなどの戦略系から、総合系、財務系、人事系、業務・IT系、シンクタンクまで、コンサル業界に特化した本格派向け転職エージェント。

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フリーコンサル向けマッチングエージェント

コンサルフリー

業界初のフリーランスコンサル特化型プラットフォームを運営。平均月額185万円以上で登録するとフリーランス向け業務委託案件検索やスカウト通知が受取れる話題のサービス。
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親会社が上場企業のコンサル会社であり、ITコンサルを中心とした良質な案件を紹介してくれるエージェントサービス。平均単価136万円のバランス力が強みのサービス。
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戦略・業務・IT領域で毎月300件以上の新規案件を取り扱う話題のフリーコンサルエージェント。平均単価170万円、業界最速水準の支払いサイト9営業日が特徴。

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