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コンサルタント業界が激務とされる主な理由は、膨大なインプットの必要性、完全実力主義、短納期での業務、そして多くのステークホルダーとの複雑な調整が求められる点があります。また、コンサルの激務度はコンサルティングの案件テーマと相関性があり、どのコンサルティングファームの業界分類が激務になりやすいか知りたい方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そのようなお悩みを持つ方に、外資コンサル会社での経験を持ちコンサル転職のプロである筆者が複数のコンサル実務体験者の声を交え「コンサル業界が激務な理由と働き方の実態」について解説します。
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コンサルフリーは株式会社SowLabが運営する即戦力のフリーランスが集まるコンサルタント専門のプラットフォームです。TMT業界(電機/電子・インターネット・AI・通信・広告メディア・エンタメ・放送業界)を中心に、新規事業開発・組織人事・マーケティング・生成AI・SAP/ERP領域に強みを持つプロが多数在籍しています。
監修
相馬秀幸
株式会社SowLab 代表取締役
大手製造業・デロイトトーマツコンサルティングを経てフリーコンサルに独立後、コンサル×メディア開発スキルを活かし株式会社SowLabを創業。広告/メディア・エンタメ・放送・製造・通信のTMT業界を中心に、経営戦略、新規事業、M&A、組織人事、マーケティング・営業戦略、SAP/ERP導入、生成AI活用、WEB設計/開発、SEO戦略など多数のコンサルプロジェクトを経験。
執筆者/運営会社
株式会社SowLab
コンサルフリーマガジン事務局
コンサルフリーマガジンは株式会社SowLab(ソウラボ)が運営する日本最大級のコンサル情報メディア。新規事業開発・組織人事・マーケティング・生成AI・SAP/ERPを専門としたコンサルティング事業、フリーランスエージェント事業(コンサルフリー)、デジタルメディア事業を展開。
コンサルタント業界が激務とされる主な理由は、膨大なインプットの必要性、完全実力主義、短納期での業務、そして多くのステークホルダーとの複雑な調整が求められる点があります。
コンサルタントは常に新しい知識を吸収し続けることが求められるため、業務時間だけでなく自己学習時間も確保しなければいけず激務になる傾向があります。
コンサルタントとは、クライアント企業が抱える経営課題を解決することを目的に、自身の専門性や経験を活かして助言や伴走支援をする外部の専門家です。コンサルタントの仕事はクライアントの課題解決のアプローチを提案しプロジェクトチームを組成し日々の業務支援を行います。
そのため、コンサルタントの種類は「経営コンサル」「戦略コンサル」「ITコンサル」「製造コンサル」「DXコンサル」など多岐に渡る各専門分野に分かれており、クライアントから信頼を得るために自身の専門分野を日々学習しなければいけないのです。
例えば、戦略系コンサルタントの場合は、昨今の生成AIを活用したAI戦略や、顧客が新規参入を試みている新市場のマーケット調査をします。また、IT系コンサルタントの場合では、新しいプログラミング言語やクラウド技術の習得が必要不可欠であり、現業を推進しながらスピーディーに知識を習得しなければいけません。
最近では、厚生労働省が職場における学び・学びなおし促進ガイドラインを促進しており、「リスキリング(技術革新やビジネスモデルの変化に対応するために新たな知識を学ぶこと)」という言葉が着目を浴びているように、時代の変化とともに特にコンサルティング業界では学び続けることが大切になります。
コンサルタント業界は完全実力主義の文化であるため、プロとしての成果に対するプレッシャーがある点は激務と感じる一因になります。
コンサルタント業界は年齢に関係なく役職・ポジションごとに明確なミッションを与えられるため、すべてのコンサルタントは「プロフェッショナル意識」を持ちながら最大のパフォーマンスを出すことが鉄則です。
下図はコンサルタントの役職ごとに役割・責任を図示したものです。
役職名 | 年齢目安 | 経験年数 | 年収相場 |
---|---|---|---|
アナリスト | 20代前半 | 入社1年目~3年目 | 500~700万円 |
コンサルタント | 20代~30代前半 | 2年目~7年目 | 700~900万円 |
マネージャー | 20代後半~30代 | 5年目~10年目 | 900~1400万円 |
シニアマネージャー | 30代~40代~50代 | 7年目~20年目 | 1400~2000万円 |
パートナー | 30代、40代、50代 | 15年目~ | 2000万円~数億円 |
例えば、新卒や第二新卒の最初の役職になる「アナリスト」は、プロジェクトチームの下支え役としてプロジェクト運営上の業務サポートや資料作成のための調査を実行します。20代前半と若い年齢層の役職ではありますが、膨大なタスク量が発生するポジションでもあり、マルチタスク能力や高度な分析能力が問われます。
また、管理職以上である「マネージャー」「パートナー」クラスになっていくと、対クライアントとの関係力強化をメインに仕事をするため、大企業の役員やCxOクラス・部長クラスに対し緊張感のあるシチュエーションで的確なアドバイスをしなければいけないのです。
コンサルタント業界では短納期での成果物作成が求められるため、仕事のスピードが非常に早い点も激務とされる理由の一つです。
コンサルティングの仕事は、クライアント企業でも解決できなかった悩みを外部の専門家にアウトソースして解決を目指すことから、扱うテーマは難易度が高く、短納期×高品質でアウトプットを出さなければいけません。
例えば、市場調査・新規事業戦略などのプロジェクトは約1~3カ月ほどで成果を求められる短納期の案件も多くあり、プロジェクトのKick offから最終報告まで息をする暇もなく怒涛の日々を過ごしたりもします。
そうしたスピード感のある質の高いアウトプットを出すために、コンサルタントに必要なスキルの一つに「問題解決能力」があります。
問題解決能力は、課題を特定し分類し原因究明し的確な解決策を導き出すスキルであるため、膨大な情報量と難題のテーマを扱うコンサルタントのスピードの根幹でもあるとも言えます。
▼コンサル業界は「やめとけ」と言われる理由
SNSの口コミでは「コンサル業界はやめとけ!きつい!」と言われることもしばしあります。その理由には、激務であることに加え、プレッシャーが大きい、最終意思決定ができない、肉体耐久力と精神力が必要などがあります。後悔しない就職・転職をするためにもコンサル業界に不安を抱える人はデメリットもしっかりしておくことが大切です。
「コンサルタント業界は本当に激務なのか?」と疑問を持たれる方も多いでしょう。ここでは、口コミや体験談から従来の激務のイメージから変わりつつあることが明らかになっていますのでいくつかの事例をご紹介します。
コンサルタント業界では、厚生労働省の働き方改革を背景に、長時間労働の是正とリモートワークの推進が進み、働きやすい環境が整備されつつあります。
総合ファームに在籍していますが、コロナ禍に急激にリモートワークが促進されたことから、アフターコロナでもリモートワークがほとんどになりました。最近は出社することも多くなりましたが、コロナ前と比べると格段に出社頻度は減り在宅ワークがメインになっています。(男性・総合系コンサルタント)
ハードワーク文化が象徴的なコンサルタント業界ですが、最近は「ワークライフバランス」を重視する企業も増え、残業時間が大幅に減少しており労働環境が改善されている声もあります。
コンサル業界に15年ほどいますが、昔のコンサル業界の働き方と今の働き方は全く違いますね。最近では「育休制度の推進」「フレックスタイムの導入」「メンタルヘルス」など、残業時間も大幅に減っています。特に女性は結婚や育児のタイミングになると、コンサル業界から他業界に転職しなければいけないほど激務で有名でしたが、今では激務な会社も少なくなり育児の両立もできる環境が整っていると感じます。(女性・総合コンサルタント)
コンサルタント業界では、労働時間の長さよりも成果や質が重視される傾向が強まりつつあります。
コンサル業界に限った話ではないですが、ベビーブーマー世代(1950年~1960年代前半生まれ)やX世代(1960年~1970年代生まれ)は長時間働く事が美化される傾向もありました。一方で、Y世代(1980年~1990年代生まれ)やZ世代(1997年~2012年生まれ)は、効率的に働く事やワークライフバランスを重視する傾向にあるため、時代と共に仕事への価値観が変わってきたと言えます。
コンサル業界は役職の変化が早いこともあり、パートナーやディレクターの年齢層が数年で大きく変わります。昔のパートナーは長時間労働が根付いた激務コンサル時代を駆け抜けてきた人だったため、「コンサルが激務なのは当たり前」という方も多かったですが、最近の管理職は逆の思想を持ち時間よりも質重視の人が多い印象です。(男性・IT系コンサルタント)
コンサルティングファームは業界分類によって業務内容やプロジェクト特性が異なるため、激務度に大きな差があります。
コンサルティングファームとは、コンサルティングサービスを提供する会社を意味し、総合系・戦略系・財務会計系・IT/デジタル系・組織人事系・シンクタンク系と様々な種類が存在し、それぞれで扱うテーマが異なります。
\コンサルファームの種類一覧/
種類 | 代表企業 |
---|---|
戦略系コンサル会社 | マッキンゼー、BCG、ベイン |
総合系コンサル会社 | アクセンチュア、Big4、アビームコンサルティング |
Big4系コンサル会社 | デロイト、PwC、EY、KPMG |
シンクタンク系コンサル会社 | 野村総研、大和総研、三菱総研 |
FAS系コンサル会社 | DTFA、PwCアドバイザリ、KPMG FAS |
組織人事系コンサルファーム | マーサー、コーン・フェリー、タワーズ・ワトソン |
ブティック型コンサルファーム | SowLab、コダワリコンサルティング、イグニションポイント |
下図はコンサルティングの案件テーマ別の特徴を「プロジェクト規模」と「プロジェクト期間」により分布した図です。
ご覧のように、長期間大人数プロジェクトはIT系のプロジェクトが多く、逆に短期間の少人数プロジェクトは戦略系やM&A系が多いことがわかります。これらのプロジェクト特性により、「コンサルの激務度」は大きな関連性を持っているのです。
ここでは、こうしたコンサル業界分類ごとのプロジェクトの性質を踏まえながら、特に激務になりやすい傾向のある業界分類をランキング形式で紹介します。
外資系コンサルティングファームは、日本資本の企業(日系コンサル)と比べて、成果主義の文化が根強く激務になりやすい業界として知られています。
日系企業の場合は、日本文化が強く福利厚生が充実していたり長期雇用を前提としていることもあり社員を長期的に育成しながら労働環境を提供します。
対して、外資系企業の場合は、「Up or Out(昇格するか、退職するか)」と言われる特有の実力主義の文化があり、コンサルティングパフォーマンスが発揮できない場合は厳しい対応がなされてしまうのです。
外資系コンサルティングファームは高収益を生むメリットがある反面、高いプレッシャーと長時間労働が伴う業界です。
戦略系コンサルティングファームは、短納期で高難度の業務が求められるため激務度が比較的高い業界です。
戦略コンサルタントの仕事内容は、経営戦略・新規事業戦略・海外展開戦略・M&Aなど短納期でプロジェクトデリバリーが求められるテーマを多く扱います。更には、難解なテーマを膨大な情報量と向き合い解決策を導くため、高度なコンサルティング能力を持ちながらスピーディーに仕事をすることが求められます。
戦略コンサルタントの特徴
職種(正社員) | 戦略コンサルタント |
---|---|
職種(フリーランス) | フリーランス戦略コンサルタント |
プロジェクト(例) | 全社経営戦略、新規事業戦略、事業戦略、事業ポートフォリオ策定、商品戦略、中期経営計画策定、海外展開戦略、AI・技術戦略、DX戦略など |
必要なスキル・資格 | 戦略的洞察能力、高い調査・分析能力、スピード感のある判断力、コミュニケーション能力、論理的思考力、市場や業界トレンドの深い知見、ドキュメンテーションスキル、など |
コンサル会社(例) | 戦略系コンサルティング会社 (マッキンゼー、BCG、ベイン、ATカーニー、ローランドベルガー、ADL、ドリームインキュベータ、Big4系戦略部門など) |
年収(正社員) | 650万円~2050万円 |
年収(フリーランス) | 780万円~2460万円 |
メリット
デメリット
財務会計系やM&A系コンサルティングファームは激務度が高い業界として知られています。
財務会計やM&A分野では、売上や利益などの会計数字を扱うこともあり絶対的にミスができない正確性のある仕事が求められます。更には、決算やM&Aの買収交渉などの明確に決められた時間軸に対し、確実に期日を間に合わせなければいけないスピード感も必要不可欠です。
財務・会計コンサルタントの特徴
職種(正社員) | 財務コンサルタント 会計コンサルタント |
---|---|
職種(フリーランス) | フリーランス財務コンサルタント フリーランス会計コンサルタント |
プロジェクト(例) | 財務/会計戦略、予算管理、コスト削減、財務デューデリジェンス、キャッシュフロー管理、資金繰り改善、IFRS対応、内部統制、コンプライアンス体制構築、経営計画、パフォーマンス評価、など |
必要なスキル・資格 | 会計士・税理士などの国家資格、財務・会計に関する業務知見、高い調査・分析能力、コミュニケーション能力、論理的思考力、ドキュメンテーションスキル、など |
コンサル会社(例) | 財務・会計系コンサルティング会社 (Deloitte、PwC、KPMG、Ernst & Young) シンクタンク系コンサルティング会社 (みずほリサーチ&テクノロジーズ、野村総合研究所 (NRI)、大和総研など) |
年収(正社員) | 600万円~1700万円 |
年収(フリーランス) | 780万円~2460万円 |
メリット
デメリット
総合系やBIG4系コンサルティングファームは、多岐にわたるサービスを提供しつつも働き方改革が進んでいるため、激務度は中程度と評価されています。
例えば、総合系コンサルティングファームで有名な、アクセンチュア、BIG4(デロイト、PwC、KPMG、EY)は昔は激務のイメージも強くありましたが、最近ではワークライフバランスの整備やリモートワークの導入率が加速的に進んでおり、柔軟な働き方が可能になっています。
総合系コンサルタントの特徴
職種(正社員) | 総合系コンサルタント |
---|---|
職種(フリーランス) | フリーランスコンサルタント |
案件内容の例 | 経営に関する全般支援、経営戦略、組織人事設計、財務会計アドバイザリ、コスト削減、業務改善支援、PMO支援など |
必要なスキル・資格 | 基礎的な経営・簿記知識、クライアントの業界知見、コミュニケーション能力、論理的思考力、ドキュメンテーションスキル、など |
コンサル会社(例) | 総合系コンサルティングファーム (アクセンチュア、デロイト、PwC、KPMG、EY、アビームコンサルティング、日立コンサルティング、IBMコンサル部門など) |
年収(正社員) | 650万円~2050万円 |
年収(フリーランス) | 780万円~2460万円 |
メリット
デメリット
IT系コンサルティングファームは、プロジェクトに応じた専門性が必要ですが、長期計画に基づくプロジェクト推進であることや、ツールの活用や効率化により激務度は中程度になります。
激務になりやすい戦略系や財務会計、M&A関連のコンサルティングワークの場合、多忙になる要因の一つにテーマ性が難解であり短納期である点があります。
対して、ITコンサルティングの場合は、システム導入時期(Go-live時期)に対し効率的かつ効果的にプロジェクト推進を行うため、比較的長期の時間軸でのプロジェクトコントロールがしやすい点が特徴です。
一方で、システム導入は決して簡単なことではなく、システム障害が起こると日々のオペレーションに大きな打撃を与えることから緊急のトラブル対応などで長時間労働や土日祝日出勤などを余儀なくされてしまう点は注意が必要です。
ITコンサルタントの特徴
職種(正社員) | ITコンサルタント |
---|---|
職種(フリーランス) | フリーランスITコンサルタント |
案件内容の例 | IT戦略、システムアーキテクチャ設計、エンタープライズアーキテクチャ設計(EA)、ITロードマップ策定、Fit&Gap検証、システム要件定義、システム設計・開発、テスト管理、データ移行管理、マスターデータ設計、API連携、運用保守、UAT・トレーニング、など |
必要なスキル・資格 | IT・テクノロジーに関するトレンド理解と深い知見、スクラッチシステムまたはパッケージシステムに関する知見と操作経験、プログラミング開発、工程管理能力、など |
コンサル会社の例 | IT系コンサルティングファーム(アクセンチュア、アビームコンサルティング、日立コンサルティング、IBMコンサル部門など) |
年収(正社員) | 600万円~1500万円 |
年収(フリーランス) | 720万円~1800万円 |
メリット
デメリット
組織人事系コンサルティングファームは、そもそも取り扱うテーマが「組織人事・働き方」であるため、コンサルティングファームのチーム文化としてワークライフバランスを重視する傾向にあり激務度は低いと言えます。
また、組織人事コンサルティングの場合は、組織設計、人事業務改革、タレントマネジメント、チェンジマネジメントなど比較的長期に渡るプロジェクトであることも多く、計画立案をしやすい点も特徴になります。
組織人事コンサルタントの特徴
職種(正社員) | 組織人事コンサルタント |
---|---|
職種(フリーランス) | フリーランス組織人事コンサルタント |
プロジェクト(例) | 人事戦略、制度改革、組織構造改革、人事業務改革(BPR)、人材育成、人材開発、タレントマネジメント、チェンジマネジメント、人事DD、人事制度統合(PMI)、HRDX |
必要なスキル・資格 | 組織人事に関する業務知見、戦略的洞察能力、高い調査・分析能力、コミュニケーション能力、論理的思考力、ドキュメンテーションスキル、など |
コンサル会社(例) | 組織人事系コンサルティング会社 (マーサー、コーン・フェリー、ウィリス・タワーズ・ワトソン、エーオン、Big4系HRコンサル部門、など) |
年収(正社員) | 600万円~1700万円 |
年収(フリーランス) | 780万円~2460万円 |
メリット
デメリット
▼コンサルティングファームは沢山ある
コンサル業界には様々なコンサルティング会社があります。下記記事で大手・外資・日系などの有名コンサル会社を一覧形式で整理しているため是非ご覧ください。
コンサルタント業界は激務であるにもかかわらず、高年収やキャリアアップの可能性が高く、多くの人にとって魅力的な職場とされています。「なぜコンサル業界が激務でも人気なのか?」その理由とメリットをご紹介します。
コンサルタント業界が魅力的であると言われる理由の一つは、一般業界よりもコンサル業界の方が年収が高い点にあります。
経営コンサルタントの平均年収は948万円となっており、一般業界の平均給与460万に対し高額な年収推進であることがわかります。(参考:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」)そのため、コンサル業界転職は20代・30代・40代・50代・コンサル未経験者など幅広い方から高い人気を誇る業界になっているのです。
また、コンサルタントの役職別にも年収水準は大きく異なり、アナリストレベルでも500万円~700万円、マネージャーレベルで900~1400万円、パートナーレベルになると2000万円を超える超高給取りが狙えるのです。
コンサルタント業界は、日系企業のように年功序列・終身雇用の企業文化はなく完全実力主義文化であるため、若いうちから高い役職を狙え年齢に関係なく仕事ができる点はメリットです。
コンサルタント業界の役職・ポジションの種類は、「アナリスト」「コンサルタント」「シニアコンサルタント」「マネージャー」「シニアマネージャー」「パートナー」が存在します。
下図はコンサルタントの役職別の責任の違いを図示したものです。
ご覧のように、アナリストはプロジェクトの下支えとして作業や調査を行い、コンサルタントになるとコンサルタントになるとチームリーダーとして一定区分のチームを牽引します。また、マネージャーになるとプロジェクト全体リードの責任を担い、最上位のパートナーになるとクライアントと対峙しコンサルティングプロジェクトを発足する営業活動を行います。
このように、コンサルタントの役職ごとに仕事のミッションやクライアントとの関わり方は大きく異なるため、年齢に関係なく役職アップができるコンサル業界は「若いうちからでも責任ある仕事ができる」業界とも言えるのです。
コンサルタント業界での実務経験を持つことで、転職市場価値が上昇し転職先の選択肢が増えることもメリットになります。
下図はコンサルティング業界から転職する先の業界の例を図示したものです。
転職先区分 | 転職先の業界 |
---|---|
コンサル系 | 他コンサルティング会社(昇格/年収UP) |
ポストコンサル系/事業会社系 | PEファンド・VC |
外資系企業 | |
大手日系企業 | |
中堅企業 | |
ベンチャー・スタートアップ(CxO) | |
独立系 | 起業 |
フリーランス・独立 |
コンサル業界を経験することで、ビジネススキルや問題解決能力などのコンサルスキルやコンサル資格が養われるため転職に有利に働くことがあります。例えば、転職難易度の高いPEファンドやVCなどの金融系への転職や外資/日系企業のポストコンサルなどでの転職も可能になります。
最近では、コンサルtoコンサルの転職として他コンサルファームに転籍するだけでなく、フリーランスコンサルタント(独立した個人のコンサルタント)」で働くスタイルも増加しており、コンサル業界で仕事をすることは未来のキャリアアップに寄与することがわかります。
▼コンサル業界は「やりがい」が沢山ある
コンサルタントのやりがいは、「高年収・高待遇で給与が高い」「仕事の難易度が高く成長率が早い」「若いうちから責任ある仕事ができる」「基礎的なビジネススキルを養える」などがあり人気の業界です。
コンサルタントとは、企業の経営課題に対し専門的な知識や経験を用いて診断や助言・伴走支援を行う専門家です。コンサルタントの仕事の種類は多岐に渡り、「経営」「戦略」「財務・会計」「組織人事」「営業」「マーケティング」「SCM」「IT・テクノロジー」「AI」「SAP」など様々な観点で戦略策定や業務改善の支援を行います。
コンサルティングファームとは、コンサルティングサービスを提供する会社を意味し、戦略・BIG4・総合・シンクタンク・人事/組織・FASなど専門分野ごとに多種多様な会社が存在します。有名な会社では、マッキンゼー・BCG・アクセンチュア・デロイト・PwC・IBMなどがあります。
コンサルタントに必要なスキルは、ロジカルシンキング・問題解決能力・コミュニケーション能力・調査分析能力などがあります。
コンサルタントに必要な資格には、MBA・公認会計士・税理士などの修士や国家資格など、ITストラテジスト・SAP認定資格などのIT系の資格、TOEFL・TOEICなどの語学系の資格など多岐に渡ります。
コンサルタントの年収は、20代で500万円、30代・40代でマネージャーに昇格すると1000万円、パートナーに到達すると3000万を超える超高給取りの業界になります。コンサルタントの役職・ポジション別に給与・賞与水準が異なるため、昇格することでハイクラスな高年収を獲得することができます。
コンサルタントのやりがいは、「高年収・高待遇で給与が高い」「仕事の難易度が高く成長率が早い」「若いうちから責任ある仕事ができる」などがあります。
そのため、コンサルタントに向いている人の特徴として、「好奇心旺盛な人」「難題を解く問題解決が好きな人」「調査・分析が好きな人」などがあります。
コンサルはやめとけ!コンサルはきつい!と言われる理由は、「最終意思決定を自分でできない」「ビジネス基礎スキルは身につくが専門性が伸びない」「プレッシャーが大きく常に成長が必要」などがあります。
コンサルタントにおすすめな本・書籍は、業界初心者・若手・中堅・就職/転職・独立起業などのキャリアのフェーズや、戦略・組織人事・財務会計などの専門性などのジャンル別に異なります。代表作として、「コンサル一年目が学ぶこと」「イシューからはじめよ」「論点思考」「仮説思考」などがあります。
コンサルティング費用は「コンサルタントの報酬単価」×「コンサルタントの人数」×「プロジェクト期間」で算出され、コンサルの種類別に費用相場が異なります。
契約時には、コンサルタントの業務委託契約を主としており、業務委託契約には「委任」「準委任」「請負」など様々な契約種類があり、法律行為の有無や業務責任において違いを知っておかないと違反行為にもなってしまうため注意が必要です。
コンサルティング業界の市場規模は、世界市場で2024年に3,540億米ドル、日本のコンサルティング業界市場規模は約1兆円~2兆円規模・CAGR4.0%程度で成長しています。
未経験からコンサルタントに転職は可能です。未経験の人はコンサル業界に強いおすすめ転職エージェントを利用することで、業界特有のコンサルの職務経歴書(レジュメ)やケース面接・フェルミ推定面接などの対策を行うことができます。
フリーランスコンサルタントとは、正社員コンサルタントからコンサル独立・コンサル起業し個人事業主やひとり社長で働く個人コンサルの働き方です。フリーランスコンサルタント向けマッチングエージェントとは、フリーランスコンサルタント向けに業務委託案件の求人を紹介してくれるフリーランスエージェントです。
最後にまとめです。
コンサルタントが激務と言われる理由を振り返りましょう。
激務で有名なコンサル業界でしたが、最近のコンサル業界は働き方改革が進みこれまで以上に人気な業界になっていましたね。
コンサル業界を目指す方/コンサルキャリアアップを目指す方へ
コンサル業界への転職やキャリアチェンジは非常に難易度が高いのも事実であるため不安な方は「コンサル業界に強い転職エージェント」や「フリーコンサルマッチングエージェント」を活用することをおすすめします!
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